ごー
今回も短いし、なんかおかしいと思います。
すいません
あたしが巻き込まれちゃった情報漏洩事件から三日が経った。
いやーびっくりしたよ〜。まさかブッチーがあたしを退学させようとしてたなんて。犯人がわかって、あたしが退学しない代わりに、ブッチーが退学しちゃったけどね……。
「ねー林」
「んにゃ?」
「猫語になってるよ──じゃなくて、このあとどうするの?」
「ふえ? このあと?」
「そう、ホームルーム終わったよ?」
周りを見ると各々が好き勝手に帰ってた。
え、いつ終わったの!? あたし、寝てたかとか……?
「ずっとボーとしてたけど、どうしたの? この前の騒動?」
「うーんと、そんな所かな?」
ハッキリとは言わず、場を濁す。
それで納得してくれるんだから、陽くん優しい〜♪
「おーい、林!」
「あー! レンr──ごニャンげ!?」
パコーンと音を立ててスリッパがしまわれる。またスリッパァ!? ってか森!
「森! なんでスリッパ渡すのよ!」
「姉さんのためかな?」
「お姉ちゃん痛い思いしてるんだよ!?」
「それこそ、姉さんの為だよ」
どこがよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
あのあと、普通にみんなで帰ることになり、駅前。
「うう、みんなあたしにキツいよ……」
「で、でもみんな林ちゃんが好きなんだよ……?」
「でも、キツいよぉ」
「大体お前が悪いけどな」
そう言ってレンレンは今さっき買ったんだろうアイスクリームを舐めた。美味しそうに食べるなぁ〜。あたしも買ってこよ──あたし、お金なかった。
お財布見てから気付いたよ……。
がっくし。
「ドウカシマシタカ?」
およ? なに、このカタコトな日本語は?
「ふえ……?」
声の方を見ると、とてつもないイケメンな感じの外国人がおりましたとさ……え?
「ダイジョうブ……で、デスか?」
「えっと……大丈夫デース」
思わずカタコトで返事しちゃったよ。
「えっとね、あなたは?」
唐突に聞いてしまった、と思ったね。いきなり聞くなんて、流石のあたしでもマズいと思うよ。
「ナニ、拙者は名乗ルほどのモノではナイ」
「へ?」
「サラバ!」
「…………へ?」
そう言って外国人イケメンは走り去ってった。
な、何だったんだろう……あの人。
「林ちゃん、凄い人に声掛けられてたね」
「お前、変なヤツ集めるの得意だよな」
「その中に、レン達も入ってると思うけどね」
あ、森も帰ってきた。
──しかも、アイスクリーム二つも持って。
ま、まさかあたしに!?
「はい、姉さん。買ってきたよ」
「うわぁ♪ ありがとう! 森!」
うう、美味しそう!
ペロッとひと舐めして、あたし達は家へと帰ることにした。
変なところあったら御指摘ください。
誤字脱字なども御指摘ください。
色々お願いします。