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ノーライフ・ライフ  作者: 黒留ハガネ
三章 魔力の深奥
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二十九話 其処に浪漫があるから

 里ができて百周年!

 里の内部で内々に百周年の記念祭が開かれたのだが、元々満月の夜に毎月ちょっとした宴会のような祭りのような飲み会のような何がしかを開催しているので、そこまで感動的という訳でもなかった。いやいつもよりは盛大だったんだけども。高給な酒類の大盤振る舞いとか世界各国の料理食べ放題とか木霊によるオールナイトダンスとか花火大会とか。

 ……違うな、思い返してみれば里人は普通に盛り上がってたわ。俺が特に心惹かれなかっただけで。企画も実行員も全部俺だったから、祭りを楽しむというよりもひたすら祭りを楽しんでもらうための気配りをし続けていた感がある。別にいーんだけどね、裏方でも。俺の生き様自体が裏方みたいなもんだしさ。

 それはそれとして魔法研究だ。ここしばらくはもうひたすら魔導研究、というか魔法コードの特定と作成に関係する研究と発見ばかりが成されている。現在は通称『マテリア式魔法コード特定法』、略して『マテリア式』が主流になっている。

 マテリア式ではまずマテリアに魔法を記録させる事から始まる。マテリアは魔法未記録だと寒天のような半透明の魔質で、弾力性がある。マテリアの内部で魔法を使用すると、魔法の発動はキャンセルされ、発動するはずだった魔法の魔法鎖がマテリアと結合し、結晶化する。この時、魔法として意味を成しているコード(全体の約八分の一)は強くマテリアと結合するが、魔法として意味を成していないコード(全体の八分の七)はマテリアとの結合が弱い。

 ここでミスリルを使う。ミスリルは効果範囲内のあらゆる魔法構造を分解するのだが、マテリアと結合する事で結晶化し、半ば魔質として固着している状態にある魔法鎖に関しては特殊な扱いになる。即ち、マテリアの内魔法として意味を成していないコードが結合している結合が弱い結晶部分の魔法構造は破壊し、魔法として意味を成しているコードが結合している結合が強い結晶部分の魔法構造は破壊しない。従って魔法を記録したマテリアにミスリルを使用すると、魔法として意味を成していないコードが記録されている結晶部分の魔法鎖がマテリアとの結合を切られ分解されて魔力に戻り、その部分だけ弾力性のある未記録状態に戻る。

 上の処理を施したマテリアをチオチモリンに入れる。チオチモリンは魔質を粒子単位まで分解するのだが、魔法を記録したマテリアは一つ繋がりの魔法鎖一本が記録された結晶部分を粒子一つと見なされる。よって魔法鎖の数と等しい数の比較的大きな粒子と、魔法が未記録状態のマテリアが分解されてできた細かい粒子ができる。これを遠心分離し、魔法鎖が記録された粒子のみを取り出す。

 ここからは更に煩雑化するので詳しい手順は省略するが、アムリタの魔質還元・ハオマで性質を強化した賢者の石の魔力吸引・アダマンティウムの魔力保存(魔力構造維持)を利用した魔法鎖抜き出しやら、チオチモリンで分解したタルコフ粒子による染色やら、とにかく魔質と知恵と理論を駆使して魔法鎖を六十四種類の基礎コードに分解し、またその基礎コードがどのように並んでいるのかが分かるようになった。今は連続した基礎コードのどこからどこまででどのような現象を指定しているのかを特定する段階にある。

 分析方法が複雑化した分、分析結果もより詳細になり、分析結果を利用して様々な魔法コードを作成できるようになった。その一つ、組み換え鎖の発見(作成)は特筆すべきだろう。

 組み換え鎖は「特定のコード列(A)を特定のコード列(B)に組み替える魔力鎖」である。この組み換え鎖をつくるためには、まず魔導を使う必要がある。

 魔導によって作られた魔力構造体は魔法基のみが結合している状態であるため、非常に不安定である。DNAで言えばデオキシリボースとリン酸が無く、塩基だけで無理に結合しているような状態だ。当然そんな構造ではすぐに崩壊してしまう。が、魔法として発動すれば、魔法の効果時間が続く限りは構造を保つ。しかし効果時間は有限で、長くもない。

