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丘陵のさき 世界の先 Ⅲ  作者: 玲於奈
43/50

からだのライン

なし

半分は

わからなかったが

いい映画だった.



大学寮にもどれば

マークが

モノポリーを

しろとせがむ

保護者がわりとはいえ

お母さんに

送り迎えを

してもらったこともあり

一緒に遊ぶことにする。


お姉さんの

デラもマークに

せがまれて

参加

人数が多いほうがお金が

たくさんもらえるという

マークの理屈


2回ゲームをしたところで

夕食の時間。


今日もなぜか

マークの圧勝。

私も負けていないと

思うのだが

最初のスタートダッシュで

マークのさいころが

さえる

一人大きい目をだして

どんどんすすんで

ほしい土地を

しっかりゲット

なんとサイコロ運のあることか


夕食の時間で

フランス、スペインチームが

談話室をとおり

食堂に向かう


マークとデラが住む

この寮は

名前は忘れたが

ヨーロッパ

EUチームが住む

寮となっている


なんとはなく

彼らと席をともにし

なんとはなく

夕食後みんなで

近くのベアーズデンの

街に飲みに行くことになった


いつも大学のバーで

おさめる

しぶちんのスペインチームが

先導する。


「歩いたら健康に良い」


とのことでバスを

使わず

15分ほど歩く。


女子チームのフランス美女軍団が

行くのも珍しい。


わたしは

フランス人は

ファッションにうるさい。

という先入観があったが

この女性群は

なぜか黒がお好み。


こないだは大学のバーに

黒セーターやら

長い首の黒のセーターとか

黒のパンツ、黒のタイツで

4人とも黒ずくめで

登場。


なにか有名な歌手のまねなのか

とも思ったが

なぜ、彼女らが

似たようなファッションなのかは

まったく謎。


女子のグループ心理か。


それにしても

そのお洋服は

体のラインが

ですぎではないでしょうかと

こちらが心配したくなる

くらいでした。


ちょっと野暮ったい感じも

しなくもなく

田舎からでてきた

ガールズたちという

イメージもあったが

話をしてみれば

実はじつは

パリご出身。

天下のパリでございます。

ファッションの街

パリでございます。

恋愛の自由なパリで

ございます。

しかし、よおく

話を聞けばどうやら

パリ近郊で

がんばればパリッ子という

スタンス。

でもまあ

ファッションの街の

ご出身で

モードなわけです。


さて、

バーに到着してみれば

もちろん

バーは立ち飲みで

グラスゴー近郊の

クリスチャンの多い

ベアーズデンでも

さすがに

飲みやに集う人は多く

立ち飲みで

老若男女入り乱れている


だいぶみんなが

のんで元気になったころ


メガネのフランス人

ミッシェルが


「じゅん、だいじょうぶ」


「きのう、食堂で

 YOUが涙をうかべてたって

 みんなが心配していたよ」


と騒ぎ声でうるさい

バーの喧騒の中

ミッシェルは

ぼそっと教えてくれた


なんだよ

それでかと

合点がいって


じわっと心が

あたたまった。


その後、みんなに

こづかれて

大飲みし

その日も結局

飲みすぎとなった。



なし

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