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62章目 翌朝

翌朝、俺らは沢朗さ

んたちと合流する。

スーザンからもらったというフロッピーについては、素直に話してみることにした。

すると沢朗さんは、俺たちに話した。

「うーん、実は昨日、僕たちのところにもスーザンを名乗る女性がやってきてね。アナムネーシスをよろしくというのと、見初めた相手は大事にしなさいと言い残して、去ってしまったんだ。行こうと思ってドアを開けても、そこには誰もいないしね。まるで幽霊にでも会ったような、そんな感じだったんだ」

沢朗さんのところにきたという女性と、俺らのところに来たというスーザンを名乗る女性は、聞く限りではとてもよく似ている。

同じホテルで別の部屋だったから、近い時間で移動することは可能だ。

決して、幽霊とかそういう話に持っていきたくないからこういう話をしているのではない。

「それで、このフロッピー、どうしましょうか」

「エリーゼにつなげてみたらどうだろうね。他に手はないわけだし、このまま旅をしていても構わないけど」

すると嬉子さんが言った。

「手掛かりは、多い方がいいもの。やるべきよ」

「そうそう、やるべきだって」

澤留があっという間に嬉子さんに同調した。

とはいうものの、俺も何がこれに書き込まれているのか気になる。

そういうこともあって、ホテルから出るとすでにデニスさんが待っていた。

次のドームに行きたいと告げると、あっさりと受け入れてくれた。

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