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10.一極集中蟻地獄天空楼!!!

「北海道!」竜太郎が叫ぶと共に辺りが急に寒くなる。


寒くなったくらいでこんなものがと思い武器を取ろうとした瞬間、体が動かないことに気づく。


下半身が凍り付になっていて動けない。


「これは?!」私は驚く。もがいても抜け出せない。




「逃げられないだろう!第二の技。青森!」その言葉と共に木が地面から生えてきて動かせていた腕も固定される。


「第三の技!岩手!」壁から岩の手が現れると私の体を押さえつけて首を絞めてくる。


「第四の技!秋田!」剣が光をまとい太くなる。太くなった分広範囲を攻撃できるはずだ。


「そして第五の技!宮城!」額に何かが当たる。なんだろうと思ってみると牛の舌だ。


「いやああ!何?なんで牛の舌が?」私は叫ぶ。


「油断したな!斬丹歩スラッシュ!」太い剣が私を拘束していた物体ごと粉砕する。牛タンも良い感じに焼ける。おいしそう。




「まだ倒れないか!第六の技!福島!」強烈なヒップドロップ(桃)を受け地面にめり込む。


「第七の技!新潟!」黄金の米俵が地面にめり込んだイリーナの頭に直撃する。


「続けていくぞ?覚悟しろ!いくぞ!栃木!いばらぎ!千葉!静岡!山梨!埼玉!」六つの技が同時に繰り出される。何がなんの技かわからないが色々なものが飛んでくる。


「そして、今までの技を全て吸い尽くし放たれる奥義!いくぞ!第一奥義!」




「第一ってことは第二奥義もあるの?奥義っていっぱいあっていいの?」私の反論に彼は耳を貸さない。


「黙れ!いくぞ必殺!一極集中蟻地獄天空楼オーバーロード・ヘルスカイツリー!!!!」


彼の剣はさらに光長くなる。そしてそれが私めがけて振り下ろされる。




あまりの熱量と爆風に吹っ飛んだレオンをマグネスが掴んで止める。




「ハァ…ハァ…どうだ。これが奥義・東京だ。各地から資源を収奪し得た町の灯りと同等のエネルギーをこの剣に込めて振り下ろす。どうだ。跡形もなく消し飛んで…」




「硬化してなかったら流石に暑かったかな。」イリーナはほっとした顔で煙の中から顔を出す。




「消し飛んで…ない?」




「あと30個くらい技出すの?」私は尋ねた。

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