表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
98/137

98章目 誰もいない

「おかしい、どういうことだ……」

異常事態だということに気づいたのか、沢郎さんらも部屋にはいなかった。

無人のフロントの前に来ると、紙が一枚。

「これって……」

書かれていたのは、行くはずのドームの中にあるという、ある住所。

「この住所に行けってことなのかな」

俺が澤留にいうと、澤留は周りを見回す。

駐車場にも車はなかった。

ここからは歩いていけということなのだろうか。

「車両がないか確認してみよう。もしかしたら、何かあるかもしれない。ここから歩きなんて、どれだけ時間がかかることやら」

俺がいうと、どこからか動いてくる音が聞こえる。

何か、と言ったら困るが、そうだ、掃除機を転がしているような音に近い。

それが何か、と分かるよりも先に視界に入ってきた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