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丘陵のさき 世界の先 Ⅲ  作者: 玲於奈
26/50

悲劇はわらう

なし

9月12日


やけ酒するも

習慣とはおそろしく


いつもどおり起床。

ほうほうのていに

なりながらも

バスに乗り込み語学学校へ


休憩時間

日本語でないので

意外とさっぱり

母国にのこした

ガールフレンドにふられたと

やや話を大きくして

英語で話す


でも

氣分はそのとおり。

友人にとられたことはふせておいた

というか

どう説明していいか

わからなかった。


自らのかなしい話題をふる

自虐ネタ。


しかしながら

A、Bの

強者どもは

よくある話なのか

こちらの快心の一撃にも

動じず

今日の天氣を話題にする

軽さだった


しかし

いちお相談にこたえると

いうかんじで

まあ

なんなら手紙を書いてみれば

勘違いもあるから

相手のこころも

かわっているかも

などとも話し。


郵便の

速達の出し方を教わる。

エクスプレスと

いうようだ。


地域にもよるが

日本までは

3ポンド50ペンス


いつもは80ペンスくらいで

封書がだせるので

どれだけという

ところ


その日、

封筒75ペンス

ノート40ペンスを買い求め


郵便局で

速達のお願いをして手紙をだした。


帰って

寮の部屋でもう一度

オハラの

手紙を読むも

やはり

日本語で


「深谷さんと

 おつきあいすることにしました。」


と書かれてあった。



















なし

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