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107章目 衛星

大変だ、と人ごとに感じてしまう俺がいる。

「もう止める方法はないのか」

「ああ、ない。自爆はしないように設計したからな。改オメガ計画は、すでに始まった。もう誰も止められないのさ」

「そんな、じゃあ地球の人らは死んじゃうんじゃない。どうするのよ」

ライトメイヤーに澤留が食い下がる。

何か手はないかと探している表情だ。

「どうも?こちらを無理矢理罪人にした連中だぞ。まあ、罪を憎んで人を憎まずていう言葉もあるが。どうしようもない。何も手を打たせないようにするために、火星にあったものを元あった地球へとお返しするだけさ」

サーバールームの中にテレビ映像が映し出される。

テレビ映像は生中継中らしく、どこからかといえば衛星からのようだ。

「もうそろそろ火星の重力圏から脱する。火星周辺には人工衛星がいくらかあるが、全て攻撃用ではない。見張り用だ」

「なんで見張り用だけ?」

澤留がライトメイヤーに聞いた。

好奇心の方が勝ったようだ。

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