19 進まぬ本編、書けぬ食レポ
なんか変なタイトルで保存してたのでそのままそっと投稿。
プティと話しているとだいぶ日が昇ってきたので部屋を出て朝食を取ろうと今日の準備をして食堂へ行く。
「女将さんいますか〜」
食堂に入ってとりあえず声を上げてみる。
「ん、起きたのかい。すぐ出していいね?」
「お願いします。昨日の夕飯が美味しかったので楽しみです」
「そりゃ良かった。そっちのスライムは今回も別のを作った方がいいかい?」
どうやら今回もプティの分は別で作ろうとしてくれているようだ。
「あ、大丈夫です。プティは手みたいな物を出せるようなので僕と同じメニューでいいみたいです。昨日はわざわざ別で作っていただきありがとうございました。プティも嬉しがっていました。」
「手を出せるってことはスプーンなんかを使えるのかい?そりゃすごいね……」
「プティの話を聞く限り使えそうですね」
「余りにも細かい事は無理ですけどならある程度手は器用に使えますよ!」
プティが鼻?からふんすっ!と自慢げに言っているような気がする。
そんな会話をしていると女将さんはすぐに朝食を出してくれた。
献立は香りと色合いからしてコーンスープのようなものと目玉焼きとベーコン、昨日と同じ主食の黒パン。そして多分柑橘系の果物のジュース。
「いただきます」
「……いただきます」
恐る恐ると言った様子でプティが僕のいただきますの真似をした……カワイイ……プティをもふりたい……
閑話休題
とりあえずコーンスープもどきから一口。
うまいっ!予想どうりのコーンスープだが、日本のコンビニなんかで売っているお湯で溶かすだけのレトルトカップスープなんかは目じゃない旨さだ……しっかりとした旨味とコクがある。そしてすごく滑らかなスープだ。
おい、現代日本レトルト食品界隈よ……異世界に負けてるぞ……まあ、ちゃんとした料理人が作ったのなら勝てるだろうが、僕は余り高い所で外食しないしなぁ。
次にパンを一口。
目玉焼きとベーコンを一口……
うまい……手が止まらくなる。余り文化が発達していないようなこの世界でここまでうまく作れるのは謎だ。そして何より作りがとても丁寧だ。一つ一つに食べやすく、そして見栄えが良くなるような工夫がしてある。
夢中で食べ終えた後飲んでいなかったジュースを口にする。
ジュースはすっきりとした味わいで、濃縮還元のオレンジジュースのように酸味や甘味が強すぎず、かといって薄いというわけでもない。
さながら国民的オレンジジュースのポ○ジュースを思い浮かべる味だが、それよりもフレッシュな感じがするのとみかんのような甘さが某○ンジュースよりも多く感じる。
うん、満足。
プティも食べ終え満足そうにゲルとゾルの間を行ったり来たりしている。
(もう今日はこれでいいんじゃないかな……)
そんな怠惰な感情が芽生えるがほとんど無一文な今の状態ではこれから先の未来が見えない。早く怠惰な生活ができるよう頑張らねば……
食べ終えた食器を持っていき、女将さんにこれからギルドに行くと伝える。
「ほれ、昼飯だよ。サービスしてやるから頑張って稼ぎな」
女将さんが僕に包み紙を渡してくれた。
そして僕は女将さんの好意に甘えさせてもらいギルドへ向かった。
進まない……( ´ ・ ω ・ ` )
最近忙しくて時間が取れないです。
(/)・ω・(ヾ)つらいむ
明日は頑張って投稿するかも……
( ´ ・ ω ・ ` )確約は出来ません。