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クリスマスの風景

「ふわ~よく寝た~」

「ふぉふぉふぉふぉ。おはようそしてメリークリスマスじゃ」


え?どういうこと?それに誰この人?目が覚めてみたらなんだか変な人が、僕の枕元にいたんだけど、これってどういうことかな?


「君は、この一年いい子で過ごしてきたからプレゼントをあげよう」


う~ん。この人のことどこかで聞いたことがあるな~。確かこういう良い子にプレゼントをあげて回る人のことをサンタクロースって言うんだっけ?

でも、今いるの木の中なんだけどどうやって入ってきたんだろ?


「ね~サンタクロースさん。この家の中にどうやって入ってきたの?」

「ふぉふぉふぉ。そんなことは気にせずともよいわ。そうじゃの好奇心が強い君には、この本をあげようかの」


お~サンタクロースさんって噂どうりに、一年いい子で過ごしたら、欲しいものをくれるんだね~


「そろそろ時間かの。それじゃあリル君。。また来年もいい子にしてたら、来年も会えるかの。それじゃあ元気での」


え?登場と一緒で突然現れて、突然消えたよ~


「リル♪見て見て、私、サンタクロースさんに欲しかったもの貰った♪」

「スズも貰ったの~僕もサンタクロースさんに欲しかった本を貰ったよ~」

「おーい二人とも、ちょっと外に出てこいよー雪が降ってるぞー」

「リル、雪だって。速く見に行こうよ」

「うん」


うわ~一面真っ白だ~

こんなに、雪が降ってるの初めて見たよ~


「ねぇ、スズすご…うわ」

「やった♪あたった」

「う~やったな~それ~」

「きゃっ、やったな♪えい♪」

「ほどほどにしないと風邪ひくから、早いとこ帰ってこいよ」



ふ~雪合戦で遊んだ~

たのしかったけど、冷たいよ~


「このままじゃ、風邪ひいちゃうね」

「そうだね~着替えて町に行ってみる?」

「うん。そうしよう」



よし~着替えも済んだし、あとはスズの着替えを待つだけだな~

せっかくなんだし、僕もなんかスズにプレゼントしないとな~

なにがいいかな~


「着替えてきたよ。リル、早く行こうよ」

「うん」


どこに行こうかな~めぼしいものがありそうなのは市場かな~


「リル、どこに行く?」

「そうだね~まず、市場に行ってみようと思ってるよ~そこなら、なにかありそうだしね~」

「わかった。じゃ、市場に行ってみよ♪」



市場に到着~いつもより人が多いな~

お~市場の真ん中におっきなモミの木が飾ってある~


「あのモミの木なんで置いてるのかな~」

「リルは知らないの?クリスマスに飾るモミの木のことをクリスマスツリーって言うんだよ」

「へ~じゃあさ、なんでクリスマスツリーの上に星を飾るの?」

「知らないよそんなこと。それよりも、店とか見て回ろうよ」

「う~ん僕少し探したいのあるから別々にしよ~」

「えーまぁ仕方ないっか。それじゃあ、三十分後にツリーの下でね。遅れたら承知しないからね」

「は~い」



きっとなにかスズに似合いそうなものがあると思うんだよね~

取り合えずそれを探さないと~


「いらっしゃいませ。当店ではアクセサリーなどを販売しております。おひとつクリスマスプレゼントとしていかがでしょうか?」


あっちの方でアクセサリーが売ってるらしいな~

どうしようかな~あまり高すぎると買えないしな~

でも、見に行くだけ見に行ってみようかな~


「いらっしゃいませ。当店で、どのようなアクセサリーをお求めですか?」

「そんなに、高くないアクセサリーってある?」

「そうですね、あちらの方にそこまで高くないのがありますよ」

「わかった~ありがとね~」


いっぱいあるけど、どれが一番スズに似合うかな~迷うな~

おっ、なんかこれなんか似合いそうだな~


「すみませ~んあの飾っているハート型のアクセサリーどのくらいですか?」

「そのアクセサリーですか?すみません。その商品は非売品なんですよ」

「え?なんで?」

「そのアクセサリーなんですが、実は、アクセサリーを工房の方の所に取りに行ったら、押し付けられましてね。他のと比べても貧相なんで、売り物とするにはあまりね」

「え~残念だな~」


スズが着けたらきっとかわいいと思うんだけどな~

仕方ないから他の探そっか~


「と言いたいところですけど、そんなに、欲しいなら、さしあげますよ」

「本当?でも、売らないって言ってるのに急になんで?」

「どうせこのまま、飾られたままにされるよりかは、誰かの為に使われた方がいいでしょうし。それに、ここに飾ってて初めてこれを欲しいと言う方が現れたのですし」

「やった~ありがとうございます」

「またのおこしをお待ちしております」



プレゼントも買えたことだし後は、スズを探せばいいんだよね~

でも、ツリーの近くまで来たけど、どこにスズいるのかな~


「リル見っけ」

「あ~スズ~待たせた?」

「ぜんぜん。そんなことより他の所も回ってみようよ」

「うん」



「ふ~いろんなところ見て回ったね~」

「そうだね。もう暗くなってきてるから、帰らないとヴォル君に怒られるね」

「そうだね~でも、帰る前にこれあげる」

「え?なにこれ?」

「開けてみたらわかるよ~」

「これってアクセサリーだよね。でも、高かったんじゃ」

「お金のことは気にしなくていいよ。貰ったから」

「そう?それじゃ、ありがと、リル」


スズが喜んでくれてよかった~


「私からもプレゼントがあるよ。じゃんこれな~んだ?」

「わ~マフラーだ~」

「うん。最近寒くなってきたから、風邪ひかないようにね」

「スズありがと~」

「どういたしまして」


やった~スズからマフラー貰った~

やっぱり、貰い物はうれしいね~


「それじゃ、真っ暗になる前に帰ろっか」

「そうだね~」


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