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【完結】御伽学園戦闘病  作者: はんぺソ。
第七章「TIS本拠地急襲作戦」
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第百五十一話

御伽学園戦闘病

第百五十一話「駕砕 真澄6」


三人は誰に案内されるのか分からずたじろいでいると一人の人物が話しかけて来た。


「ようこそ」


そこには棺桶に片足を突っ込んでいるのではなく棺桶から顔を覗かせているのではないかと思う程の老婆が立っていた。どうやらその老婆が案内役なのだろう。三人も挨拶をしてから生徒会だと言う事を学生証で証明する。

確認した老婆は早速案内すると言って先導し始めた。


「御伽学園の方々が来るなんて何年ぶりですかねぇ…」


「最後に来たのあたしと蒼で来た…確か二年前ぐらいだもんね!」


「そうですねぇ。ただ前回と違って今回は危険があるので本当にお気を付けてください」


「分かってるよお婆ちゃん!あたし達は強いからね!」


「それなら安心ですね」


そんな話しをしながら住宅街へと降りる。正直来た事の無かった真澄と香奈美は嫌悪感があった。能力者が住宅街に来たとなったら何をされる何て分からない。

だが今は任務中なのでそんな私情は押し込んでついて行く。そして資料でしか見た事の無かった北部にしかない特有の家の造りを観察したりしながら住宅街を抜けた。

その後三分程歩きとある旅館の前で立ち止まった。


「ここです。私と孫で経営しております。宿泊費などは不要ですのでお気軽にお泊りください。期間は最大二週間と伝えられておりますのでご注意を」


「分かりました」


「それではお部屋へご案内します」


老婆はそのまま部屋まで案内した。その部屋はごく一般的な旅館の一室であった。三人は少し浮かれ荷物を置いて部屋の中を練り歩いていた。


「凄いな。私今まで超長期か二日程度の短期でカプセルホテルばかりだったからこういう旅館に泊まるのは初めてなんだ」


「あたしも二回目!ここご飯も美味しいんだよ!」


「楽しみね。でもとりあえず任務しましょう?例の家まで行きましょう」


「そうだな」


「うん!」


部屋の鍵をしっかり閉めてから旅館を出た。そして住宅以外に戻り件の家を探す。特徴は香奈美が伝えられてあったのでその情報を元に探し出す。普通に住所も教えられていたので特に何事も無く到着した。

その家はごく普通の一戸建ての家だ。早速インターホンを鳴らし家の人を呼ぼうとするが出てこない。不思議に思っていると椎奈が一言呟く。


「調査するって言われてるんだし家にはいないんじゃ…」


「確かにそうだな。一応薫先生に連絡を取ってみる。自由に入って良いか聞くから少し待っていろ」


香奈美は携帯を使って薫に連絡する。そして軽くやり取りをしてから二人に伝える。


「自由にやって良いそうだ。ただ部屋を荒らしたり迷惑をかけたりは絶対にするな、だと」


「分かってる分かってる。それじゃ行こう!」


「そうね。早く行きましょう」


三人は扉に手を掛ける。鍵はかかっておらず容易に開いた、まずは家中の探索をする事にした。侵入したおっさんの痕跡やどう言った風に家を探索していたのかを調べているのだ。

一時間ほど家を探し回ったが何も後がない。一度リビングに集合して話し合う。


「二階は何も無かった」


「リビングも何も無かったわ」


「他の部屋もなーんにも無かった。どうするのこれ?ホントに何も手を付けずに放置されてるんだよね?」


「そのはずだが…まさかあの男は全く後を着けずに家中を歩いていたとでもいうのか?そういう能力なのだろうか…」


「さぁ?分からないけどあまりにも要素が無いわね。このままだと何も出来ずに終わるわよ」


「うーんとりあえず霊力の痕跡が無いか調べてみるね。おいで、メープル」


すると椎奈からバックラーの霊が出て来た。椎奈は家の中を隅々まで探し何も無かったら外も軽く探して来るよう命じた。霊は頷き移動し始めた。


「私も霊は使えるのだがサイズが合わないからな。あまりにも狭い空間に霊が放たれた場合は何が起こるか分からない。私は霊を出さずに目視で確認する」


「私も出来るだけ目視でやるわ。椎奈はバックラーで頑張って」


「うん!」


再び捜索を始める。すると三十分程が経った時椎奈が声を上げた。大きな声で一階から呼んでいる、二人共その部屋に急ぐとリビングに霊が立ってある個所を指差していた。そこはクローゼットのようだ。

椎奈はそこを観察している。二人もそこに行って何があったのか確認する。するとそこには赤いシミ、そう血痕がついていた。相当な時間が経っているように見えるが超微量な霊力が付着している。


