1話―愛すべきこの仲間たちを。
猫のモフ耳です!語彙力とか全くないですが…よろしくお願いします!
「ふー…来世があるなら…せめてもっとましな…少なくとも、自殺したくないようなのが良いな…」
学生服を着た少年が、川の上に架かった橋の上で佇んでいる。
――――もっと―――――愛されたかった――――
「レオンンンンンンン!おぎろぉぉぉぉ!」
「うるっせぇぇぇぇぇ!なんだ朝から!」
レオン=S=サンタブルク
サンタブルクがファミリーネーム。
Sが国名だ。
まず―この世界の名前について説明しよう。
先程いった通り、サンタブルクはファミリーネームだ。
S、すなわち国名は貴族につく。
国名の頭文字を取って、それを名前につける。
この国の名前はサウンズ国なので、S
そして、今大声で起こしていたこいつ…
ラーグ=S=タイラント
同じ国の貴族で、Sがついている。
ワイルドなイメージの服を着ていて、古びた大剣を持っている。
古びた見た目だからといって、油断していたら、一刀両断にされる。
切れ味はとても高いのだ。
「んで…朝からなにぃ?」
俺はまだ14歳。朝は弱いのだ。
「何じゃねぇ!今日は出国の日だろうが!」
…
……
………
「もっと早く起こせよぉぉぉぉ!」
今日、5人の貴族が国を出る。
旅に出るのも、別の国で暮らすのも自由だ。
後継者争いは他の国ではあるらしいが、この国ではない。
サウンズ国は平和なのだ。
後継者じゃない貴族は、家を出る者もいれば、補佐役をする者もいる。
そして、この5人の貴族は―
家を出ることにしたのだ。
ルルーシュ=S=レムルラーフ
青色の鎧を纏い、青色の蛇腹剣を持つ。
青髪、青目の女性だ。
スタイルはいわゆる、ボンキュッボン。
23歳ながら、放つ色気は凄まじいものだ。
ラーグ=S=タイラント
ワイルドな服を着て、古びた大剣を持つ。
茶髪、茶目の男。
ムッキムキで、ゴリ…筋肉が一杯ついている。
その年齢は20歳。およそ20歳とは思えない体つきだ。
シーナ=S=サテライト
神官のような服を着て、神々しい杖を持つ。
白髪、金目の少女。
ひんにゅ…とてもスラッとしている少女。
年齢は17歳。
デント=S=デレメスタル
狩人のような服を着て、不思議な雰囲気を放つ弓を持つ。
深緑の髪、深紅の瞳を持つ男。
いわゆる細マッチョ。
年齢は21歳。
そして――――
レオン=S=サンタブルク
この土地の領主の息子にて、この5人の中でも最年少。
黒色のフードつきのパーカーのようなもの着て、氷で出来た片手剣を持つ。
黒髪、黒目の少年。
年齢は14歳。
この5人は、戦闘力が高いことで有名だ。
色んな国に名を馳せている。
その中でも、最年少のレオンは注目されていた。
「レオン?準備は良いかしら?」
ルルーシュが言う。
「もちろん!」
レオンが叫ぶ。
「シーナ、大丈夫か?」
デントが言う。
「大丈夫!」
シーナが自信満々に言う。
「じゃあ…行くか!」
ラーグが拳を突き上げる。
彼らは、冒険を開始した。
5人で一緒に――――
盛大に見送られながら。
キャラ紹介
レオン
主人公。
ルルーシュ
お姉さん。
ラーグ
お兄さん。
シーナ
お姉ちゃん。
デント
お兄さん。
こんな感じです。
お兄さんが、二人…