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丘陵のさき 世界の先 Ⅲ  作者: 玲於奈
37/50

しろいごはん

なし

9月28日


今日も

午前中は

語学学校に通う

行くところもないので

しかたない


毎日のローテーションの

ように

小学校

中学校

高校と

このように

とにかく体が

決まったようにうごく


後半の高校は

堕落したところもあったが・・・


そして

バスセンターから

赤いバスの2階に座っているときも


なんとはなしに

集まっている寮の食堂で

ご飯を食べながらのときも


夜、寝るときに

白い寮の天井を見上げながらも


そして

今日、

語学学校の一番下の

レベルのクラスで

パキスタニーのお母さんたちの

授業中の

こそこそばなしを

なにをいっているのか

わからない中

聞かされながらも


いろいろやって

なんとはなしに

1日考えたが


ついに決めた。


こんどの

長い休みに

ヨーロッパに

旅立つ。


結局


その日の午後

語学学校帰り

バスセンターに行って

チケットを予約した


なんとなく

韓国人の

語学学校の人が

つきそいで来てくれた


わたしは

こういうところは

ありがたいと

思う。


きっと

あぶなっかしくて

みていられないところが

あるのだろうか



なぜか

こういうとき

外国の人が

助けてくれる


手配を手伝ってくれた

というか

手配をしてくれたというか

バスの予約は

完璧だ

と思う。


バスセンターを

でたあと


韓国の人が

家によってけよと

いってくれて

ありがたく

ついていく


こんな温和な

親切な人が

わざわざどうでもいい

日本人を

助けてくれるとは。


もし

このすばらしい人

韓国の人が

窃盗団とかだったら

簡単に

誘拐されるだろうと

すこし心配になったが


もちろん

そんなこともなく


あいかわらず

とても

親切な人で


わたしが寮の

食堂で

日本のコメを

食べていないことを

つたえると


「それはたいへん」


といって

ごはんを

山盛りにしてだしてくれた


それは

韓国のお米だったけれど

とってもおいしくて

泣きそうになった


さらに

わたしは、その時

はじめて韓国のりを食べた。

韓国のりには

のりに塩が付いていた


外国の

細長いお米は

いやというほど

食堂でも

レストランでも食べていたけど

白い日本の

ごはんは

1か月ぶりくらいで



本当に

うれしかった。



なし

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