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第115話 カウントダウン3・日常

大変長らく間隔をあけてしまいすみません。

本日からペースを戻していけるとおもいますので、よろしくお願いいたします。

リル視点→ミィエル視点です。

「ふぁあ……」



 朝食を摂ってから、ミィエルとカイルの用事を済ませる為冒険者ギルドに向かう途中。思わず私は大きな欠伸を口にする。



「リル~、寝不足~ですか~?」


「……えぇ。ここのところ、学べることが面白くてつい夜更かししちゃうのよ」



 朝食後のコーヒーまで口にしたのに、連日の夜更かしはやっぱりくるわね……。

 したくもない欠伸を何度かしながら、私は解り切った原因を口にすれば、ミィエルに呆れた視線を送られた。



「寝不足で~、いざ~って~時に~、ふ~らふら~なんて~、だめ~ですよ~?」


「気をつけるわ」



 言いつつ再び欠伸を噛みしめる私に、セツナが「何か眠気覚ましをお持ちしましょうか?」と気遣ってくれる。私は「大丈夫よ」と首を振って視線をミィエルへと送り、



「カイルが犯した“失態”について詳しく聞かせてもらえば、目が覚めると思うのだけれど?」


「ミィエルの~口からは~、言えません~。ご本人に~、お訊ね~ください~」



 笑顔で断るミィエル。まぁそうなるわよねと思いつつ、ぴくりと反応したセツナに『気になるわよね?』とエルフ語で同意を求める。



『……いえ、セツナは全く思いません』


『凄いわね。本当に一晩で解るようになったのね』


『多かれ少なかれ。ですが早朝から主様とウルコットにご迷惑をかけてしまったです』



 苦笑いを浮かべるセツナ。どうやら私が持ってきた教材に悪意ある誤表記があったようで、セツナの意図とは逆の意味をウルコットに伝えてしまったのだとか。

 私が自室から降りてきた頃には、カイルの失態話をしていたから既に解決はしていたみたいだけれど。



『だから間違いがあれば、リルに指摘してもらえると、大変助力になります』


『任せなさい。ただ流暢に喋れるようになるだけじゃなくて、適切な言葉選びからエルフ特有のスラングに至るまでしっかり教えてあげるわ』


『はい! よろしくお願い致します』



 真剣な表情で頭を下げるセツナに、私としてはここまで聞き取りもできて、堅いながらも喋れるのなら十分だと思うのだけれどね。しかも勉強し始めてまだ1日も経ってないのだし。



『姉さん、セツナの品位を貶めるような余計なことは教えるなよ?』


『……ちょっと、それどういう意味?』


『どうもこうもない。そのままの意味だ。第一、俺は教材の誤訳だって姉さんの仕業を疑ったのだからな』


『へぇ……朝からセツナちゃんに言葉攻めされた上、姉から折檻されたいだなんて、困った弟を持ったものだわ」



 思わず零れる笑み。ついつい右手は『ククリナイフ』に手が伸びてしまうわ。



『ぐっ……姉さんの過去を考えればそう疑いたくもなるだろ』


『失礼な弟ね』



 私は、ここが“妖精亭”ならまだしも街中だし仕方ないわね、と矛を収める。微笑ましいものを見るミィエルの視線が気になったっていうのも理由の1つなのだけれど。



『あんたこそ、いい加減共通語を何とかしなさいよ。このままじゃ、数日もしないでセツナがあんたの先生になるわよ?』


「…………解ってイる」



 こいつ、一瞬それもいいかもって思ったわね? 我が弟ながら難儀な相手を好いたものだと思うわ。

 私は種族の違いなんてとやかく言うつもりもないし、ウルコットの自由なのだけれど、セツナはハードルが相当に高いと思うわよ? これだけ主様(カイル)大好きっ()なうえ、カイル(父親)娘思い(父親)なのだから。果たして弟が入り込む余地があるのかしら……。でもまぁ、好きになってしまった者は仕方ないわよね。

 姉としては頑張れ、としか言えないわ。


 視線の先でセツナがウルコットにエルフ語の教えを乞うている様子に、少々憐みの感情を含みつつ、カイルから渡された買い物リストを手元に広げる。

 そこには多種多様な消耗品から装備品まで記載されており、冒険者稼業に慣れない私からすると引くほどの内容となっていた。中には明らかにカイル自身が必要としないアイテム――主に私やミィエルが使用すると思われるアイテム――まで記載されている。



「ねぇミィエル。買い出しの内容なのだけれど、こんなに必要になるものなの?」


「う~ん、消耗品(しょ~も~ひん)なんかは~、常に余裕(よゆ~)を持たせた方が~い~のは~、確か~ですよ~。ただ~、カイルくんは~冒険者(ぼ~けんしゃ)全体~から見ても~、特に~慎重(しんちょ~)な~だけ~ですよ~」


