カメに会う
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「そこでなにをしてるんだい？」
声にだしてから後悔する。
子供とはいえ今時の子供は凶暴だと言うじゃないか。ここはえ黙って通りすぎた方がよかったか・・・。まて、普通、暴力という手を使うのは何かやましい事をしていた時ぐらいだ。なら大丈夫じゃないか？うん、そうだような、そうそう・・・。いや、しかし・・・・。
と思っていたその時罵詈雑言の嵐が降って湧いてきた。
「うっせーなジジイ」
「あぁん？あっちいけバーカ」
「じゃま、消えろ、って事でバイバーイ」
「ジジイは家に引きこもってろバーカ」
おぁさすが今時の子供・・・・・・・・。
ジジイだと・・・ジジイ・・・・・。
一応現役大学生なんだけど・・・・・・。
はぁ・・・・あいつらから見たらおれもジジイかぁ。
何か今日はけなされてばかりだよ、まったく・・・。
ってそうじゃなくて、問題なのはジジイ呼ばわりされたことじゃなくて（もちろんそれも大事だが）なぜ何かに群がっていた・・・の・・・・・・・か・・・・・・・・・・・。
ナニコレ・・・？
・・・・・あぁカメか・・・え？カメ？・・・・。
カメと目が合う。
見つめあって何分か経過した。
先にしびれを切らしたのは俺だった。
「こ。こんにちは」
俺は表面上、平常心ですが何か？といった感じだが内心壮絶なるツッコミをくりひろげていた。
ちょっとー！こんにちはって何！？相手カメだろ！？カメ！海の生き物に対してなに言ってんの！俺頭おかしくない！？とうとう頭がいかれちまったか・・・・。
って言うかカメに言って何になるっつーの！カメも、こんにちはってかえしてくれるって！？そんなワケないし、第一にカメと見つめあうって何？カメと結婚するんですかー？ｗｗｗｗ
吹き出てきたいやな汗に体を包みつつも笑顔を保っているとカメが声を発した。
「こんにちはぁ。えらいわねぇ挨拶をするなんて。もぉう最近の子はだらしがないっておもってたのよぉ。あなたは子供からも助けてくれたしねぇ。ウフッ、ほ、れ、ちゃ、う、かも♥」
顔が一瞬にして固まっていくのが自分でもわかった。
うわぁ・・・・・え？なに？どうゆう反応返せば言いワケ？
え？てかカメしゃべったよ？
え？どうゆう反応するの？変に返したら後ろから「ばんっ」てい殴られそうなんだけど・・・。
え?俺どこにつっこめばいいの？
カメが喋るという怪奇現象についてか？
凛々しいカメ顔に女言葉（あえてオカ○言葉とは言わない）のところか？
それとも語尾のハート＋「ほれちゃうかも」についてか？
え？何なんだ？？？
顔から汗を垂らしながら心の中でツッコミを繰り広げているとカメが再び口をひらいた。
「うふ、もうちょといたいけど海に戻らないとね♥私の名前はカメ子よ♥うふふふこの名前はね乙姫様にもらったのよぉいいでしょ？いいわよねぇ♥。あ、り、が、と♥それじゃぁまた逢う日まで♥」
カメいやカメ子は言い終わるとすぐさま海へ這っていった。
・・・・・・これにも俺どこにツッコミいれたらいいのか、わからないんですけど。
カメ子と言う名前についてか？
乙姫とやらについてか？
勝手に自慢をしてきたことについてか？
セリフの最後の「また逢う日まで」についてか？
総合的にツッコミどころが多い事か？
あーーーーー！もう意味わかんねぇぇ！
ハーイカメ子よぉ♥
いかがだったかしら？
次はもっとおもしろいのを書くように作者を脅してみるわぁ♥
これからもぉよろしくねぇ
(^_^)/~