 そこで「組み換え鎖を作る効果を持った魔法を発動させる魔導」を使い、組み換え鎖を作る効果を持った魔法を発動させ、その魔法によって組み換え鎖を作った。組み換え鎖には既に構造が判明している存在鎖(注:結合した魔力鎖の構造(密度)を魔力帯性に依らず保つ=自身の構造の崩壊を防ぐ魔力鎖)を組み込んであるため、ミスリルを使って構造を壊すか、魔法の発動範囲に巻き込んで構造を壊すかしない限りは存在し続ける。そして存在し続ける限りは効果を発揮し続ける。酵素のようなものだ。

 例えば「AAWW」という連続した魔法基列を「AWAW」という魔法基列に組み替える組み換え鎖を作ったとしよう。すると

 ……HWEAAWWWHHAEWHEAAWWEAHEWAA……

 このような魔法鎖があった時、

 ……HWE「AAWW」WHHAEWHE「AAWW」EAHEWAA……

 「 」部分に組み換え鎖が取り付き、組み換え、

 ……HWE「AWAW」WHHAEWHE「AWAW」EAHEWAA……

 このようになる。

 どのような魔法基列をどのような魔法基列に変えるかは自由に指定できる。「AH」を「HA」にもできるし、「EEAHWEWHAHAE」を「AAAHHHEEEEWW」にもできる。

 ただし組み換え鎖では「AAW」を「HEE」に組み替えるような事は不可能だ。組み換え鎖が行うのはあくまでも並びの変更であり、新しく魔法基を作ったり、どこかから持ってきたりする事はできない。

 組み換え鎖は形質魔力の構造特定と、法術の構造特定及び改造に用いられる。

 マテリア式では「魔法コード」の構造しか分からない。形質魔力(=形質魔力鎖)が変化して魔法鎖になるのだが、マテリアが記録するのは魔法、即ち魔法鎖だけであるため、形質魔力の構造は分からない。形質魔力は物質の情報を記録しており、例えば人間の形質魔力なら人間を構成する元素の種類、数、構成から、記憶、性格、体温に至るまで全てを記録している。つまり形質魔力の構造を解析できればその人間の全てを解析できる。人間解析による利点は数え切れないだろう。遺伝疾患の治療や欠損した肉体の再生などの人道的なものから、肉体改造や記憶の消去・改変などの非人道的なものまで。

 もっともヒトの形質魔力鎖はヒトゲノムよりも確実に情報量が多いから、実利に結びつくほどの結果が出るまで一体何年何十年かかるかは定かではない。スパコン的なにがしかで処理能力の高さと正確さの問題を解決しないと遠い先の話になるだろうなあ。俺が何十万体いてもベースは所詮人間の思考能力だ。計算ミスの危険性は常に付きまとう。

 一方、法術鎖の構造特定及び改造は形質魔力の構造特定よりは簡単だと思われる。組み換え鎖は魔法基「AHEW」だけでなく法術基「FUSRGY」の組み換えも可能であるため、法術鎖の特定にも応用できる。

 昆虫から魚、ネズミ、羊などの動物を大量にゾンビ化・ヴァンパイア化させて組み換え鎖を使い、どのコードをどのコードに組み替えるとどのような変化が起こるか観察し、どのコードがどのような法術を指定しているか特定する。後はそれを利用してやればいい。

 例えばゾンビとヴァンパイアの違いに支配権と腐敗があるが、ゾンビの腐敗防止を指定している部分の法術鎖を解析し、組み換え鎖を使ってヴァンパイアの法術鎖を改造すれば、腐敗しない=吸血の必要が無いヴァンパイアを作る事ができる。ワイバーンの自重軽減法術を追加しても良いし、スケルトンの再生、デュラハンの身体強化を重ねがけしても良い。実験次第では未知の全く新しい法術が発見される事もあるだろう。