「慎重ってレベルなのかしら? 矢なんて一月以上持ちそうだけれど」


状況(じょ~きょ~)が状況、ですからね~。それに~、矢や弾丸(たま)なんかは~、ある程度(て~ど)は~パ~ティ~共有(きょ~ゆ~)資金で~、賄うつもり~みたい~ですからね~」


「それって私的には助かるけど、普通、じゃないわよね?」


「固定パ~ティ~なら~、ないことは~ない~ですよ~? ただ~、普通(ふつ~)は~個人負担~ですね~」



 ただ報酬の配分など、この辺りは所属する冒険者の宿やパーティーごとに決まっているらしい。固定パーティーでも報酬は成果制にするところもあれば、カイルのように矢弾も必要経費として精算した上で個人ごとへの報酬とするところもある。ただし一時参加(スポット)の場合は、基本個人負担となることが多いらしい。

 冒険者として常に自分の最高のパフォーマンスを出せるよう準備するのも仕事の内、だからなのでしょうね。



「ミィエルも~賛成(さんせ~)して~ますから~、気にしなくて~いいですよ~」


「あまりカイルとミィエルにおんぶに抱っこは避けたいのだけれど」


「先輩が~、良いって言うのだから~、甘えとけば~良いんですよ~。報酬(ほ~しゅ~)の~大半を飲食~に充てて~、装備(そ~び)は~全部~お任せ~とかじゃ~なければ~、ね~」


「さすがにそこまで図太くはなれないわ」



 中にはそう言う寄生冒険者もいるんだとか。前衛の癖に装備の更新はせず、自分の欲を満たすためだけに充て、いざとなったらパーティーメンバーにたかったりするらしい。私もウルコットもなるつもりはないけれど、未来の自分をしっかりと自制できるようにしなければと思うわ。


 その後はウルコットがカイルに稽古をつけてもらった話に触れ、ミィエルとセツナのタッグですら有効打をまともに与えることが出来なかったと言う。さすがはレベル「13」(最高ランク)の実力者だと思うわ。



「リルも~、覚悟しといた(ほ~)が~、い~ですよ~?」


「そうダゾ姉さん。姉さんもアイツにシコタマ叩きのめサレると良い」


「……姉に言う言葉じゃないわね」



 模擬戦形式で叩きのめされては回復され、叩きのめされては回復されを繰り返しボコボコにされた弟が良い笑顔で宣ってくれるものだから、取りあえず脛を蹴り飛ばして黙らせる。でも実際、カイルは私にどんな指導をするのかしら? 彼なら弓も平気で扱えそうな気もするのだけれど。買い物リストに短弓と長弓も書かれていることだし。



『主様に任せておけば、問題なし、です!』


『……それもそうね』



 知識のない私が考えても仕方のないことだと思うし、戻ったら色々聞いてみることにしましょう。






 ☆ ☆ ☆






「ラナ~ちゃんは~、いま~すか~?」



 セっちゃん達に買い物を任せたミィエルは、一足先に冒険者ギルドのロビーに顔を出すことにしました。今日は“瑠璃の庭園(アズール・ガーデン)”としての活動ではなく、先日報告した“大氾濫(スタンピード)”への調査がどうなっているのかを確認するためです。



「おはようございます、ミィエルさん。ラナーは少し席を外しておりまして、少々お待ちいただけますか?」


「おはよ~ございま~す。バ~リ~くん~、お疲れ~ですか~?」


「いや~、あはは。“大氾濫(スタンピード)”の件もそうですが、先日の《決闘(デュエル)》の件で色々ございまして……」



 ラナーちゃんの代わりに対応してくれたのは、少々目の下にクマを作ってしまっている男性職員――バーリーくんです。生真面目で良い人なんですけど、気弱なせいで何かと冒険者に脅されることが多い職員でもあります。

 丁度先日、ガウディとの《決闘》を画策した際に巻き込んでしまったのがこの人――バーリーくんでして、ちょっと申し訳ない気持ちになります。



「あ~……その節は~ご迷惑を~、おかけ~しました~」


「いえいえ! ミィエルさんはむしろ被害者ではないですか! 私が毅然とした態度で対応できなかったことが原因ですので、どうか頭をお上げください」


「……あっ! 良かったら~、これを~休憩(きゅ~け~)の時に~でも~、召し上がって~ください~」



 罪悪感がもの凄いです。なので【マジックポーチ】から、セっちゃんと一緒におやつ用に焼いたスコーンをそっとバーリーくんに差し出します。



「え!? こちらは、まさかっ――」


「ミィエルと~セっちゃんで~、焼いたスコ~ンですよ~。と~っても~、レアもの~ですよ~?」



 だって主であるカイルくんの為だけに、セっちゃんは料理を学んでいるわけで。宿のお仕事以外で、カイルくん以外に向けた料理なんて絶対にしませんからね。ミィエルだけで作ったものよりも、希少性は遥かに高いですよ~?



