白兎、異世界にて邪神の妹に出会う
相変わらず駄作だよ♪
あれ?俺はあのあとどうなったんだ?柚は何故かいつもより重く感じる体にむちをうち目をさまして、そのまま体を持ち上げた。
「あっ、起きた?大丈夫?」うん?なんで目の前に黒髪に赤い目をした超美少女がいるんですか?はい?え?「訳が分からないよ」と悪徳業者顔負けの意味不明っぷりをアピールしてみた。「大丈夫かな?どっかで頭打った?」え?いきなり罵りられましたよ?別にそっちの趣向はないんだからね。
と、馬鹿なことを自分の頭の中でもしていると、「とりあえず大丈夫そうだからいろいろ聞くけど、なんであんなとこにたおれてたの?」え?はい?たおれてた?「訳が分か・・・」といいかけたところを前にいる彼女に止められた。
「ねえ、あなたそういえばその頭に生えてる耳って本物?」
「頭に耳が生えてるのは普通じゃないですか?」
「え?ちょっとひっぱていい?」は?ひとの耳引っ張りたいってどんだけSなんだあんた。と考えていると急に耳を引っ張ろうとした。
「ちょっ、まってやめ、てか、そんなとこに耳なんてないから」あからさまにおかしい頭のちょうど上付近をさして、「あるじゃん」と一言、その瞬間、少女に耳を捕まれ引っ張られた、「いて、てかどこ引っ張ってんだよ。」「耳」「はへ?」思わず変な声がでた、てかいつもより俺、声が高くない?そんな気がする。とりあえず頭の上を触ってみた。
「ん?なんかこう、うさぎの耳みたいな感触が・・・なっなあ!鏡ある?」
「鏡?あるよ?」「貸して!」「ウ~ンどうしようかな~」「お願いします!」「じゃあ、[貸してくださいお姉さま]て言いなさい。」え?それ言うの?「貸してくださいお姉さま!!」「いいよ」なんか上下関係ができてしまいましたが?ま、いいか?とりあえず、そんなことはほっといて、受け取った鏡を見る。
「なんじゃこりゃ~ーー」ええ、そりゃもうびっくりですよ、なんたって「俺、こんなにあの赤い*星も思わず三倍どころか七倍位速くなっちゃうくらいの美少女だったっけ?ウサミミ付いてるけど」はあ?もうどうしよう・・・「ねえ?貴方名前は?」今さら聞くのか、ひとの耳を引っ張っておきながら。
前にいる少女が言う「私は、Iamkhaos」なんで後ろが英語なんだよ、てかそのまま呼んだら(私は私はカオスです。)になるぞ、カオスって名前なのは冗談だろ?
「ちなみに私は第258目邪神、サタンの妹です。」へい?「いまなんて?」「だから、邪神の妹です。」いきなりなりラスボスの妹とかwww
「で、早速俺を仕留めにきたと?」
「違いますよ?私は姉を止めてほしくて来ましたから。」は?いまなんて?「ですから、私の馬鹿な姉を止めてください。」
「俺にどうしろと?」「姉を倒して、GETしてください。」はい?意味わかんないですけど、そんなポケ*ンみたいなこといわれても
「だから、商人が奴隷とか生きた生物を売るときに使う首輪で私の姉を支配下に置くんです。」え?そんなのあり?「ありです。」
「とりあえず私も戦えますから、協力お願いします。」
「おっ、おう。」「ちゃんと、女の子してください。」え?それはちょっと・・・「してください!!」「はい!!」
こうして俺とカオスの奇妙な異世界大冒険がはじまったのだった。あれ?俺、カオスに名前おしえたっけ?ま、あとでいいか。
色々とゴメンね♪