「こんなに時間たってそうなのに…どう言う事だろ」


「…能力とは思えない。恐らくとても強い能力者の血だろう。だがこれは関係あるのだろうか…?」


三人で観察していると真澄がある事に気付いた。


「ねぇこれ血の主の霊力じゃないのも着いてない?」


そう言われると確かに二人分の霊力が付着していることに気付く。あまりに薄い霊力なので生身の人間じゃわからない。なのでバックラーの霊に頼んでどう言う人物の霊力か確認してもらう。

霊がその血痕を一分程から霊力を観察する。そして顔を上げ椎奈に伝え始めた。そして椎奈はその事をそのまま反証するように話始めた。


「これはあの男の霊力で間違いない。能力の干渉による霊力、ただし攻撃性はないのでサポート系の念能力と予想。だってさ」


「ふむ…ふむ?…分からん…」


「ちょっと私も分からない。念能力とか言霊とかは出来る事の範囲が広すぎるから特定は出来ないわね…でも血が関係しているのかしら」


「DNAが必要とか?」


「体の一部で何かが分かったりするのかしら。ただ攻撃性が無い、能力関連と言う事はここに住んでいる又は住んでいた人物の情報を特定したかったとかなのかしら」


「まぁその節が有力だろうな。TISと言う事は何か意味があるだろう、せめてそいつの詳細を特定してから帰るか」


ある程度の目標が決まった。今から本番である。この住宅街にある残滓の霊力を探し出し何処に行ったのか探すしかない。この家にはそれ以上無い事は明白なのであまりにも膨大な範囲から探し出す。一般人なら気が狂ってしまうかもしれえないが生徒会にとっては日常だ。大体は霊力を辿る為に派遣されるので特に気にせず無心で捜査を進めるのだ。

とは言いつつも今回は珍しく楽な任務である。住宅街の範囲も結構狭いのでそこまで気張らずとも大丈夫だろう。だから今日は早めに休む事にした。たまには休憩するのもありだろう。


「今日は帰ろうか」


「うん!」


「そうね」


三人はワクワクで宿に戻った。そして邪魔の無い優雅な時間を過ごす。


「真澄は何故友人が少ないのだ?椎奈と私ぐらいしか居ない気がするのだが」


「…みんな避けるの。生徒会の子達は大分懐いてくれてるんだけどね…年下怖い」


「結構コミュ障だもんね!!しかも目つきが悪くて能力のせいで圧が出ちゃうから怖いもんね!!」


ぐうの音も出ないのか黙ってしまう。すると香奈美が一つ訊ねる。


「杏がいるじゃないか。あいつ凄く友達も多いしそこからなんとか出来ないのか?」


「いや…杏の友達みんなキラキラしてるから…私そういうの苦手…」


「まぁそうだな。生徒会に入る奴は全員キラキラ”は”してないな」


「えぇ!?あたしは!?」


「椎奈もカワイイにはカワイイがキラキラはしていないだろう。カワイイがな」


「褒められてるのか貶されてるのか分かんないなぁ…とりあえず真澄はもっと話しかけると良いと思うよ。別に性格が悪いわけでも無いし、ちょっと雰囲気が怖いだけだから。

そう言うのが大丈夫な人なら仲良くなれると思うけどな」


「そうそう居ないわよ…そもそもそういう人はもっとキラキラしてる子とつるんでるから私には遠すぎる存在。二人は戦闘経験とか慣れとかで大丈夫なんだろうけど普通の子達は結構怯えちゃうからね。

どうしても完全には抑えられないのよ。霊力が」


「やはり能力が悪いよな。強いのだが日常生活では支障しかない」


「ホントにね、許せない。外でも避けられてたのは無意識に軽く能力を発動していたのかもしれないわ」


「まぁこれからは増えて行く一方さ。安心しておけ」


「そうだと良いけどね…」


そんな話しを楽しくしながら楽しい時間を謳歌した。そして十七時を回る。


「飯は確か六時からだったな。あと一時間か。ここ温泉あるらしいし行くか?」


「良いね!!行く!!」


「私も行くわ。ちょっと最近訓練が忙しくて疲れてるし。ゆっくり湯船に浸かりたい」


生徒会は色々とヤバく、学生なのにも関わらずそこらの教師並みの仕事量だ。基本的には毎日訓練と事務作業の繰り返しでたまに任務なのだが皆任務の時は嬉しいぐらいなのだ、大変大きな事件だったりしない場合のみだが。