「もし~なんでしたら~、お金に換えて~しまっても~かまい~ませんよ~?」



 ミィエルの料理が高額で取引されているのは、マスターに言われずともミィエルも知っておりますし、ちょっとしたボーナスだと思えば良いと思います。



「め、めめめ滅相もないっ! しっかり大切に頂かせていただきます! ただ、ですね……これがラナー(彼女)にバレた時の方が、恐ろしいわけでして……」



 「ましてや換金などしたとバレたら……」と顔を青くさせてしまうバーリーくんに、ミィエルは「だいじょ~ぶ」ともう1つの包みを【マジックポーチ】から見せる。



「ラナ~ちゃん(よ~)は~、ちゃ~んとあります~から~」



 元々これからお世話になるラナーちゃん用に作り始めたものですからね。ちゃ~んと用意してありますよ。

 バーリーくんもそれを見て安心したのか、ようやく安堵の笑みを浮かべてくれました。



「あら? ミィエルちゃんじゃない? 今日はどうしたのかしら?」


「お戻りになりましたか、ラナー副補佐官。では私はこれで失礼します。ミィエルさん、ありがとうございました」


「い~え~」



 丁度そのタイミングでラナーちゃんが戻ってきたので、バーリーくんは笑顔で仕事に戻っていきました。



「改めておはようございます、ミィエルちゃん。今日は可愛いお召し物だけど、どうしたのかしら?」


「おはよ~ございま~す。先日の~件で~、進捗を~伺いに~きました~」


「あら? デートのお誘いではないのね。残念」


「ふっふっふ~。今日は~セっちゃんと~、デ~ト~です~」


「……と言う事は、セツナちゃんの普段着が見れるのね!」


「ミィエルと~、お揃~ですよ~」


「あらあらまぁまぁ! では【魔導写真機】を用意しなければなりませんね!」



 両手を合わせて花が咲いたように微笑むラナーちゃん。個人で楽しむのであれば、ミィエルもそれぐらいだったら問題ないと思いますよ。



「それで~、調査の~方は~、どうなってます~?」


「……情報提供者のミィエルちゃんだからお伝えしますけど、本当はギルドが公布するまで待っていただくものですからね?」


「わかって~ますよ~」



 勿論ミィエルはその辺り心得ておりますよ。ただここ最近の情勢と言いますか、マスターが言うようにカイルくんが来てから事態の振れ幅の拡大化が大きいんですよ。だから少しでも情報の収集は怠れないのです。



「まず「C」ランクに該当する迷宮(ダンジョン)へは、Sランクパーティーである“紅蓮の壊王(デッド・クリムゾン)”とAランクパーティーである“月の銀狼(マーナ・ガルム)”の2パーティー、それにサポートパーティーが4班、本日の早朝から出発しているわ。「D」ランクについては、Bランクの“収穫祭(ハーベスト)”と――」



 そこでラナーちゃんは言葉を切って視線を後方へと移す。さっきラナーちゃんが歩いてきた先から、見知った3名が笑顔でミィエルへ手を振っていました。「もしかして~」とラナーちゃんに問えば、



「――同じくBランクパーティーの“暁天(トワイライト)”とサポートパーティー2班が、明日から対応してくれますね」


「お~。彼らなら~、安心~ですね~」



 他上位陣のパーティーの中では4名とメンバーが少ないせいでランクアップが遅れてはいますが、パーティー結成時から何度もミィエルが一時(スポット)参加したところです。今では参加したパーティーの中でも安定度が抜群のパーティーに成長してくれました。



「ミィエルさん、お久しぶりです」


「おはよ~、イアンくん~。相変わらず~おっきい~ですね~」



 “暁天”のリーダーである『ハーフジャイアント』のイアンくんを見上げながら手を振り、彼の姿で隠れてしまっている2人の女性にも声を掛けます。



「アビ~ちゃんに~、ヴィ~ちゃんも~、おはよ~」


「はよー、ミィエルちゃん」


「おはようございます、ミィエルさん」



 緑色の瞳が可愛らしい『ドワーフ』のアビーちゃんが元気よく顔を出し、銀髪のおっとりさんである『ハーフリング』のヴィーちゃんが丁寧にお辞儀してくれました。アビーちゃんはドワーフにしては背が高く、ミィエルと目線を合わせられるのはヴィーちゃんぐらいです。

 あとは燃えるような赤い髪の『ヒューム』であるグラッドくんで“暁天”のパーティーなのですが、先程から姿が見えませんね?



