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ロマン・エイジ  作者: 葉桜藍
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ロマン・エイジⅦ プロローグ

 これまで人類は、永い永い歴史を紡いできた。多くの人々がその生を全うし、歴史に足跡を残してきた。


 平和な時代も、戦乱の時代も、繁栄の時も、衰退の時も、それがどのような時代であったとしても、人は与えられた時代を生きてきた。時には時代に恵まれ、時には時代に見放されて。


 歴史とは、その時代を懸命に生きた人々の記録である。平和な時代であっても、戦争の時代であっても、人々は生まれた時代を生き抜いてきた。


 そこにはただ、必死に生き抜こうとした人々の姿があるだけ。


 確かにそこには、たくさんの人がいた。幸せを願い、悲しみを背負い、友と笑い、困難に直面し、それでも彼らは生まれた時代を走り抜けた。その姿はただ、ひたすら美しく輝いていた。

 

 今から語られるのは、そんな時代を懸命に生きた人々の記録であり、全力で走り抜けた彼らの姿である。


 知ってほしい。彼らがどのように生きたのかを。


 忘れないでほしい。そこに彼らがいたということを。


 語り継いでほしい。彼らの物語を。

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