 平均的な成人男性のゾンビが保有する法術鎖は約10^13dmで、その法術鎖を継続的に発動するために必要な形質魔力は約10^15dm(法術鎖は自身のオドを消費して効果を発揮するが、自力で質量をオドに変換する事ができないため、同じ共有鎖≒形質魔力からオドを受け取っている)。人間の魔力密度の最低値は現在確認されている限り0.11mpであり、それが体重60kgの人間であるとすると、体積0.06㎥だから、1mp=5719210029178565256(dm/m3)より、最低でも37746786192578530≒3.8×10^16dmの形質魔力を持っている事が分かる。もっとも素質の無い人間のゾンビでさえ、法術を三十七層重ねがけしても大丈夫だという事だ。法術の種類によって維持に必要な形質魔力量は異なるから、本当に単純計算での話になるが。

 何にせよ解析結果が出ない事には机上の空論。しばらくは解析三昧だ。










 さて。

 里の魔法文明も他の国をぶっちぎりで引き離す域にまで達した。仮に『杖』が里の外に流出しても、構造の解析や複製は不可能だろう。カートリッジと『杖』を大量に用意しておけば俺がいなくても里人だけで里の防衛、敵の殲滅が可能だ。本当に困ったらドヴェルギウムかヒヒイロカネの網状ドームで里を囲ってしまっても良い。それだけで物理的に里を攻撃できなくなる。

 まあ結論から言えば隠れ住む意味が無くなった訳だ。発見されても被害と呼べるほどの被害を受ける事は有り得なくなったから。

 かと言って「俺達はここにいるぞおおおおおお!」と積極的に宣伝して回る意味も特に無いので声高に自らの存在を触れ回ってはいないが、里の存在が表に出る事はあまり気にしないようになった。魔法の研究塔然り。アレ、高いからけっこう目立つんだよ。東の森は約千五百万ヘクタール(北海道の1.8倍)もあり、里はその中心にあるから、森の端から見ても分かりゃしないが。

 里人は見聞を広めるために、はたまた単に観光のために、あるいはひっそりと料理屋を開くために時折里から出る者が出る。念のため俺が一人同伴する規則になっていて、魔法技術についての口外は禁じられているし、自衛以外での魔法・魔導の使用は禁じられているため、マホウ大陸とフノジ大陸の住民には精霊使いと思われている。俺の使用(精霊魔法)はアリだから。

 シアン通貨による交易もひっそり細々とはじまっているが、それは今は置いておこう。

 目立つのも可、となれば、大型の建造物の建造も良し、となるわけで。未だ前世の、魔法が無い世界の価値観を引きずっている身からすれば、前世の創作物―――魔法の創作物の再現にロマンを抱くわけで。男はみんなデッケーものと大空にロマンを抱くわけで。

 つまり飛空艇でござる。造るぜー、超造るぜー。実用性も使い道もなかろうが造るぜー。なぜならそこにロマンがあるから。

 飛空艇の造船所は北の山脈、金属精製所のすぐ近くの平地にある。船の建材になる魔質の元になる元素は金属が多いため、金属の生産拠点である金属精製所の近くで造船するのが最も効率が良い。

「オーライ、オーライ」

 雪避けのためのカマボコ型の巨大な建物の中で、俺はクレーンでミスリル板を吊り下げて動かしている作業員に声を送る。建物の中では作業着のゾンビと里人が合わせて十数人、建材や設計図を手にせわしなく動いていた。

 造っているのは全長250mの大型船だ。帆は無く、合計八基の魔導エンジンで動く魔導船である。

 魔導エンジンの構造は大型の『杖』に近い。圧力魔導をエンジンの出力とし、プロペラを回して推進力とする。燃料は魔力で、賢者の石とメタトロン等を使った大型の魔力集積分離装置を搭載しているため、事実上の永久機関である。大気中の魔力を吸引し、それをエネルギーに変えているのだ。専用の大型カートリッジを使えば一時的にブーストをかける事もできる。各部にヒヒイロカネを使っているので、どれだけエンジンや船体に無茶を強いてもぶっ壊れない所が素敵だ。

