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丘陵のさき 世界の先 Ⅲ  作者: 玲於奈
8/50

午前8時30分とジャニヲタ

なし

午前8:30


この国は

本当に

朝が薄暗い。


今日も

もやがかかっている

霧ともいうのか


大学正門横のバス停

そこから

ダブルデッカーに乗る


大学寮に住みながら

別の学校に通う自分


バス停でさわぐ

小学生が目に付く


思わずげんこつをくらわせそうになった


いけない


子どもに八つ当たりするようでは

終わりだ


バスが来た


100万都市の圏外なので

そんなには混んでいない


しかしながら

時々すれ違う

赤いバスには

ジャニヲタ

いっぱい


若い女子


まさに遠き日々

コンサートへの道。


その方向とは

逆の

中心街へ向かうバス


だんだんと

混み始めた

車中で

自分って

なんだかなあと

おもう。

















なし

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