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第11話 ここでぐぃーっと魔力をまげて、ばーっと注げばできるんですよ~! いや、わからん。

 俺はアーリアに今俺が掴んでいる情報と予測を詳らかに話した。伏せた方がいいかとも悩んだが、この人は俺が想定しているよりも曲者だと直感したからだ。なぜなら、こちらの解析判定(アナライズ)を誤魔化して見せたのだ。




名:アーリア・アマツネ 9歳 種族:人間 性別:女 Lv2

DEX:9 AGI:6 STR:4 VIT:6 INT:22 MEN:28

LRES:3 RES:6 HP:12/12 MP:34/34 STM:62/100




 判定は成功。なのに提示されている情報に真実は性別しか示されていない。名前も紹介された名前だがここまでくると名前すら偽名で通してそうだ。いや、そんなことよりだ。

 解析判定に欺瞞情報を提示させることができるという事実が衝撃だった。確かLOFでも弱点持ちのプレイヤーが敵対者から弱点がバレないよう隠蔽する判定はあったが、その発展系だろうか? 正直今までで一番知りたい技術だ。



「ふふふ、何かいいものでも見れたかしら?」


「えぇ。でも自分から年上だって言っておきながら見た目通りの年齢に偽装するのはどうかと」


「普段なら地獄の片道切符として乗車券を切ってあげるところだけど、思ったよりも面白い話が聞けたからチャラにしてあげるわ」


「むしろお釣り代わりに偽装技術(タネ)を教えてほしいんですけど」


「心配しなくてもちゃんと教えてあげるわよ。横やり(余計なもの)から守るのも店主の役目だもの」



 マジかよやったぜ。ただ悪魔の契約にしか感じないのは気のせいでしょうか。本当、たまに鬱陶しいが隣でニコニコ微笑む幼女が唯一の心のオアシスだね。



「あんたの着眼点はとてもよかったわ。あたしの勘では十中八九実行されるでしょうね、おめでとう」


「ははは。嬉しくないですね」


「ただこいつに首を突っ込むなら今のあんたじゃ色々足りないわね。正直身元の証明だけじゃ足りないわよ」


「だから“曇天の赤雷亭”に最初に行ったんですよ」


「悪くはないけど良い手ではないわね。よそ者のあんたが知らないのは無理ないけど、あいつはわりと堅物なのよ。その点妖精亭(うち)はその辺柔軟で身軽なの。あんた、運がいいわね」



話しといてなんだが、本当に首を突っ込むつもりらしい。俺としては好都合だが、相当面倒で厄介なことだと思うんだけどね。



「厄介ごとと面倒ごとの面白そうな話は大好物よ」


「勝手に人の心を読まないでほしいですね」



 ものすごく楽しそうに笑みを浮かべる少女に思わず溜息が漏れる。正直なところ協力はありがたいが、俺としては一定の冒険者の宿に長居するつもりはない。今いるビェーラリア大陸の知識を得るなどはあくまで手段であって目的はアルステイル大陸へ戻ることが第一だ。

 せっかくLOFの世界観に転生したのだから楽しむのは勿論だが、俺自身が設定した(作った)カイルとしての目的を果たさないわけにはいかない。これは意識が俺になってからでも根付く思いであり気持ちだ。

 彼女のことなら凡そ大丈夫だとは思うんだけど、タイムリミットがあったらまずいからなぁ……



「先に言っておきますが、俺は長くここに所属するつもりはありませんよ?」


「知ってるわよ。あんたがビェーラリア大陸(ここ)で骨を埋めるつもりはないことぐらい。でも――」



 知っているが故の確信を含んだ笑み。



「――数ヶ月で実を結ぶほど容易いことじゃないってことも知ってるわよ」


「……ですよね」



 本当、空間旅行(ファストトラベル)が使える空間術師ディメンジョンマスターにならなかったのかとつくづく思うよ。それさえ使えれば行ったことがある場所になら即座に移動できたはずなのだから。いや、無理か。あれの取得はLv14以上だったもんな。

 


「あんたが〈ファストトラベル〉でも使えれば簡単な話だったんでしょうけどね」


「例え空間術(そっち)系統の取得をしてたとしても経験値(レベル)が足りませんよ」


「あはは! 違いないわね。まぁそんな未来の話より目の前の厄介ごと(楽しいこと)を片付けましょう。そのためにもあんたにはうちの冒険者となり、早々にBランクに昇進してもらうわ」


「ん? でも査定には時間がかかると言ってませんでした?」


「それはあんたの今までの行いを全て基にした場合の話よ。でも、Bランク程度なら少し情報を弄ったうえであたしの推薦(コネ)とちょっとした実技試験(テスト)を行えば今日中に認定されるわよ」


