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70章目 朝食中

朝食を食べつつ、沢朗さんに今日の予定を確認する。

「今日は、何をするんですか」

「ここには、火星植民以前の資料が保管されている保管庫があるんだ。博物館では展示されないようなものや、整理中のものがあるらしい。それを見にいくつもり」

さらには統治機構についても見にいくらしい。

レポートの題材としてはうってつけだし、俺らもそれを書くつもりだった。

話しながらも朝食が終わると、一旦部屋に戻り、それからホテルロビーで待ち合わせとなった。

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