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ノーライフ・ライフ  作者: 黒留ハガネ
一章 不死の起源
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十五話 研究、一日

 さてはて俺は一ヵ月ほどただひたすらに研究と言うか討議というかそんなものを続けていた訳だが、いい加減に飽きてきた。

 エマーリオは消えない熱意で一足飛びに魔法学を発展させようとしているが俺にそこまでの気力は無い。ゴーストになってからひたすら魔力密度を上げていた時期も休憩をたっぷりとってチンタラ進めていたし、一ヵ月ノンストップで研究を続行出来たのは俺にしては上出来の部類に入る。

 別に急いで研究しなくても(俺は)死ぬ訳でなし。根を詰めるとかえってやる気が失せる。俺はほどほどに人生のスパイスになる感じで研究を進めたかった。

 しかしエマーリオに時間が無い事も分かるので手伝ってやりたくもある。

 言葉の定義付けに突入する前後からエマーリオは魔術訓練に入ったが、どうにも結果が芳しくない。常時半ば無意識的に魔力を放出しそれを保持するほどに感覚が魔力放出に慣れきってしまっているエマーリオには魔力固定はハードルが高かった。体内で魔力を固定する以前に放出した魔力を引っ込める事ができないのだ。一ヵ月放出した魔力を体内に戻そうと四苦八苦して、ようやく一時間かけて魔力展開範囲を八ミール四方から七ミール四方に縮小するという有様。

 既存の魔法形態に習熟しているからこそ、魔力操作が魔法と真逆の魔術への切り替えが難しい。

 同時期に魔術訓練を始めたシルフィアの方が良い結果を出しているぐらいだ。シルフィアは既に体内でゆっくりと魔力を動かす事ができる。

 魔術熟練度マイナス? からスタートしたエマーリオは寿命が尽きるまでにゴーストになれるだけの魔力操作を修得できる可能性がほぼゼロだ。既に王国の平均寿命を越えているというエマーリオは体力も筋肉も落ちてきており、あと十年もしない内に寿命を迎え、死ぬだろう。

 しかしエマーリオ本人に死を怖がっている様子は無かった。俺がエマーリオをゾンビにする手もあったが、俺がゾンビ化処理をするとエマーリオは俺に支配されてしまう。

 そしてゴーストやゾンビになるならない以前にエマーリオは自分は寿命と共に死ぬべきであると考えていた。

 自分は『今』の時代の人間であり、今を生きて死ぬべき。新しい時代は新しい人間が作らなければならない。自分が生き続ける事は世界に硬直化をもたらす。世界の人間は次々と新しい考え方を持った者が生まれ、死に、流動してこそ発展するもので、自分が生き続けると始めこそ世界に良い影響をもたらすであろうが、やがて新しい概念や考え方の発生発達を阻害する害悪になるであろう、と言うのだ。

 分かるような分からないような。

 しかし生き続ける事が悪なら俺は悪なのか、という話だが、エマーリオはあくまでも自分の私見でありロバート殿にこの考え方を強制はしません、と言った。自分の考え過ぎなのかも知れない、とも。

 俺には死を受け入れるエマーリオの感性が分からない。シルフィアは明らかにゴースト化やゾンビ化を視野の中心に置いて魔術訓練をしているし、俺だって生き延びる可能性があればそれを必死に求めるだろう。前世はほとんど通り魔的に殺されたし今世は手の打ち様も無く病死した訳だが、死なずに済む手段が見えていればそれに縋っていたはず。

 エマーリオは自分が寿命を迎えるまでに魔法の神秘を解き明かせるとは考えていない。魔法の全ての内のほんのひとかけら、これからの研究の足掛かりを作るだけで精一杯だろうと言う。

 だがそれでも良いのだと、稀代の大魔法使いは迷いの無い瞳で言った。自分の人生をかけて最後まで研究を続ける所に意味があるのだ、と。

 俺にはやっぱりエマーリオの考え方は分からない。魔法の神秘を追求したいなら魔法でも魔術でもなんでも使って寿命を伸ばせば良いじゃないか。理が通っているかも不明な訳の分からん理屈で自分の人生の幕引きを黙って見つめるエマーリオ。本当に理解に苦しむ。

 しかし今この時全ての情熱を傾け研究に取組むエマーリオには手を貸してやりたいと思う。魔法の知識を授けてくれた恩もある事だしな。

 だから俺は飽きたからと言って研究を投げ出す事はせず、ある程度の休憩はとる様にしたものの毎日エマーリオと共に実験と考察を繰り返した。

 命尽きるその日まで、ほどほどに付き合ってやるよ。












 俺の一日はシルフィアの帰宅と共に始まる。シルフィアはほとんど毎日夕方になるとふらっと出かけていき、朝帰りする。三回どこへ出かけていたのか聞いて全部回答が「恋人」だったので四回目からは聞くのを辞めた。通い妻か。そういえば俺の村にそんな慣習があった様な……

