表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ロマン・エイジ  作者: 葉桜藍
40/56

ロマン・エイジⅥ プロローグ

 歴史というものはいつも唐突だ。平和な時代は穏やかで、悪く言えば退屈な日々がずっと続く。


 それなのに、歴史が変わる瞬間は前触れもなく、人々の思惑や営みとは関係なく、人々を巻き込んでくる。それまで築き上げてきたもの全てを吹き飛ばすかのように、歴史は唐突に嵐を巻き起こすのだ。


 戦争の勃発や英雄の出現。新時代の到来や革命の始まり。それらは前触れなく人々の前で起きて、世界を巻き込んでいく。


 まるで神の悪戯のように、多くの人々の運命を変えてしまう。まるで悲劇のようであり、そして喜劇のようでもあり。


 これからも歴史の嵐は唐突に吹き荒れるだろう。そして、人々はその嵐の中を懸命に歩き続けるのだ。


 嵐が終わった後、明日の世界を見るために。



 さあ、準備は整いました。


 歴史が動き出します。この日、この時、この場所で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