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第40話 やむを得ず

 例のよくわからん男と一緒に暮らし始めて、2か月が経った。さすがにそろそろ、こいつをどこかにやった方がよくないかという思考が俺の頭をよぎる。


 俺は元々事なかれ主義だ。なるべく面倒ごとにはかかわりたくない。今回の場合成人男性だから、前のポエみたいに手がかかることはないが…もしこいつの家族が勘違いした場合、俺はおそらくめっちゃ攻撃を受ける。それはまじで避けたい。


 しかし脅してどこかに行ってもらうってのもなんか後味悪いなぁ…まずはこいつのことを知りたいんだが、本当に寡黙で話さない。そりゃ話の通じない怪獣相手に何か話そうってなる方がおかしいんだが、2か月の山の中で怪獣と暮らしてんだから少しはおかしくなったっていいだろ!?


 仕方なく、俺はとある人物のもとを訪ねた。怪獣物、と言った方が良いかもしれない。


「やぁ、久しぶりだね! 会いに来てくれたのかい!?」


 こいつはパロ。過去に俺を人間にしやがった元凶だ。とにかく頭がいい。


「うぉっと! 危ない!」


 いけねぇ、つい言葉より先に手が出ていた。


「すまんすまん」

「絶対思ってないよね!?」


 俺はパロに事情を伝え、話してもらうことにした。そう、賢いパロは、人間の言葉がもともと分かっていただけでなくテレパシーを通じて話すこともできるのだ。


「じゃあその人のところに行ってくる、君抜きで話したいこともあるだろうから、僕の家でゆっくりしててよ」


 俺はパロに言いくるめられ、家に通された。異空間のような場所で、地球なのに地球じゃない不思議な感覚だった。でもここなら何かを壊す心配もないし、今度作ってもらおうかな。


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