 ある日台所で手際良く朝食を作っているシルフィアの背後に漂いながら聞いてみた。

「エマーリオはお前の恋人の事知ってるのか?」

「知ってますよ。シルフィアの好きにしなさいと言われています。大御祖父様はエルマーに会った事ありませんでした?」

 大御祖父様は俺の事だ。子孫バレしてから呼び名が変わった。

 好きにしなさいと言うのはシルフィアに対する関心の薄さなのかシルフィアの判断を信用しているのか……多分後者だろうな。シルフィアの事をどうでも良いと思っていたらわざわざ教会に馬鹿高い金払ってまで魔力覚醒させたり自分の研究を教えたりしないだろ。

「エルマーってのは恋人の名前か? まだ一度も会って無い。今度連れて来いよ。品定めしてやる」

「品定めしてどうするんですか? 言っておきますがエルマーと私を別れさせようとしたら大御祖父様でも消し飛ばしますからね」

 シルフィアは肉を捌いて血が滴る大振りの肉切り包丁を片手に俺を危険な目で見た。こえぇよ。

 数日前、軽い実験で俺の腕に炎魔法を当ててみて貰った所あっさり消滅した。ゴーストは魔力だけでなく魔法耐性も脆弱だと判明している。シルフィアが本気で魔法を使ったら俺のか弱い霊体なんざ一瞬で跡形も無くなるだろう。

「いや品定めするだけで何もしない。というか何かしようとしても出来ないだろ。俺が物理干渉も魔法も出来ないって忘れて無いか?」

「なら良いですけど……大御祖父様こそゾンビを操れば一応間接的に物理干渉できるって忘れてるでしょう。それにエルマーは魔力覚醒して無いですから大御祖父様は見えませんよ」

「単に俺がシルフィアの恋人を見てみたいだけだから問題無い」

「はぁ。そういう事なら今度連れて来ますけど……一般人に見えないのを良い事にエルマーを付け回したりしたら」

「しないしない。良い子だから料理に戻れ。包丁をこっちに向けるな」

 シルフィアは絶対零度の目で俺を一睨みしてから料理に戻った。ヤンデレてるなぁシルフィア……こいつに愛されてるエルマーってのはどんな奴なんだろう。

 しばらくこの家で過ごしていて分かったのだが、シルフィアは良くも悪くも自分の感情に素直だ。好きなら好きと言うし、嫌いなら嫌いと言う。不老になりたければ一直線に努力をする。

 もっともシルフィアの素直さは正直さと直結する訳では無いので、エマーリオを王都に呼び戻そうと時々屋敷にやってくる使者にはしれっと「今祖父は旅行に出かけておりまして……」などと嘘を吐いて追っ払っていた。エマーリオは滅多に外出しないので早々バレない嘘だ。

 教会の魔法使いも王宮の使者と同じ程度の頻度でやってくるが、こちらも手慣れた感じで上手く言いくるめて退散させていた。俺が前世の宗教について教えてからは毎回教会関係者に十字を切ってから挨拶をしておちょくっている。十字の意味が分からない教会の使者が毎回不思議そうに首を傾げるのが面白いと言っていた。

 神なんて信じて無い癖に他の世界の神に祈る仕草をするシルフィアの性根は捩じくれて捻くれた挙げ句一回転してかえって真直ぐになっている。

 さて俺は朝食を作り終えエマーリオの部屋へ運ぶシルフィアに着いて行き、そのまま研究に入った。今日は魔力の法則について。

 質量保存の法則が成り立つ様に魔力保存の法則も成り立つのだろうか?

 例えば炎魔法を使うと炎が出現すると同時に魔力は消費され消失した様に見える訳だが、魔力が全て熱量と光量に変換されたのか、酸素が二酸化炭素になるように魔力が炎を起こし魔力その物は感知不能の何かになったのか。

 魔力保存の法則を検証するにあたり、俺は魔力固定を使って魔力の存在しない空間を作った。大気中の純魔力を操作し立方体を作り、内側の魔力を側面に圧縮し空の立方体にする。これでこの立方体の中に魔力は無い。

 次に立方体の中にエマーリオの形質魔力のみを入れ炎魔法を使う、すると密度はそのままに体積をおよそ八分の七に減らした純魔力が残った。

 消えた魔力は八分の一。これが魔法に変換されたと思われる。消費され損ねた形質魔力が純魔力になったと予想され、これは後で別の実験をして確かめる事になる(※)。

 しかし消えた八分の一の魔力は立方体の中に観測する事が出来なかった。炎の熱と光エネルギーに変換されたのか?