「マジですか」


「えぇ。それにあんたがこれからやることを考えたら、ある程度の冒険者ランクもあった方がいいもの。と言うわけで、お姉さんに30分ほど時間を頂戴」



 「楽しくなってきたわ♪」と返事を待たずにカウンター奥へと軽い足取りで姿を消したアーリア。凄いな、傍から見たら遠足が待ち遠しい子供にしか見えない。



「あー、ミィエル。時間を無駄にしたくないからカイルくんに情報偽装(ディー・スタック)を教えてあげなさい。魔法の心得があればできるはずよ」


「はい~! わかりました~! と言うわけでカイルくん。ミィエルと一緒に特訓しましょう!」



 胸の前の両こぶしをぐっと握ってはしゃぐミィエルに思わず苦笑が漏れる。何だろう、アーリアは間違いなく仕事ができる女性だろうしミィエルも実力は確か。俺はたぶん選ぶ冒険者の宿を間違えてない、はずなのだが……絵面が完全に小学校なんだよなぁ、ここ。



「あ、そうだミィエル先生」


「~~~! 先生~~~」



 嬉しそうに頬に両手を当ててくねくねするミィエルに魔法よりも疑問に思ったことを口にした。



「“妖精亭(ここ)”には何人冒険者が所属してるんだ?」


「ミィエルを含めて5人ですよ~」



 ……………………少なっ!!





【特殊魔法】〈ディー・スタック〉 取得前提条件:魔法技能Lv1以上

コスト:魔法技術Lv+任意のMP 対象:術者 効果:1日

効果:習得した魔法技術レベル分のMP+αを消費することで、他者から受ける解析判定の目標達成値を消費MPの半分上昇させる。他者が元々の達成値を超えた場合は術者が設定した任意のステータスを開示させることができる。




★★ ★




 〈ディー・スタック〉の取得に思いのほか苦労した。いやだって、ミィエルの教え方、長嶋監督式なんだぜ? 感覚と擬音多くてわかりづれぇんだもんよ……

 それに技能取得のようにステータスウィンドウから選んで取得するのかと思っていたが、実際に体験しながら覚えなければならなかったため、何もかもが初体験だった。やってるうちにコツっぽいものを掴んだかなって思ったらしれっと習得魔法欄に〈ディー・スタック〉が表記されてた。もしかしたら天の声的なものが頭に響くかと思ったらそんなことはなかった。


 きっちり30分でカウンター奥から戻ってきたアーリアは、「これを付けなさい」と“歌い踊る賑やかな妖精亭”のエンブレムを投げ寄越す。受け取ったエンブレムを見れば、6枚羽根のポニーテールの妖精と音符が描かれた綺麗なエンブレムだ。俺が持つ“幸運の蒼き小鳥亭”のエンブレムはペンダントトップになるが、こちらはバッチの様に衣服につけられるようになっているようだ。



「その中にはあんたが過去行った実績の一部と偽装後のステータスを登録してあるわ。名前、種族、性別はそのまま。ただあんたは《ブレーダー》メインのLv9の冒険者ってことにしてあるから。〈ディー・スタック〉でそのようにステータスを偽装なさい」



 「詳細はこれに記しておいたわ」と渡された羊皮紙の通りに俺は〈ディー・スタック〉を用いてステータスを偽装する。消費MPは多めにして解析で抜かれないようにしっかりと予防線を張る。




名:カイル・ランツェーベル 17歳 種族:人間 性別:男 Lv9

DEX:30(+2) AGI:32(+1) STR:30 VIT:21 INT:18 MEN:24

LRES:12 RES:15(+2) HP:50/50 MP:51/51 STM:48/100


〈技能〉


冒険者Lv9

《メイン技能》

フェンサーLv5→ブレーダーLv4

コンジャラーLv5→ドールマスターLv4

《サブ技能》

スカウトLv5→ハンターLv2

レンジャーLv3

セージLv1

エンハンサーLv5→チーゴンLv3

アルケミストLv5→ハイアルケミストLv3

コマンダーLv5→ウォーリーダーLv2

《一般技能》

コックLv3

クレリックLv3




「サブ技能のレベルを弄らないで良いのは助かるな」


「基本的に単独(ソロ)で実績を積んできたことにしたもの。それぐらい充実させとかないとまずいでしょ」


「助かります」


「あと本来のレベルはなんとしてもバレないようになさい。そうすればちゃんとあたしが守ってあげる(・・・・・・)わ」


「肝に銘じておきます」



 含みが凄いけど恐らく国や冒険者ギルドの介入から守ってくれるってことなんだろうな。事実俺のステータスは英雄クラスと言っても過言ではない、レベル限界一歩手前のステータスだ。そんなのが所属不明(フリー)でふらふらしてたら、取り込まれるか排他されるかしかないもんな。

