13 町をぶらぶら
やることはほとんど終わったし寝巻きや他の服を買わないと他の服は無いからな……とりあえず服屋を探す。
安く済むところないかな……
町を歩き回る……雑貨店、武器屋、防具屋、八百屋、精肉店、八百屋、魚屋、酒屋、精肉店、出店、精肉店、八百屋、酒場、精肉店…………
肉屋と八百屋多くね!!そして服屋が無え!!なんでだよ!
そこからさらに二十分程探し周ったが見つからない……雑貨店にあるとか無いよな……一番最初に見た雑貨店まで戻ってみる。
あったよ……服…………さっきまでの歩き回った時間……リアルに膝をつきそうになるなんていつ振りだろうか……かなりの精神的ダメージを負ったが肩の上でぷるぷるしているプティを揉んで精神回復に努める。ああ、癒されりゅ…………
もしやプティは癒しの化身なのでは……
などといろいろありながら店の人に聞いて寝巻きを一着と普段着を一着買った。手痛い出費である。
節約せねば……と考えた途端いい匂いがする串焼きの出店を見つける……満月亭で夕飯は出る……でも気になる、気になってしまう。
欲望に負け串焼きを買ってしまった……二本。 プティに串焼きを食べさせながら自分も食べる……
塩ダレベースで結構美味しい。あまり酒は嗜まない方であるが酒が欲しくなってきそうである。後悔はしない……気を紛らわせようとプティに感想を聞いてみる。
「どうだいプティ?うまい?」
「はい、ご主人様とっても美味しいです。ありがとうございます!」
串焼きを食べられて少し興奮しているのだろうか、ちょっと声が元気だ。興奮気味のプティもかわいい……
***
なんやかんやプティと町を歩き回り、満月亭に入った。
「すいません、泊まりたいんですけど」
受付台に向かって話しかける。すると奥から女将さんが出てきた。やっぱり幼女にしか見えない。
「ん?ああ、バークが連れてきた子かいいよおいで部屋まで案内するよ」
「えっと、昼はいなかったんですけどスライムが従魔になりまして……スライムと一緒に泊まってもいいですかね?」
プティと一緒に泊まっていいか聞いてみる。
「汚さないならいいよ、スライムぐらい。にしてもスライムを従魔にできるなんて珍しいね」
「プティ、挨拶なさい」
プティにへ挨拶をさせる。
「よろしくお願いします……部屋を汚さないようきをつけます」
プティが女将さんへ挨拶する。汚さないよう気をつけるなんてプティは偉いなぁ。あとでぷにぷにしたい。
「なんだいこのスライム喋れるのかえ、本当に珍しいねえ」
女将さんが驚いている。やっぱりスライムが喋るというのは珍しいようだ。
そんなこんなで女将さんに部屋まで案内してもらった。
電車の中で書いていたら酔いそうになりました
( ´◜ᾥ◝` )