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トレーニングを始めて一ヶ月ほどが過ぎた。さすがに初日のように気絶して夕方になってしまうことはなくなった。

とりあえず1ヶ月鍛えた結果を再確認するか。


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名前 アルベルト・カーテ  年齢 13


種族 人族  レベル1


職業 村人


HP 3/3→323/323

MP 1/1→61/61


STR 1→253

VIT 2

INT 1→48

MND 1

DEX 1

HIT 1

AGI 1→53


スキル 回復魔法lv1→lv2 忍耐力lv1→lv2 身体能力強化lv1(new)


固有スキル 鑑定 簡易ヘルプ


レジェンドスキル トレーニングの可能性


称号 転生者


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「なかなか順調に強くなっていっているな。特にHPの伸びがものすごい。HPだけなら冒険者でも活躍できるのではないか!さすがにそれはいいすぎかな?

STRも限界ぎりぎりの筋トレでかなり上がっているな。そのおかげで忍耐力もレベルが上がったな。INTは寝る前に回復魔法をつかい続けたらすこし伸びた。魔法を使えばどんどん上がっていくのだろうな」

「AGIは途中から走りを全力でやればもっとHPが上がると思いやったらAGIも上がってくれた。これはうれしい誤算だったな。だが今の俺は物理も魔法も防御が皆無だから早くHPとかをあげきって防御にも取り掛かりたいもんだ」

そういえばスキルレベルが上がってからの効果の確認はまだしていなかったな。

それに新しいスキルも手に入ったことだし確認してみるか。


回復魔法lv2 大きな傷も治せる 骨折などの体の内側は治せない


「まあこれは、ぱっくり切れた傷でも治せるということだろう。次は忍耐力だな」


忍耐力lv2 忍耐が上がる


「まあ、そのままだな。次は新しいスキルを見てみよう」


身体能力強化lv1 魔力を使い身体能力を上げる 比率は1秒につき魔力1


「これを使ったらトレーニングにならない気がしてまだ使ったことはなかったんだよな。今は鍛えることに集中したいし今度使ってみるか」

さすがに実践でいきなり使うのは恐いしな。

そういえばそろそろ朝食の時間だな。兄さんはもう食堂にいるだろうしそろそろ俺も行かなくては兄さんを待たせてしまう。

俺は早歩きぐらいのスピードで食堂に向かった。



食堂に着くと兄さんは座って待っていた。

幸いまだ料理は運ばれてなかったので少し安心した。

「兄さん、待たせてしまってすみません」

「いや、まだ料理もきてないし大丈夫だよ。それとアルベルト、僕たちは家族なんだ。もう少し砕けて話してくれたほうが俺は気楽になるんだがどうだろう?」

俺は兄さんたちに対して申し訳なさが先立ってあまり得意ではない敬語をずっと使っていた。兄さんから見ても少しぎこちなかったのかもしれない。とりあえず、アドモンド兄さんには少し砕けてみよう。

アルバート兄さんには保留だな。というよりもいまだにアルバート兄さんは帰ってこない。

「わかりました」

「まあこのぐらいならいいか。ひどいときはわかりましたでございますとか、なんとかいってた気がするな。別に、わかった、ぐらいでもいいんだがな」

兄さんの希望ならそうするか。

「…わかった」

「そのほうがやっぱり話しやすいな、うん」

兄さんは少し笑いながらそういってくれた。

「話は変わるが、アルベルトよ。少し体型とか顔つきとかいろいろ変わりすぎではないか?」

兄さんの指摘したように、俺はかなり体型が変わった。もともとがひどかったのもあるが、普通の人並みには戻っていた。あんなに筋トレしてるのにあまり筋肉はついてない。脂肪消費ににしかならなかったのかな。顔つきはわからないが脂肪がおちただけではないか?

それに急激にやせたが、皮がたるむこともなかった。筋トレの成果なのか、異世界だからなのかはわからんがな。

「ここ一カ月走りこんだからかな。ステータスの能力値は変わらないけどさすがにあのままだったらまともに歩けやしないからね」

当然だがレジェンドスキルのことを言うつもりはない。

「毎日朝食の時であってるからまだ大丈夫だけど、アルバートが見たら誰かわからないかもな」

兄さんは笑いながらそう言った。確かに俺もそう思う。俺が変わったのがわかったのか屋敷の使用人も見る目が変わってきている気がするのは気のせいではないだろう。


そうやって兄さんと話していたら、料理が運ばれてきた。

お米はなくてパンやスープだ。少し米が恋しくなった。

そういえば、少し料理の量や数が減った気がするが気のせいだろうか?


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