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社会問題エッセイ

LGBT法案は外国と新利権の温床! でも、まだ諦めてはいけない!

作者: 中将

質問者:ついに、LGBT法案が成立してしまいましたが……どういう感想をお持ちですか?



筆者:賛成に票入れた議員と性自認推進している議員、全員落選しろ!

(まぁ、自民党の委員会を強行突破した時点でもう可決されることを覚悟していたので比較的落ち着いて情勢を見ていますね。)



質問者:ちょ、ちょっと! 冷静に振り返っているつもりでしょうけど、心の声と建前の声が逆転してますよ!?



筆者:あ……表面上は少なくとも撤回します。聞かなかったことにしてください(笑)。



質問者:大丈夫なんですかぁ?

ところで、維新や国民民主との協議で一部内容を修正したしたようですが、どうなったんですか?



筆者:ネット新聞記事では「保守の意見を取り入れたため表現の後退、無意味な法案」とかなってますが――僕の意見は全く逆でむしろ左寄りになりました。維新や国民民主も「エセ保守」と言うことが確定しましたね。


 内容としましては、「性同一性」を「ジェンダーアイデンティティー」に変更されました。。


 カタカナになって分かりにくくなりましたが、日本語に直した際に「性自認」とも訳せるカタカナ英語であり非常に危険な表現なんです。


 その後に「全ての国民が安心して生活できるよう留意する」と言うのが加えられたそうですが、ジェンダーアイデンティティの定義不明の状況は変わっていないので解釈の幅が広い事には何も変わっておらず「言葉遊び」の領域を全く出ていません。


 アメリカの政権による“外圧”がきっかけとなってこの法案は成立しましたが、正直なところアメリカが善意で言っているわけではありません。

「日本に新たな分断や治安悪化が発生してくれれば、よりアメリカに依存してくれるようになる」ぐらいの考えだと思います。



質問者:えぇ……外圧からのふざけた言葉遊びに私たちの権利が危うくなっているんですね……。



筆者:“フライング”として、三重県津市で6月10日お風呂に性自認女性の見かけの男性が女性風呂に入ってきて逮捕された事件がもう発生しました。

 現在はヘンタイとして逮捕されますが、法案が成立したらこの行為は合法化してしまう可能性があるというのが恐ろしい現状です。


※アメリカではこういった事案は訴えた女性側が敗訴し、見かけ男性性自認女性が勝訴しています。



 I手県では女子トイレに性自認女性のみかけ男性が入ってきた際の女性がクレームを言ってきたケースでの対応マニュアルみたいなのも存在するようです。



質問者:なんだかおかしく無いですか? 女性を説得するんじゃなくて、性自認女性のみかけ男性が本当かどうかを調査するべきでは?



筆者:本当はそうあって欲しい気もしますが、性自認かどうかを証明することは実を言いますと一筋縄ではいきません。


 というのも、性自認の方を24時間監視するわけにはいかないので、性自認の主張は事実上の“自己申告制度”なのが問題なんです。


 診断書を出す専門クリニックでも「3分診療」でしかも「受答え集」などが存在しているところもありまして、「性自認で女性を名乗る見かけ男性。実情はタダのヘンタイ」というのは容易に爆誕してしまうわけです。


 こういう「見た目で判断できない状況」になると法律を盾に「主張できてしまう」と言うことの意味は本当に大きいと思います。精度100%の嘘発見器でもない限りあらゆる見た目男性のヘンタイが主張するでしょう。

 例え勝訴できたとしても、検査などにひと手間かかりますからより訴訟が複雑化することが考えられます。


 さらにこういった現象が起きてきて世間に周知されてきますと、本当に困っているLGBTの方が、「本物のLGBTの人なのか? ただのヘンタイでは無いのか?」と疑問に持たれるケースも出てくるんです。

こうなってくると成文化されずに曖昧なままでいたほうが良かったという社会になってしまうんですね。



質問者:もう絶望的じゃないですか……。



筆者:ただ、僕はまだ諦めてはいけないと思います。


 というのも、この「LGBT理解増進法案」というのは「理念法」と言うのにあたります。

 「理念法」と言うのは何かと言いますと、ようは『基本理念を定め、具体的な規制や罰則については特に規定していない法律』ということです。


 つまり、まだ現時点では権利は主張できて裁判になったとしても刑事犯罪にはならないと言うことです。ただ、民事における精神的苦痛などによる損害賠償請求などはされるとは思います。



質問者:なるほど、きっかけにはなりますけどまだ穴は大きくないという感じですね……。



筆者:ただ、裁判例次第では罰則などの規定が追加される可能性もあります。

 

 最近の刑法改正ではでは人の性的姿態等の撮影が、「撮影罪」として規定されることが23年3月14日の閣議決定で決まりました。


 こういった刑法改正は、裁判例が新しく出来ると行われることが多いのです。

 裁判例は、倫理や道徳だけでなく、社会の流れなどで判断されるので、その“流れ”を国民側で作っていくことが大事になると思うんですよね。


 つまり、第一段階は突破されてしまいましたが、裁判例が日本にまだない今の状態が「踏ん張りどころ」とも言えるわけです。

 ただ、普通なら落胆して何もしなくなってしまうので、このまま社会に浸透してしまうのが悲しい現実でしょうけどね。


 こういった問題点を次々と主張していくことによって定義を明確にし、過程を経なければいけないし、より険しい道になると思いますが再度法改正をさせる圧力をかけていく必要があると思います。


 つまりここで声を上げるのを辞めてしまうと利権が確立し“奴ら”の思う壺と言うことになります。



質問者:逆に、国民が声を上げないと、刑事罰の追加以外ではどのようなことになっていくと考えられますか?



