01. 事案発生! 弓ヶ浜海岸にて小中学生と教師42名が失踪! と、現在ワイドショーでは祭りの最中だとか? Bパート
ちゃっちゃちゃ~ ちゃちゃちゃちゃっ♪
「勇者さま。御成功おめでとうございます」
「ありがとう、ジョゼ。どうやら第一段階は無事クリア出来た。だが、問題はこれからだ。我が領へと彼女らを連れて行かねば何も始まらないしな」
「既に衣装、住居、糧食、どれも手配済みですわ。領都への汽車のチケットも予約済です」
「ありがとう。愛してるよ。可愛いジョゼ」
「あんっ♡ きっと、その台詞をあの娘達にも言うのですね? 悪い男♡」
「その、悪い男に魅入られた憐れなお姫様。俺は改めて誓うよ。俺は全ての愛する人の為なら神でも悪魔でも、全てに勝ち、この美しくも呪われた、絶望の檻に閉じ込められた世界を幸せの色に染め上げてみせる。どこまでも、ついて来てくれるかい?」
「ええ。どこまでも♡」
40センチ近く高い俺の首筋に抱き付きながらキスをせがむ第三皇女殿下の期待に応え、俺はその唇に優しく口づけをした。
ぽ~っとしたジョゼの紅潮した頬に手を当て、俺は再度キスをする。今度は舌を絡ませる大人のキスだ。何度も何度もせがむ様に俺の唇を求めるジョゼのスカートをずり上げながら、今度は未だ若葉すら茂っていない彼女のデリケートな部分を優しく撫でてあげる。
ぴくっ! と痙攣した彼女は、むしろ更に積極的に俺の愛撫を求めはじめた。そうかと思うと彼女の手は、俺の堅くなってきたモノにいたずらをしようと股間に手を伸ばす。意味深な表情で見つめ合った俺達は互いに最高に気持ちのいい部分を探し求めて一時の旅路にと旅立つのであった。
ここまで言えばもうカミングアウトしたも同然だろう。そう、俺は紳士。ロリコン紳士である。
御年11歳のジョセフィン姫との婚約を果たした俺は、この世界で地盤を築き、なおかつ俺の性癖を満足させることの出来る生活環境を手に入れた。この世界には、この国の王都のみならず、我が領地である辺境伯領に戻れば俺の愛する幼女たちが待っているという美味しい環境が既に俺の手の内にあるのだ。
無論、日本の法律に鑑みれば即事案発生である。俺の求める幸せは日本に居ては実現できない。
だが、良く考えてみて欲しい。
本来、人間が最も自然に一番強い子を産む事ができる年齢層は、13~16の間である。百年程前なら常識であった人間の本能に根差したその期間は、逆説的に言えば女性が一番美しい時でもある。
にも関わらず大多数の国ではその年齢の女性と交わる事自体が犯罪として認められていない。
それは余りにも不健全である。本気で考えて貰いたい。
少女と交わる事が罪だというのか?
むしろ、某超大国の人のように人妻相手でなければ勃たない、という方が余程不健全な気がするのであるが……
だが、ここは異世界、まして俺の領地は人類社会の最果ての地。法の処罰の至らぬ世界だ。
そして、今回召喚された少女達。
この世界に召喚された勇者は肉体的には不老不死で現状に固定される。(怪我、外傷による死亡は除く)すなわち、今回召喚された幼女、少女達は今の姿のままその存在が固定され、この世界に居る間は永遠に美しい少女のままで居られるのである。
ロリひゃっほい!
最早俺には日本に帰るだけの理由が無くなっているのである。
だが、先程も言った通り俺は【紳士】である。
彼女達に無理強いをする気は無い。帰りたい娘には真摯にその為の道を示してあげたいと思うし、望みのある娘等にはその望みを叶えてあげたい。
だが、一方で俺は超ジゴロ。幼女は全て俺に惚れさせてみせる!
根拠もある。昔俺の幼馴染が言っていた台詞であるが、
「女の子って、本能的に【男】というものに対して絶望的なまでに恐怖を感じているの。だって、本気で押さえつけられたら、どんなに抵抗しても勝ち目は無いのだもの。最終的にはレイプされようが、殺されようが、私達女には男に対抗する術は無い。でも、あんただけは別。あんたにはそんな恐怖を押し付ける男ではないと無条件に信じられる空気があるのよ。だから、私を含めて女の子はあんたの前でならどれだけ無防備でも平気で居られる。だから、そこだけは変わらないあんたで居て! これは【め・い・れ・い】よ♡」
そう言っていた彼女はもう、ここには居ない。
いや、領地にいるんだけどね。
いずれにせよ、この世界は俺に対してとても優しい世界だ。この一年、俺は各地を転々としてはっきりと理解した。俺はこの世界で自分自身の王国を作る事を決意した。そして、この世界で骨を埋めることを決意した。俺はこの世界に永遠のロリの楽園を築くのだ!
俗な言い方をすればこうだ!
「ロリコン王に、俺はなるっ!!」
繰り返し言うぞ。
「ロリコン王に、俺はなるっ!!」
大事な事なので二回言いました。