 全体の形状としてはクルーザーのようなシャープな形で、離陸時には上下に押しつぶしたように船体上部と底部が収納され、翼を出して二等辺三角形のようなそこはかとなく戦闘機っぽい形態を取る。なんでわざわざ変形させるかって? ロマンだからだよ、言わせんな恥ずかしい。

 船体の外装はヒヒイロカネとミスリルの合板だ。ヒヒイロカネがミスリルをサンドイッチしている形になる。ヒヒイロカネは物理的に変化しないため、マジックアーマーは物理的に破壊も変形も変質もできない。じゃあ魔法はどうか、と言えば、それはミスリルが無効化する。ミスリルは自身の内部とその周囲の空間(0.4mm弱)のあらゆる魔力結合を切り離すため、ヒヒイロカネもチタンも魔法無効化範囲に入っていて、魔法を通さない。つまる所、この飛空艇は物理的にも魔法的にも壊せない。ちなみにヒヒイロカネにマナを混ぜてあるため、チオチモリンをぶっかけられてもすぐに船体が溶け出す心配は無い。マナの発現度は最大であるため、チオチモリンをかけられた場合マナが真っ先に溶け出し、ヒヒイロカネが溶けるのを防ぐのだ。

 外装はそんなほぼ無敵装甲である一方で、内装は木造だ。デザイン、シルフィア。東の森で採れた良質の木材を惜しみなく使い、さながら豪華客船のような贅沢な内装になっている。エマーリオ譲りの優れた美的センスを持つシルフィアが丸々二年かけて考え出した華美なのにどこか落ち着いた雰囲気の客室、ダンスホール、ジャグジーなどは、帝国の城や連合国の大富豪の屋敷にあるそれすらもあらゆる意味で凌駕する。掃除が物凄く大変な所だけが珠に傷だ。客室一部屋一部屋に備え付けのワインセラー(フェンリウム式冷蔵機能付)やら暖房(当然ムスペリウム式)やらがあるし、皿は当たり前のように純銀製、グラスだって里が誇る名工(事実上世界一)が造ったものだ。この飛空艇を価格にしたら国の三つや四つ買えるんじゃないかなーと思うよほんと。売らんけど。売るわけねーよ。

 外装の装甲に内装を含めるとかなりの重量になるのだが、そこはラピュタイトを使って軽減している。

 ラピュタイトはヘリウムが魔化した透明感のある群青色の魔質で、融解させて固めれば宝石のようになる。バルス! なアレを想像してくれればいい。ラピュタイトは魔力を消費し、重力に反発して浮遊する。魔力の消費速度(=浮遊の出力)は魔力密度に大体比例するため、高い魔力密度を帯びているほど強く重力に反発する。1gのラピュタイトの場合、最大の4.0mpで魔力消費速度は10^14dm/s。この魔力消費速度だと170953g≒171kgを浮遊させる事ができる。1gで171kg。凄まじい軽減能力である。離着陸時はこのラピュタイトの出力を調節する事で垂直に移動できるため、滑走路は要らない。まあ仮にも船だしさ。船が車輪つけて滑走路を走るとか……無いわ。いや水路って手もあるんだけどね。翼を出すのは飛行形態で、船舶形態なら水上もいける。水陸両用だ。

 速度としては単純に考えれば音速の壁もぶち破れるはずだが、空気抵抗を考えるとどうなるか分からない。船体の損傷の心配は無いんだが、まっすぐ飛ぶか怪しいもんだ。航空力学が全然発達してないからさっぱり分からぬ。一応小型の飛空艇を何隻か造ってテストはしてあるから、まあデカくなっても時速百キロ程度までは確実に航行できるだろうとは思う。ちょっとぐらいガタガタしても舵取りでなんとかなる。処女航海(?)では空中での停泊から時速数キロでの徐行、色々試してみるとしよう。