筆者:まずは女性の権利の侵害でしょう。

 今も一部のオフィスビルや自治体が女性トイレ廃止などをしていますが、それがより全国的に広がるでしょう。そして、ヘンタイに見られたとしても「女性だから」と主張されて泣き寝入りしてしまうのです。


 このことは、治安の悪化や日本の文明の劣化にも繋がります。


 またスポーツ競技においても元男が女性種目圧巻してしまうと言った出来事が海外で発生しています。こういったことも考慮されているようには思えませんので非常に拙速な判断をしていると思います。


 一番この一件で笑えるのが、散々“女性の権利!”と言っていた団体がLGBT法案で性自認を入れていたことです。


 結局のところ彼らは女性の権利を守りたかったのではなく、女性の権利をお金のためのダシに使っていただけだと言うことが分かりました。

 新しくお金によりなりそうな事案が出てきたらすぐに乗り換えてしまうのです。

「正体見たり」と言う感じですね。



質問者:本当に勘弁して欲しいですね……お金に目が眩んでしまうのでしょうか……。



筆者:ちょっと飛躍した話に聞こえるかもしれませんが、ご皇室の問題にも直結します。

 今のところ“男系男子”のみに継承権がありますが、性自認男性の女性の子供に継承権があるのか? などと言った問題が生じることになります。


 男系でない方が皇統を継ぐことになりますと事実上の「王朝の交代」となってしまいますから、そうなると最悪は他国に侵略され日本のご皇室は崩壊すると言うことです。

 こういった文化破壊のことを「キャンセルカルチャー」と言ったりもします。



質問者:ご皇室にそのような方がいるとは私は存じませんけど、そう言った可能性も出てくるわけですか……。


 筆者さんの懸念が論理の飛躍と言う話もあるかもしれないんですがそれについてはどうお考えですか?



筆者:今のLGBT法案が成文化したにもかかわらず定義が曖昧であることは変わりないので、拡大解釈がいくらでもできてしまうことが最大の問題です。

 しっかり「差別」や「LGBT」などの定義を明確にすればこのように飛躍したような考えが出てくることも無い訳です。


 つまり、僕たち保守派が想像力がたくましいのではなく、国民を無視したふざけた言葉遊びに終始している状況を様々な角度から批難しているのです。

 少なくとも議論が尽くされているようには到底見えず、“外圧”などの見えない力が働いているように見えます。



質問者:なるほど……。



筆者:また、法案が僕の思ったように改正されたとしても、より発言に気をつけなくてはいけないでしょうね。


 特に個々人の好みについては“そうなんだ”と頷いておくぐらいで何も評価しないほうが無難かと思います。

 ヘタに評価してしまうと、「権利だ!」 「差別だ!」 「誹謗中傷だ!」と言われかねないのでそこのところは注意したいですね。


 相手の価値観次第で、自分では褒めているつもりが、貶していると思ってしまう可能性がありますからね。



質問者:本当に殺伐としていきますね日本は……。



筆者:正直なところ日本にLGBT関連法案が無かったのは「遅れていた」のではなく「既に寛容だった」と言う風に思うんですよ。


 西洋はキリスト教典にある価値観を他に押し付けて弾圧・殺害する歴史がありましたから、法案が無いとLGBTの方々の命すらも危ういわけです。


 しかし、日本ではアニメや漫画、劇場、タレントでもそう言った描写が普通に行われていますが、それについて抗議や弾圧があったという話は聞いたことがありません。


 織田信長や徳川家康、武田信玄などの有名大名も男色があったという話もあるぐらいですからね。


 言わばこの法案は、煙の無い所に敢えてガソリンと爆薬と火種をまとめてぶち込んでいる感じで、分断と対立を新しく作り上げている印象すら受けますね。

 これで訴訟案件やLGBT理解増進教育などで儲かる人たちがいるのでしょう。


 敢えてLGBTについて必要なのは、同性カップルなどに対する相続などの財産移転のための法案でしょうね。これについても色々と抜け穴が出ないように精査する必要はあると思いますがね。



質問者:なるほど……いずれにせよおかしな状況になりつつあるのですね……。

 では最後にまとめをお願いします。



筆者:マジでふざけすぎ! お前らに庶民の権利を守る気があるのか!? 公金チューチューする気しかねぇだろ!

(経済的な面にしろ、権利的な面にしろ政府に守ってもらおうと考えるのは止めにした方が良いと思います。)



質問者:ちょ! また本音と建前が逆転してます!



筆者:あ……コホン。気を取り直して……。


 今後はあらゆる意味で自己防衛していかなくてはままならなくなる時代になっていくと思います。今回の一件で政府が日本国民の方を向いていないことが改めて分かりましたからね。

 女性は特に外に出たらトイレですら気を抜くことができないと言うことを留意してもらいたいと思います。


 僕達男性陣もできるだけ、自分の周りの女性陣を見守っていき、とんでもない目に合わせないという強い決意で臨まなくてはいけないと思います。


 しかし、「もう成立してしまったから駄目だ……」ではなく、「これからが勝負だ!」と言う気持ちでこの懸念点を広めていって欲しいと思いますね。

 裁判例が出来て刑事罰に追加されてしまったらいよいよ終わりだと思いますからね。


 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました! 

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