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一章:たこち
「フーーーー」
俺は、いつも通りベッドに腰を下ろし、アプリのアイコンを押す。
少し間を開けて、ゲームの起動画面へと移行する。
当たり前でいつもの動作だが、わくわくは変わらない。
『TAP TO START』
ポップな文字で浮かび上がる見慣れた文字列。
一度でいいのに連打してしまう癖は治らない。
『LOADING……』
俺が長年プレイし続けているアクションゲーム。
ホーム画面に現れた俺のスキン。
ここでは俺は、俺であって俺ではない。
その瞬間、俺は「たこち」なのである。
初回は短くスタートしました。
ゲームを題材にしたお話が書きたい!というわけで書き出した作品だったと思います。
物語序盤の章はどうしても説明的なのが多くなってしまうのですがその分中盤からの盛り上がりがめちゃめちゃ上手く書けたと思ってるんで読んでいただけると嬉しいです!




