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丘陵のさき 世界の先 Ⅲ  作者: 玲於奈
22/50

新しいクラスメイトと悲しい話

なし

A、B、Cの

3クラス

はじめは各学級

人数がすくなかったが

じょじょに

人数がふえていっている

とくに

Bクラスの

人数上昇がすさまじい

はじめ

5、6人であったのが

先週末で

10人そして

今週はまたふえるとの

もっぱらのうわさ。


A、B、Cと

分かれた教室だが

10:00~10:30は

全クラスいっせいに休憩

トレーラーハウスの前の

赤茶けた

じゃり

そこにおりる。


階段にすわりながら

お互い

異国の地の感想を

めいめいの

語学力で

A、B、Cの

別なくかたる。


また、時には

食堂に出向き

20ペンス

だか35ペンスだかの

紅茶をたのしむ

といっても

ティーバッグ、

コップ、

お湯の3点セット


そして、休憩時間にわかった

Bクラスに

はじめて

アジアの方がはいってきた


うれしかった

韓国の方だった


今までアジアの人は

私のみ。


同じ国でなくても

東洋の人というのは

雰囲気や

考え方が近そうで

とてもうれしい


案の定

スムーズな意思疎通。


何日かして

家に私をよんでくれた。


私が行ったことのない地域

エジンバラへ向かう

ハイウエイ沿いに

その家は、高層住宅群であった


知らなかった。


韓国の人は

キムチと韓国のりをたべていることを


いまでこそ

メジャーだが

韓国ブームが起きたのは

その後。


韓国では

こんなのを

食べるんだなあと感心していたら


真っ白いご飯がでてきた


のりやキムチと

白いご飯

泣きそうになってしまった


おもえば

大学食堂のライスは

細長く。


もちろん

日本のお米でもなく。


私にとって

それはライスとよべないものだった。


だから

白いご飯ごときで

とてつもなく

感動し、ありがたくご飯をいただいた。


そして、その感動とは

うらはらに

そのしあわせをやぶるように

悲しい手紙がやってきた








なし

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