 それを確かめるために水魔法を使った所、やはりおよそ八分の一魔力が消失した。

 炎魔法と違い熱も光も出さない擬似H2Oを一時的に発生させるだけの水魔法も炎魔法と同じだけ魔力を消失させるという事は、消失した魔力が魔法発動に伴う物理的エネルギーに変換されている訳ではないらしい。

 魔法に使用した魔力は消失する。つまり魔力保存の法則は成り立たない事が分かった。

 まあ魔力覚醒した人間が観測できると判明しているのは形質魔力と純魔力だけだから、消えた魔力は第三の観測できない魔力になっただけと言う可能性もあるのだが……正確に言えば『魔法の前後で形質魔力と純魔力の総量は等しいという法則は成り立たない』だろうか。

 ちなみに観測できないなら存在しないと断言しない理由は魔力覚醒していない人間が魔力を観測できない事にある。一般人にとって魔力は観測できないが、魔力覚醒した者であれば観測でき、確かに魔力は存在している。

 魔力覚醒した者が更にもう一段階覚醒して消失したかに見えた魔力を観測出来る様になる、という事も考えられるのだ。

 科学法則では質量は消失しない。ならば魔法法則でも同様に魔力が消失しない可能性が十分にある。消失した様に見えるのは観測方法が不適切だから……とは言っても魔法独特の法則で本当に魔力が消失している可能性も同じくらいに高いのだが。

 さて魔力保存の法則が成り立たないとすると厄介な問題がある。いずれこの世から魔力が無くなるかも知れない。

 魔力が消費されるのみの存在だとしたら当然の帰結で魔法を使い続ければいずれこの世界から魔力は消える。大気にも土にも水にも薄いとは言え莫大な量があるから百年二百年じゃ無くならないだろうが遠い未来には消えてしまう。

 しかし魔法行使で魔力が消失しても世界に存在する合計魔力量は減少しないパターンもある。

 前世でやったあるゲームに魔力を精製する世界樹というものがあった。魔法は魔力を消費するが、消費された分の魔力を世界樹が精製していると言うのだ。

 この世界でも同じ様に、魔法で魔力を消費してもどこかで何かが新しく精製供給しているのかも知れない。

 魔法の行使で魔力は消失するが、魔力を精製する「何か」が存在し消失した魔力を補填するという魔力精製論。

 消費された魔力は戻る事が無いという魔力消失論。

 観測できなくなっただけで消失していないという魔力不観測論。

 魔力精製論なら問題は無いし、魔力不観測論でも観測不可状態になっても魔力は存在しているならやりようがある。

 しかし魔力消失論だった場合はちょっと不味い。真にクリーンで持続的な魔力運用を目指すなら魔力を消費する魔法では無く魔力を消費しない魔術を身に着けるべき。

 ……が、こんな研究の足がかりを作っている段階で魔力が無くなるのではと心配してもそれは杞憂で終わるかも知れないし、ありとあらゆる物質に宿り世界に溢れている魔力を消費し尽くすとなれば途方もない年月がかかるに違いなく、未来に研究結果で魔力消失論が正しかったと判明するか、または大気中の魔力量が減り出したら(密度が下がり出したら)自重すれば良いと俺とエマーリオは考えた。

 魔力消失論が真で、魔力がいずれ消えてしまう事が確定した資源であるならば今使っても後で使っても結果は同じ。将来のために魔法は使わない様にしましょう、魔術を使いましょうと呼び掛けた所で魔術よりも圧倒的に利便性の高い魔法を捨てる者はいないだろう。石油の様なものだ。無くなるなら別のエネルギーを開発するまで。

 限りある資源の使用を一部が自重して大多数が好き勝手に消費するなんて馬鹿らしいだろ。












 午前中一杯エマーリオの部屋に釘付けになっていた俺はシルフィアが昼食を持って来るのと入れ違いに退室する。午後はエマーリオは午前の実験や考察の整理と新しい問題の抽出を行う時間で、俺は読書タイム。

 俺はシルフィアが言った様に新しく作ったネズミと猫のゾンビに物理干渉を代行させていた。遠路はるばる東の森からゾンビを町まで移動させるのは時間も手間もかかりすぎるので、シルフィアに野良猫と野ネズミを捕まえて来てもらい、毒殺してゾンビ化した。専ら本を棚から引き出したりしまったりする大まかな作業が猫担当で、ページを捲る細い作業がネズミ担当。