「ロバッ……監督」

 物思いにふけっていると、作業員の一人が設計図を片手に声をかけてきた。

「なんだ?」

「主砲の取り付けなんですけど、これだとガタガタになりません? 大丈夫なんですかこれ」

「うん? ……いやよく読め。右下にD-23の補足パーツ書いてあるだろ。それを先に付けるんだよ」

「え? あ、あー。すみません」

「気ーつけろよ。後で俺が点検するっつっても最初から間違えないに越した事はない」

 作業員は頭を下げて作業に戻った。

 そう、主砲だ。飛空艇には主砲が存在する。一体何と戦うのを想定しているんだと言われても困るが、とにかくロマンを実現するためだけに存在する。砲撃のできない飛空艇なんて味噌の無いおでんに等しい。喰えるが物足りん。

 主砲は大電流による熱波発光質量魔導だ。これは魔力の内運動器のオドを熱と、なんかよくわからん圧力と、若干の白い光に変換し、物質器のオドをなんかよくわからん質量に変換して打ち出す魔導である。現在の最先端の魔導だ。特に白く発光する魔導(演出目的)の発見には苦労した。発射時に光らない魔導砲なんて魔導砲じゃねえ。

 この魔導砲は約2.0×10^22dmを一瞬にして魔導として消費し撃ち出すもので、そんじょそこらの城や砦程度なら一撃で瓦礫の山に変える威力がある。カートリッジを使えば連射可能。連射できる主砲なんて主砲じゃない気がするが、連射できてしまうものは仕方ない。できれば溜め撃ちしたいところだが、現状の魔導では無理だ(発動待機状態のまま溜めれるが溜めっぱなしになり発射できず、その内効果時間切れで消滅する)。研究が進めばできるようになる見込みもあるのだが。

 飛空艇についてはこんな所だ。

 飛空艇に使われている技術は他のマジックアイテムにも使われている。例えばマジックアーマー。

 マジックアーマーは飛空艇と同じくミスリルとヒヒイロカネの合板で作られているフルプレートメイルだ。ミスリルの魔法無効化範囲が丁度ヒヒイロカネの層と重なるようになっているので、ゾンビやヴァンパイアが装備しても問題ない。ヒヒイロカネは物理的に変化しないため厚さが強度に関係せず、合板の厚さは1mmであるにも関わらず破城槌の直撃を受けても全く変形しない。衝撃は徹るから中身の無事は保障できないが。

 鎧の内部には温度計があり、ムスペリウムとフェンリウムによって温度を常に一定に保つ仕組みになっているため、蒸し焼きにして殺す事も凍死させる事もできない。

 エーテル+タキオン+メタトロンの魔質式空気ボンベを使えば装備者が生身の人間でも毒ガスが効かなくなる。

 まあ埋めたり沈めたり縛ったりすれば簡単に無力化できるんだけども。そこは装備している奴の腕の見せ所だろう。

 他にもラピュタイトを仕込んだ魔法の絨毯とか(箒は座って飛ぶと股が裂けそうになるしバランス最悪で断念した)、タキオンを使った強く踏み込むとスイッチが入って加速する七里靴とか、徐々に前世では空想に過ぎなかったマジックアイテムを再現できつつある。

 もう完全に趣味に走っているが、案外ロマンマジックアイテム作成の賛同者は多い。漫然と研究するよりも、何かしらの目標を持ってそれの実現に向けて研究する方が身が入るし楽しめるようだ。飛空艇の建造をしている作業員達の顔もイキイキしている。良きかな良きかな。


二十九話まとめ

・法術鎖の改造(ゾンビやヴァンパイアの改造)ができるようになりそうだよ、やったね!

・飛空艇建造中。

・マジックアーマー、魔法の絨毯、七里靴作成。

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― 新着の感想 ―
波動砲の予感… エネルギー充填率120%!!!!!波動砲発射ァァ!!!!
[気になる点] 踊るトレントだっけ、何処行ったのだろう?
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