帰りの目印
掲載日:2026/02/20
意外とちゃんと前向きになりました。
未来にまっすぐつま先 向けてなきゃ
あしたへ歩いてけない
きょうへとしっかり踵をつけてなきゃ
いま この瞬間がだいなしになるわ
道草ウサギはお尻を揺らしてるけど
ニンジンをぶら下げるなら鼻のまえでしょ
脇見して進めるほど広い通りじゃないから
きのうまでのパン屑を落としてっても
帰りの目印にならないの
小鳥やリスが群がれば
どんな過去も残さないでくれる
だったらわたしも振り返らずにいよう
いつでも真っ赤に唇 塗ってなきゃ
あなたにキスもできない
ふたりがぴったりハートを合わせなきゃ
いま このときめきも伝わらず消える
泣き虫仔猫の真似して甘えてるけど
天秤に吊り下げるなら羽が軽いわ
謎かけを楽しむより夕暮れのほうが早く
今宵までの星屑が空を降っても
帰りの目印はいらないの
小石や花を並べたら
足もとにも星座を描けたね
負けずにわたしもキラキラしていたいな




