表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/4

「うさぎー!居るよね、入るよー!」


勝手に家に入って来たこいつはワシの下僕、入間薫(いるま、かおる)

ワシはこの部屋から出ないので金を払って幼馴染のカオルに飯を作らせてる。

ちなみにワシの名ラビちゃんは芸名で佐藤凪(さとう、なぎ)子供の時からサト、ウナギとからかわれたが言った奴はボッコボコにして「うさぎちゃんと言え!」と脅していった。


「ドアを開けるよー!」


「ぁっ!だめだょ〜」


「うさぎ!部屋くさい!換気してる?今日は天気もいいから布団も干すよ!」


「ぃぃから、ごはんぉねがぃ」


「ほら、邪魔!ここに座ってて!掃除機もかけちゃうからね!」


いくらカオルが女顔をしてても男の腕力には勝てない、ワシはナスがママに場所を移動される。

下僕のくせにナマイキな奴だ。

まー働いてくれるなら、お金は払おう。

うちはホワイト企業を目指すのだ。


「換気の為にしばらく窓は開けとくよ、昼は焼きそばでいい?夜はカレーを作ってあるからタッパから出してチンするんだよ」


「みずほしぃ、これかぃものリスト」


「今ならおじさんもおばさんも居ないから自分で台所に行って飲み物を取ってきなよ、ついでに風呂に入ったら?なんか小便くさいよ?」


「はぃってくる、とぃれもぃく」


レディに向かってくさいとは何じゃ!本当に失礼な下僕だ。

確かに親が居る時は部屋から出れないから漏らす事もあるけど……


「ふろでた」


「もう!髪くらい乾かしな!Tシャツがベチャベチャじゃん!ほら、座って!ドライヤーかけるよ」

「うさぎは可愛いし髪もキレイなんだから少しくらい容姿を気にすればいいのに」


ゲイのカオルに可愛いって言われてもな〜

まー男性が居たら多分、失神しちゃうけどな。

そーだ、飯だ!飯!

焼きそばうめー!


「はい、これうさぎ宛の荷物ね、これからメモの買い物してくるよ。何か食べたい物があるならついでに買ってくるけど?」


「ぁまぃものがたべたぃ」


「はいよ、行ってくるねー!」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