そしてこういったそこそこ楽な遠征はほぼ休憩の期間である。教師は誰も文句を言ったりはしない、何故なら自分達も学生時代に痛感しているからだ。

大体皆、教師公認で旅費は学園持ちで旅行に行っているような感覚だ。なので任務に関係ない時は皆好きな様に過ごせるわけだ。

体を洗い、髪を洗い、髪をまとめて湯に入らないようにしてから湯船に浸かる。香奈美と椎奈は髪が長いのでボブ程度の長さの真澄よりは洗う時間が長い。先に入って気持ちよくなっている真澄に話しかける。


「真澄って髪伸ばさないの~?」


「肩にかからない程度のこの長さでも面倒くさい。伸ばしても良い事無いし、私似合わない気がするから。だからこのままで大丈夫。

逆になんで椎奈は伸ばしてるの?短くしても似合うと思うんだけど」


「真澄は念能力だから分かんないのか。霊使いって基本皆髪長くするのよ。回復術が効かないから基本的に使わないんだけど体の一部を霊に捧げて一時的に強化出来るんだよ。それで一番安全なのが切って間もない髪なの。

思い出してみると霊使いってみんな髪長いでしょ?男の子でも」


そう言われるとそうだ。一年生で言えば美玖はポニーテールだし香奈美、椎奈はロングである。他にも女子で言えば水葉や菊なども該当する。男子でもそこそこ長い髪の奴が多いのもそう言った理由なわけだ。こちらでも例を上げると薫は後ろでちょっとだけ結んだりもみあげを少しだけ伸ばしたりしている。頻繁に霊を使用する素戔嗚もクソ長髪だ。


「あー、だからなのね」


「別にロングが嫌いなわけでも無いけどね。でも毎日めんどくさいし」


「そうだな。私も非常にめんどくさい。ただロングの方が似合うからこちらの方が好きだ」


「ほんっとめんどくさいよね。でも切ってすぐの髪しか使えないし他の部位持って行かれるのもやだしね。薫みたいに霊力量がとんでもなかったら崎田先輩の能力で腕の"模倣品"作って霊力マシマシ接着剤でくっ付けられるんけどね」


「まぁあれは薫先生曰く霊力指数が500以上、測定不能レベルでないと無理らしいからな」


降霊術やバックラーは自らの身を挺して戦う事が非常に多い。霊で攻撃するのも当たり前なのだがそれ以前に本体である能力者がやられてしまっては元も子もないのだ。

なので基本皆フィジカルが強い。中には水葉の様な刀だけでも戦えてしまうような化け物もいるが基本的にはサブウェポンや自己防衛用になる。だが薫は経験上能力よりフィジカルを鍛えさせたがるので皆凄く強くなっている。そこらの一般人何てボッコボコに出来てしまうだろう。


「さーてあたしも入ろー」


色々終わらせた椎奈が湯に入った。まるで極楽にいざなわれる様な感覚に陥りとろけて行く。次に入った香奈美も珍しく脳が溶けていた。

途中から全員とろけていたせいか何も考えずに頭の悪い会話をして気持ちの良い時間を堪能した。

に十分脳をとろけさせた所でそろそろご飯の時間になるのでどうせ後々もう一度入るので今は出る事にした。そして髪を乾かしたり、浴衣を着たりして後部屋に戻った。

そして食堂に行こうとしたら老婆の孫であろう青年が三人分の夕食を部屋に持って来てくれた。


「能力者の方にはこう言うサービスをしてるんです。僕は分からないですけどやっぱり普通の人が沢山いる所は嫌でしょうしね。それでは」


そう言って部屋を出て行った。まさかのもてなしに驚く、今回出向いた三人はあまり気にしない(たち)なので感動した。だが何かあった場合に非常にだるい事になってしまうのでありがたくはある。

とても美味な和食を三人で食べる。


「なんだこれ…うめぇ!」


「美味だな」


「本当に美味しいわね」


普段はずっと真顔か低血圧で苦しそうな顔をしているのに今はとても可愛らしい顔をしながら食べている。椎奈はちょくちょくその表情を見ていたのだ「喜んでるなぁ」ぐらいにしか思っていなかったが香奈美はそんな表情を始めて見たのでいつもとのギャップに驚きすぎて箸が止まる。


「そんな顔するんだな…」


「え!?なんか変な顔してた…?」


「いや。凄い嬉しそうに食べてるから、普段そんな顔絶対に見せないだろ?」


「そ、そっか」


すると指摘されたからかいつもみたいに愛想が悪い顔で食べる。


「別に抑える必要は無いんだぞ?下級生も先生もいないんだし自分の感情ぐらい抑える必要は無い」


目から鱗、正に言葉通りだった。真澄は長女と言う事もある、そして島に来た時は能力者を警戒していて二人を守らなくてはいけないと思っていたので自分の感情なんか抑え込んで情報を集めていたのだ。だがある程度心を開いても癖は治らずどうしても愛想が悪くなってしまうのだ。

