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丘陵のさき 世界の先 Ⅲ  作者: 玲於奈
24/50

ふるえる集団

なし

今日も、朝は霧。

しかし昼近くになると

爽快に晴れる

本当に氣持ちがよくなり


心がはればれするくらいな青空


周りの木々の緑も

まぶしい


しかし心なしか

すこし

濃い緑から

そこに白をいれて

うすまったような色に

緑がなっている

さすがに

紅葉がはじまり

葉もおちていくのだろう


朝は少し肌寒いが

慣れればなんのことはない

そして昼頃は

半袖で十分


朝バス停でみかける

市内の学校に通う

がきんちょどもは

半袖、半ズボン。


まあ

それもそれで

というところ

そうかと思うと

同じ

寮に住む

エジプト人一団


話したことはないが

皆さま

お国を代表する

超エリートらしい


年齢も30代半ばより

上が多く

若者の寮に

やや違和感が・・


しかしながら

なぜかうちらのホール(寮)だけ

多民族国家。


ここは

音楽学校へかよう

キッズの寮でもあるし


スコテッシュの若い男女もいるし

なぜか東洋系の私

エジプトのみなさまの

団体

老若男女とりそろえている

かんじ


後でわかるが

うちの寮は突発的に

短期の人もいて

出たり入ったり感が多かった。


そして

そのエジプトの人々からすれば

夜ととくに早朝は

冷え込むらしく

寒い、寒いと

いつも言い合い

暖房を入れてほしいと

要望をしているが

毛布の枚数を

ふやす

支給でなんとか

決着をはかったようだ


音楽キッズは

寮に横付けされる

スクールバスで

全員まとめて通学。


だから

朝は、ホールのエントランスは

まだまだ夏服の

キッズと

やたら寒々とした

ふるえるエジプト人一団と

奇妙な構図


おもしろすぎる

なし

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