 しかし自信満々にそれらを相手どれるって言うんだから、アーリアは何者なんだろうな。俺にとって都合が良すぎて少し怖いね。見た目が幼いから余計に強キャラ臭が凄いもんなぁ。



「さ、ちゃっちゃと手続き終えるわよ」


「了解です」


「あ、ミィエルは留守番してなさい。店を閉めるわけにはいかないもの」



 がーん! と言う疑問が表示されるような落胆ぶり。客なんていないんだからどうせ閉まってるのと一緒じゃすみません。留守番頑張ってミィエル。強く生きろよ。


 眼光鋭いアーリアに続くように店を出る。後ろからの恨みがましい視線が痛い。



「ちなみになんでミィエルを留守番させたんですか?」


「あの娘がいるとややこしくなるからよ」


「天真爛漫すぎるとかですか?」



 「違うわ」と首を振り、「今から冒険者ギルドに向かうのだけれど」と前置きをし、



「ミィエルがいると話が進まないどころか試験じゃなくなるからよ」



 大層呆れた嘆息が漏れる。え? どう言うこと? 答えになっているようでなってない。ただ行けばわかる、的な空気を出されているので着いた時の楽しみとしておこう。



「もう一つ。〈ディー・スタック〉はアーリアさんが開発した魔法ですよね?」


「そうよ。あたしのオリジナルよ」


「妖精亭には5人所属しているって聞きましたけど、全員使えたりするんですか? こう、所属特典的な感じで」


「馬鹿言わないでほしいわ。あたしの魔法は安くないのよ。使えるのは私とミィエル、あんただけよ」



 マジですか。ミィエルは何となくアーリアのお気に入りって感じがしたからわかるけど、他は俺だけですか。



「心底光栄に思いなさい。ま、あんたには特に必要だったことと、面白い情報のお礼も含まれてるわ」



 これは俺自身の情報とこれから起こる厄介ごと(イベント)へのお礼ってことかな。どちらにしろ大変ありがたいので心から感謝はしておく。アーリア先生、ありがとうございます。



「ちなみにミィエルのステータスも普段から偽装を?」


「してないはずよ。覚えさせてはいるけど、普段使いはさせてないわ。MP消費も馬鹿にならないもの」


「おっしゃる通りで」


「逆にあたしからも一つ。あんた、どうやってアルステイル大陸からビェーラリア大陸に渡ってきたの?」



 転生したんでわかりません、なんて言えない。かと言って誤魔化しは効かないだろうし。



「正直に言いますけど、わからないんですよ」


「わからない? 記憶にないってこと?」


「俺は確かにアルステイル大陸にいたはずなんです。エンブレムにも記録は残ってますよね。でも気づいたらビェーラリア大陸に居たんですよ。ですから魔法で飛ばされた、と俺は思ってるんですけど……それにしたって飛ばされた理由も心当たりないんですよね。だから可能であればその辺りも調べたいと思ってます」


「事故なのか、故意なのか……記憶障害が発生すると言うことは不完全な転移魔法? 事故による失敗であれば大陸同士を繋げる未発見の転移門(ゲート)が存在するということにもなるわね。興味深いわ」



 実際、俺が(カイル)になる前は間違いなくアルステイル大陸にいたはずだ。結果的に最終セッションとなってしまったが、その時は間違いなく交易都市ルプト・ハーツェンで終えている。アーリアが否定しない以上、エンブレムに登録されている情報でも間違いない。だからその後、何かしらの事件か事故に巻き込まれたと言うことになる。



「情報が足りなさ過ぎて判断しようがないわね。カイルくんの頭を叩いたら都合よく思い出さないかしら?」


「俺は壊れかけのラジオかよ!?」


「? らじおって何かしら?」


「……俺の住んでた街にいる機械仕掛けのゴーレムです。しょっちゅう動きに支障をきたすんですけど、コア部位殴るとなぜか調子が良くなるんです」



 「機械仕掛けのゴーレムなんて今どき珍しいわね」と興味をなくしたのか再び思考の海に身を投じるアーリア。危ねぇ……出鱈目で注意を逸らせてよかったよ。


 その後は差し障りのない質問と返答を繰り返し、中央通りから北門方面へ歩くこと20分程。アーリアが何かしらの結論を付けたところで冒険者ギルド・ザード・ロゥ支部に辿り着く。

 建物は大きく5階建て。1階が受付となっており、2階には会議室や応接室、3~4階のフロアにそれぞれの技能の専門家が部屋を持ち、最上階は派遣された職員の宿舎となっているらしい。