 人間をゾンビ化できればそれが一番使い勝手が良いなんだが、それは`まだ´やらない。いずれ今にも死にそうな孤児だの死刑が確定した重犯罪者だのを使って実験する予定だ。

 ゾンビ化すると俺に逆らえなくなるが、命令しない限り自由意思で行動できるようだし、自分が人間をゾンビ化する情景を想像してもあまり罪悪感は感じなかった。ゾンビ化前にシルフィアにでも仲介してもらって「ゾンビ化して不老にする代わりに命令に従ってくれないか」みたいな取引を持ち掛ければ罪悪感八割減だ。

 まあそれで「嫌だ」なんて言われたら当然仕方なく…………ハハハッ。決まってるだろ。言わせんな。

 今の所ネズミと猫で間に合っているから人間のゾンビ化はエマーリオとの研究の進捗次第だろう。

 さて、客間で猫とネズミを侍らせて読書に勤しむ午後は無性に眠くなる。精神的に。

 現代ほどサブカルチャーが発達していないこの世界の読み物と言えば教会発行の神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様神様した本が半数を占め、残りの半数はえらく初歩的な学術書と哲学書、一握りの小説。

 どれもどこかで見た様な内容で、特に小説は俺からしてみれば使い古された設定と展開のオンパレード。異世界でも人間の発想は似たり寄ったりらしい。

 そんな本の群でも暇つぶし程度にはなり、だらだら霞がかかった頭で読んでいるといつの間にか時間が過ぎる。エマーリオはこの時代まだまだ高価な本を学校の図書室かと突っ込みたくなる大部屋一杯に持っていて、一日に二、三冊読み進めているのだが全て読み切るには年単位でかかりそうだった。

 日が落ちて文字が読めなくなると今度は魔力放出訓練を始める。エマーリオとシルフィアが魔力固定を訓練している様に、俺は魔力操作の訓練をしていた。

 エマーリオは魔力放出に慣れたせいか魔力固定に四苦八苦しているが、俺は魔力固定に慣れたせいか魔力放出に四苦八苦している。肉体が無いため魔力を伸ばすと言うより体を伸ばすという感覚で、一度右手から魔力を放出しようと気張っていたら手が伸びてシオマネキになってしまった事がある。すぐに魔力体内操作で元に戻せたから良いものを、あのままだったら右手をだらんと伸ばした間抜けな姿で暮らす事に……

 俺はそのシオマネキ事変とシルフィアに実験で左腕を吹き飛ばされた事が切っ掛けで変身訓練も平行している。

 腕が伸ばせるなら足も伸ばせるだろうし、伸ばせるなら縮めるのも可能なはず。伸縮自在なら顔や体格を変えて変身する事もできる! はず。

 物質に依存しない魔力体だし、体の体積が半分以上あれば頭が消えても心臓が消えても大丈夫なその特性上、人間だけでなく大型の動物や無機物への変身も理論上は可能。夢が広がる。いつかシルフィアやエマーリオと同じ姿に変身して「ドッペルゲンガー!」とかやってみたい。

 しかし変身したまま戻れなくなるのも嫌なので、当面はほんっっの少し体を変形させては元に戻す、の繰り返しだ。あとはシルフィアに消された左腕を再生するついでに微妙に筋肉質にしてみたり、いい加減俺の病死人の青白い顔とカサカサの肌をなんとかしようとしてみたり。

 そんな感じで窓から差し込む月明かりに照らされながらのんべんだらりと魔力放出と変身訓練をしている内に、今日も長い夜は過ぎていく。




(※)確認実験とその結果


① 特定の魔法を純魔力の存在しない立方体内で発動させ、残留純魔力量を計測する

② ①の魔法を反復し威力を上げてから同様の立方体の中で再度使う


 ②の残留純魔力量は①の残留純魔力量よりも少なくなるという結果が出る。

 つまり形質魔力が魔法に変換される際、使用したが魔法に変換されなかった形質魔力は純魔力となる事が分かる


 なお、①、②で使用する際に立方体内で消費した形質魔力は同密度同体積である。




 実験や考察に具体的にどの程度の量の変化があったのか、という数値が出てきませんが、魔力は今のところ主観的に観測するしか計測する方法が無いので仕方ないんです。何十話か後に正確に魔力と密度の単位を定め小数点以下数桁で計測できるようになりますが、今は魔感で分かる顕著な変化しか観測できず、それ故に研究方法や研究の正確性が制限されています。


 あとあまり厳密に魔力魔法魔術法則を設定すると一人で現代科学体系を一から作るのと同じぐらいの労力が必要になるだろうと予想されますので、話がややこしくなりそうな部分は端折っていきます。

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