表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
怪獣だって痛い~不死身怪獣の日記~  作者: ノスケ
過去編【パロとの絆】
6/31

第6話 悪友の基準ってなんだろう

 実家に帰って昔のことを色々思い出したので、そろそろなんで俺が地球っていう惑星に来たのかを書いておこうと思う。これにはある友達の怪獣が関係してるんだ。友達、だったかな。

 俺は地元の惑星でいつものようにゴロゴロしてたんだけど、ある日声を掛けられたんだ。声の主の名前はパロ。隣の惑星に住んでる怪獣で、俺たちよりもずっとスリムな種族だった。例えていうなら人間をそのままでかくした感じかな。

 俺とパロの住んでる惑星は過疎地域なので、小学校の授業とかを一緒に受けることが多かった。だから自然と仲良くなれたんだ。

 パロは頭が良くて、いつも成績トップで大人に褒められてたよ。ちょっと嫌味とかいうタイプだったけど、俺は案外気にならなかったから仲良くしてた。

 そんなパロが久しぶりに来たんだ。俺は嬉しかった。2人で色々話した後、パロが急に口をつぐんだ。これはパロが何か言いたいことがあるときに無意識にしてしまうサインだと、俺は知っていた。

「どうした?」

 俺が問いかけるとパロはこっちを見て、重たい口を開いた。

「俺さ、地球って星を侵略しようと思ってるんだ」

読んでいただきありがとうございます!評価感想を頂けると幸いです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