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76章目 アリス

俺らが資料庫から出るころには、意外と時間を使ったらしく、11時くらいになっていた。

資料庫の次といえば、この時間なら昼ご飯だろう。

「いいお店があるので、ご紹介しましょう」

デニスさんが案内してくれたのは、住宅街の一角だった。

「ここにご飯どころってあるんですか」

「ええ、あるんですよ」

澤留の言葉にも、にこやかに答えてくれている。


そして、どこにでもある家のインターホンを押して、名乗ると玄関が開いてテンションが高い人がやって来た。

「デニス、デニス。久しぶりじゃない。元気にしていた?」

そんなことを女性が甲高い声で話つ続ける。

英語で話しているからか、今一会話がつかみにくい。

澤留なんかは、理解することを放棄していたほどだ。

「紹介しよう。彼女はいわゆる料理研究家。特に前火星史である地球の料理についての研究をしている人なんだ」

「初めまして。アリスって呼んでね」

アリスさんはそれから俺らを家へとあげてくれた。

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