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78章目 バーベキュー

2階にある冷蔵庫から、冷凍している牛肉の塊を取り出した。

地球ではとてもよく食べられていたらしいが、今ではぜいたく品の一つだ。

「ここのドームの地下にはね、牧場があって、バーベキューできるグループにだけ、こうやってブロック肉を売ってくれるの。それがこれよ」

アリスさんは大事そうに牛肉のブロック肉を抱えつつ、3階へと向かう。

近所の様子が見えるが、家族仲良くバーベキュー用の準備をしているところだった。

「あとは炭と、火種、水……」

「これも、だろ」

デニスさんが下からの階段から顔をのぞかせて、さらに山盛りの野菜や合成肉を持ってきてくれた。

合成肉は、見ただけで分かる。

本物の牛肉よりも、サシが一直線に入っているからだ。

ミルフィーユのような感じに見える。

「よし、じゃあ焼いていこう」

デニスさんが焼くようだ。

「これが伝統なのさ」

と言っているデニスさんは、大層嬉しそうだった。

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