 アーリアは受付に顔を出してくるとのことでロビーにて待つことに。そうだ、少し気になっていたところだし試してみたいことを試しておこう。あ、やっぱりできるっぽいな。この魔法凄いな。


 俺が試したいことを試し終えると、戻ってきたアーリアが「こっちよ」とロビーの奥へと進み、訓練場と書かれた部屋へと足を運ぶ。

 中は簡潔に言えばコロシアムだ。中央に十分な広さを誇る戦闘ステージ、数メートルはある高い壁で円形に囲い、階段状に観客席が設けられている。ぜひ実際試合をしているところを串焼きでも食べながら見たいものだ。



「やぁアーリア女史。研究以外に興味のない君が昇級試験実施申請をするなんて、どんな風の吹き回しだい? ミィエルちゃんの昇級試験なら僕が喜んで受け持って合格にするよ」



 声の方向へ視線を向ければ軽鎧に身を包み、ウェーブがかった銀髪の優男がひらひらと手を振っていた。アーリアを見ればとれも面倒くさそうな表情を浮かべている。あぁつまり、ミィエルを連れてこなかったのはこいつがいるからか。ミィエルの名前を呼ぶときだけやけにねっとりと発音してたし間違いないだろう。

 俺自身GMで演じる分にも他GMに演じられる分にもこういうキャラは嫌いじゃない。だが今俺が優先すべきは彼ではない。

 俺はアーリアにだけ聞こえるように、



「アーリアさん。こいつを再起不能にすれ(ぶちのめせ)ば試験合格ですか?」


「それは面白い提案だわ。採用」



 オーケーボス。許可が出たことだし、アーリアを庇う様に前に出る。胡乱げにこちらを見る優男に、俺も冷めた視線で応対する。解析判定(アナライズ)――失敗。まぁ俺のセージ技能は素人に毛が生えたようなもんだしな。ならば力量判定(スペクタクル)――成功。



名:ウェルビー・シュトナック 種族:人間 性別:男 Lv9



 実力者だね。試験官を担当するって言うだけある。細身の体と軽鎧からしてタフさを得りにする前衛ではない。武器は腰に提げているのは鞭か。解析失敗故技能はわからないが、さて……せっかくの対人戦だ。いろいろ試させてもらおうかな。「初めまして試験官さん」とトントンと爪先で床を蹴り、右足を引いて半身を開き左こぶしを中段に添える――左前中段の構えをとる。



「昇級試験、よろしくお願いします」


「はぁ? なんで僕がお前のような男の試験をやらなければならないんだい? ミィエルちゃんじゃなければ僕はやらないよ」


 馬鹿馬鹿しいと態度で背を向けるウェルビーに俺は適当な言葉を贈る。


「俺の先生を親し気に呼ばれるのですからお強いのでしょう? 教え子として胸をお借りしたく存じます」


「……おい、誰が誰の先生だって?」



 ぴくりと耳が動き、振り向く視線には心成しか殺気が込められている。だから俺は丁寧に言葉を紡ぐ。



「ですから、俺の先生はミィエル先生だと言ってるんですよ」


「ミィエル……先生、だと…………?」


「先生は優しいですから、出来の悪い俺を手取り足取り鍛えてくださったんです」


「手取り……足取り……だとぉ……?」


「えぇ。カイルくんなら絶~っ対に合格ですね~、って期待の笑顔で送り出していただきました。ですので貴方を倒し、合格させていただきます」


「ミィエルちゃんの……笑顔…………だとぉおおおおおっ!?」



 ピキピキと額に浮かぶ青筋と向けられた瞳の動向が完全に開いている。この程度の言葉でその状態はあんたやべぇよマジで。ちょっと俺が思ってたよりイってるな……。TRPGなら笑い話ですむけど、実在する人物となるとここまでやべぇのか。ドン引きだよ。


 ゆらりと幽鬼のごとき仕草で身体を俺へと向けると狂気の瞳で告げる。



Lv6(・・・)風情が――良いだろう小僧……僕自ら相手になってやる」



 腰に帯びた鞭を握り2度、鋭い音を立てて打ち付けられる。鞭が打ち付けた先に光り輝く魔法陣が形成され、



「そして小僧をギタギタにしてェ、頭を撫でてもらうのはァ! この僕だぁあああああっ!!」


『グルルルルル! ガァアアアアアア!!』


「アーリアさん、こいつ衛兵に突き出した方がよくないですか――って、おぉ! 魔獣使い(テイマー)か!」



 黒毛並みの大きな牙を2つ持つ豹――ツーファング・ジャガー2体が俺を噛み砕こうと牙を向いた。


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