「あれ~? グラッドくん~は~?」


「あの馬鹿は居ても喧しいから、私たちの武器の手入れに向かわせてるんですよ」


「あ~……まだ~、その悪癖~治って~ないんですね~?」



 「しょ~がない~ですね~」と呟くと、ヴィーちゃんがにこりと笑って「また躾けに来てくださると助かるのですけど」とミィエルを誘ってくれます。でもいい加減パーティーを組んで長いメンバーが注意すべきことなので、ミィエルは首を振って「自分たちで”めっ”しなさい」と返答します。



「そうですよ。次期Aランクパーティーとして、落ち着きを持ってもらう努力をしていただかないと、推薦している私としても困りますからね?」


「はは……すみませんラナーさん」


「お~! ついに~Aランクに~なれるんですね~! おめでと~ですよ~」


「今回の一件が落ち着いてからになりますけど、“暁天”は人格も実績も確かなパーティーですからほぼ間違いなく昇格できるでしょう」


「ありがとうございます。これも偏にラナーさんやミィエルさんのご指導のおかげです」



 嬉しそうに笑顔を浮かべるイアンくん達に、私もついつい嬉しくなります。ミィエルが育てた、なんて言うつもりはありませんけれど、一時参加したパーティーの中で一番目を掛けていたのは確かですから。

 ラナーちゃんも同じ気持ちなのか、柔らかな笑顔を浮かべています。ですがその笑顔も困ったように崩れ、



「ただ、今回の調査依頼に関しては不服なようですけどね?」


「本当にすみません! グラッド(あの馬鹿)にはキツ~く言っておきます!」



 わざとらしく溜息を漏らすラナーちゃんに、アビーちゃんが迅速に頭を下げました。どうやら、Cランク迷宮の調査依頼をSランクパーティーが持って行ったのが気に食わなかったようです。きっと「しゃしゃり出てきやがってクソが!」とか零しているんでしょうね。グラッドくんですから。


 でもこの方針にはミィエルも賛成です。

 前回の《決闘》による“紅蓮の壊王”に対してのペナルティもあると思いますが、Sランクを登用するという事はそれだけ冒険者ギルドも今回の“大氾濫”は危険度が高いと判断しているのは間違いありません。だから「D」ランク迷宮でも、Bランク上位と言える“暁天(彼ら)”に任せられているのです。



「信頼~されてますね~。でも~、油断だけは~しないでくださいね~?」



 油断し、調子に乗った結果、完全なる死(最悪の事態)に陥ってしまう冒険者を、ミィエルは良く知っていますからね。命は大事に、ですよ?



「……勿論です。油断などしませんよ」


「高レベルの『魔神』が関わっている可能性があることは伺っておりますから。ボクたちのできる万全の準備をして、向かうつもりです」


「私達だけじゃないですしね。サポートパーティーに“新緑の風”もいるから、大丈夫ですよ! もし馬鹿が突っ込もうとしたなら、私が撃ち抜いてでも止めますから♪」


「アビ~ちゃん~。そこは~ほどほどに~、ですよ~?」



 彼らの実力は本物ですし、怪我はしても無事に帰ってきてくれると信じ、アビーちゃんの軽口にミィエルも笑顔を返します。



「ミィエルさんは調査に加わらないみたいですけど……」


「ミィエルの~パ~ティ~は~、ランクが~まだまだ~ですからね~」



 ミィエルとカイルくんだけなら一時参加可能だと思いますけれど、セっちゃん達はまだまだEランクですからね。足並みを揃えたいですし、何よりカイルくんの技能構成から見ても、“大氾濫”が起こってしまった時の防衛側に居た方が良いと思いますし。



「パーティー……と言うことは、メンバーはあの“鮮血鬼”をボコったあの人?」


「そ~だよ~。カイルくんと~、“従者(じゅ~しゃ)”の~セっちゃん~。さらに~エルフの姉弟(きょ~だい)の~、5人パ~ティ~だよ~」


「ついにパーティーに所属なされたのでしたね! おめでとうございます!」


「ヴィ~ちゃん~、ありがと~」


「本当、ようやくですよね。結果としてギルドとしても望ましい形で落ち着いて良かったと思っていますけど」


「僕としては“暁天うち”に来てほしかったですけどね。よろしければメンバーの紹介などしていただけると」


「もっちろ~ん、しますよ~。丁度(ちょ~ど)カイルくん~以外は来て~ますから~」



 ちらりと視線を直営店の方へと向ければ、買い物を終えたセっちゃん達がこちらに向かってきているところでした。



「セっちゃ~ん!」



 手を振ればセっちゃんも微笑んで手を振り返してくれます。その様子に隣のラナーちゃんが「キャー♪」と小さく声を上げてものすごい勢いでテンションが上がっているのがわかります。もう既に手元に【魔導写真機】を手にして。

 さて、せっかくですからメンバー紹介といきましょうか!

いつもご拝読いただきありがとうございます!

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