だが香奈美は至極当然の様にそう言って来た。すると何処か心の中で凝り固まっていた部分が少しほぐれたようで二人の前なら抑え込まなくても良いのだと思えるようになった。

先程みたいにとても幸せそうに食べる。香奈美と椎奈もそんな真澄を見て嬉しくなったのかいつもより楽しい遠征だと感じるのだった。

そして飯を食い終わり少し休憩をしていると再び孫がやってきて食器を下げる準備をする。それと同時に布団を敷いてくれる。その時に香奈美が一つ聞く。


「なんで貴方達はこんなにも良くしてくれるんですか?椎奈の語り草的に前にも来た事がある様ですし…貴方達は能力者では無いのでしょう?」


すると青年は独り言の様に返答し始めた。


「北海道函館、その隅っこ。ここは百年前小さな集落だったそうです。無能力者や能力者関係なしに助け合って暮らしていました。ですが皆さんご存じの通り能力者戦争が勃発。

数年に及ぶ戦争の結果ここは能力者が勝者しました。そして様々な地域と同じ様に能力者は優しくしてくれたそうです。その名残ですよ。ですが新しくやって来た人や若者は基本的にその精神が抜けてきました。

自分が能力者に生かされた故に産まれて来たなんて事からは目を背け能力者差別を助長。僕はそれが許せないんですよ。

ただ能力者が好きなわけでも無いし今までにやって来た悪行を許せるわけでも無い。ただ自分がたまたま強者に産まれただけで威張り散らして何でもして良いと思っているその醜さが、嫌いなんです」


とても高潔な精神の持ち主だ。他者からしたら偽善にしか見えないだろう。自分のエゴを押し付けてつまらない持論を押し付けて来る人物だ。だが能力者である三人にとってはその言葉は強い励ましにもなる。

生徒会にいるのは皆良い子達だ。全員外で差別なんて無くして楽しく暮らしていたと考えている。だがそれは難しい、なのでまず諸悪の根源と考えられているTISを撲滅し踏み台にして平和を訴えかける、そうするしかないのだ。

その為には様々な場所で信頼を得なくてはいけない。なので誰も特別な理由が無い場合は遠征を断ったりはしないし一般市民第一で考えているのだ。


「とても立派な考えですね。正義の心です」


「はは、そんな事無いですよ。あくまで自分のエゴなので…」


布団を敷き終え、少し気恥ずかしそうに三人の方を向いた。その時三人は自分よりも背が低く、何歳か年下のはずなのにとても大きな存在に見えた。そのオーラ、言葉遣い、立ち姿。全てが自分より格上だ、様々な事から逃げず、戦い、生き延びて来たのだ。そう感じる。


「その言葉一つで救われる者もいるんです。どうか、その気持ちだけは捨てないでください。何があっても、どうか」


懇願するような言葉。再び様々な事が想像できてしまう。深く傷付いている眼だ。探している眼だ、何かは分からない。だがそれを求め人生と言う名の世界を漂い、躍起になって居る様に見えた。

それは後ろの二人も同じだった。恐らく求めている者は同じなのだろう、その事だけが、心で感じ取れた。


「[高幡(タカハタ) 伸蔵(シンゾウ)]…大丈夫です。この考えは、僕の生きる理由なので」


「御伽学園生徒会会長、[姫乃 香奈美]。信じてますよ、高幡さん」


二人は握手を交わした。そして高幡は食器と共に部屋を出て行った。


「何か感じるんだ。あくまで勘だがな。あの人が何か、やってくれると」


「ひゅー!ひゅー!会長カッコいいー!」


「会長と呼ぶな。まだ香奈美と呼んでくれ、慣れない」


「はいはい」


「あの人、良い人ね。久しぶりにあんな人見たわ」


「そうだね!普通にイケメンだし結構ありかも…でも年齢分かんないからいいや」


「えぇ…」


ドン引きする香奈美を置いて椎奈は布団にダイブした。心地よくて眠りそうになって居る所に真澄が温泉にもう一度行くが付いて来るか聞く。すると一瞬で目を覚まし速攻で立ち上がった。

何も言わなくても反応で分かるので再び三人で温泉へと向かう。今度は時間もあるのでじっくりと長風呂を楽しむのだった。

明日、あんな事が起こるとも知らずに。



第百五十一話「駕砕 真澄6」

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