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クロステイル~少年編~  作者: おこぽちん
9/10

初クエスト

クエストの条件である5匹はなんなく終わった

二人というのもあるけどクエストを終えてもまだ昼間のようだった


5匹目のテールラビットを解体し終わったあたりで近づいてくるやつがいた


それも複数匹で行動する狼の獣

恐らくテールラビットの血に反応してやってきたのだろう

恐らくウォルウルフという魔物で同じDランクではあるが群れで行動するためテールラビットと比べても厄介な相手なのは間違いない


すぐに3匹で周りを囲みだしたので僕達も隙を作らないように背中合わせになった


「チッ 囲まれたぞ どうするクロス」


「そうだね まずは闇渦でどうにか打開できないかな」


「やってみるしかないか」


闇渦ッッ!!


レイは左手を1体のウォルウルフに向けてスキルを放った するとその足元に黒い闇の渦できて黒い陰の様なものが伸び、1体ウォルウルフの動きを止めた


「ボルグ!!」

僕はボルグを呼び出してその獣に向かって投げた

命中だ!!


その狼の獣は遠吠えのような鳴き声をあげて倒れた

「光輪っ」

すかさずボルグを手元に戻したが既に目を血走らした狼がせまっていた


何とか防ぐことができたが柄を噛んで離さない

今にも押したおされそうになり

手の汗が湿りぎりぎりの攻防を繰り広げている


レイはもう一体を追い詰めているみたいだが待っている暇は無さそうだ 何とかしないと


僕はよろめきながら、おもいっきりウォルウルフの腹をけって引き離しそのまま穂先で獣を突きさした


どうやらお互い倒したみたいだ


「ギリギリだな」


「ふぅ、、楽勝だよ」


レイに楽勝とはいったがべっとりとした手汗が物語っていた


解体していると辺りはもう薄暗くなり始めたため、今日はこれで終わりにした


門をくぐると一仕事終えた疲れが一気に襲ってきた


オリビアさんには、Dランクの魔石を8つ、クエストの報告のためテールラビットの尻尾を5つを渡した


「はい クエストの15ルクに魔石1つあたりが5ルクなので55ルクが報酬となります ではお疲れ様でした」


僕達はオリビアさんからクエスト報酬を受け取り、ステータスの更新をした

今日は宿に戻って夕食をとることにするか

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