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ハントムVS不良2人組

さぁ、始まります!ハントムの初試合!!

相手は2人組!!いったいどのような戦いがまっているのでしょうか!!そして、アップデートされた、新しくなった戦場は!?戦略は!?

『ディスパラレル・リアリティ・ビジョン・システム リンク完了!』

「「ディプリヴィス!!」」


絡んだ2人組はそれぞれ対になるような格好をしており、染め金は黒のコートの上から金の鎧を付けている。

そして、黒髪オールバックは金のコートの上に黒の鎧である。

しかし、フルアーマーというわけではない。どちらもヘルムとガントレットがない状態である。

それに対してハントムはと言えば、リバーシブルフードにプレートブーツを付けたという、シンプルな装備である。


「おいおいおい、なんだぁ!その装備はよぉ!!」


始めに口を開いたのは黒髪オールバックである。

染め金も続く


「装備だけじゃあねぇ!!レベルも1!ランクもFの超初心者じゃねぇか!!それなのによくカッコつけて俺らに挑めたなぁ!!」

「...そうだな。俺は1度も戦ったことがない。それがどうかしたのか?」


瞬間、2人の眉間にしわがよる。怒りによるものだろう。初心者に...、自分より確実に弱いはずの相手に煽られる。ならば力の差を見せつけるしかない。そういう思考になったのだ。


「なら、すぐケリをつけてやるよぉ!!」


その叫び声を上げながら染め金はハントムの方へと向かう。その途中で急に右手が光り出したかと思えば、長さ1m程のバットを持っていた。そのバッドには所々、様々な色のついた宝石が埋め込まれているため、属性武器の可能性が高い。

向かってくる宝石バットに対してハントムはあのランスで向かい打つ!

ランスと宝石バットがぶつかり合い、とても高い金属音が鳴り響く。


「あぁ?変わった槍だなぁ?」

「変わった槍じゃない。スクウィッド・ランスだ。」


スクウィッド・ランス

2メール超えのランスで槍頭の部分が非常に大きいデザインのものである。先はくっついておらず、2つに分かれている。その間から光線を打ち出すようになる。

また、持つ所を2色の三角形の布で隠すようにしている。

全体的な形を見ると正直、イカに見える。


「武器だけはなかなかのものだなぁ?フード野郎ぉ。だが、実力の違いを見せてやる!オラオラオラァ!!」

「くっ!」


宝石バットで左、右、上、下と、あらゆる方向から振り回してくる。その攻撃は隙を見つけたら攻撃ではなく、ゴリ押しによるものである。

このような相手は猟は苦手で、逆に動きを読みにくい。それにランスで防いではいるが、一撃が重く振動が伝わる。攻撃に特化しているためか、ハントムになっているからか、理由は分からないが1つだけ言えるのはガードし続けるのはキツイという事!!


「そこだぁぁ!!」


染め金が縦から下へ振り下ろす動きに合わせてランスを横に軽く持ち、スッ.....と受け流した。


「なにぃ!??」


そして、遠心力を活かして大きく染め金の横腹にランスをぶつけた。ゴキィィンという音をたてて、染め金は数メートル先に飛ばされる。着地...着地するというよりは落ちる形となって地面に叩きつけられる。その落ちた染め金にハントムは近寄り


「ふぅ、どうだ?初心者にやら...!??!!」

「油断したなぁ!!」


身体に何かがぶつかり、ハントムは飛ばされた。

身体に加速した何かがぶつかり、ハントムは飛ばされた。

身体に加速したバイクがぶつかりハントムは飛ばされた。

改造されたバイクに()かれた。


「く、くっそ、姿が見えないと思ったら!!」

「どうだぁ!!俺の武器!!『メタルホイール7000』の味は!!」

「さてと、俺らのコンビの本当の恐ろしさはこれからだぁ!!フード野郎ぉ!!」


本当の恐ろしさを目にしたハントムは息をのんだ。

そう、バットを持って、バイクに乗ったのだ。

簡単に言えばこうだが、詳しく言うのなら、黒髪オールバックの改造バイクに宝石バットをもった染め金がライド(乗ること)したのだ。2人乗りだ。黒髪オールバックが操縦して染め金が攻撃というところだろう。

改造バイクは正面がフルメタルで、角張っている。操縦するハンドルはとても高い位置にある。結論からいうと危険だ。

今にも走ろうとしているかのように!威嚇するかのように!グゥゥゥウン!!グゥゥゥウン!!と音をたてている。


「まさか、バイクが武器とは....なぁ!!!」


ハントムができることは1つだ。走ること。バイクとは逆方向に。言い方を帰れば逃げるともいう。


「ヒャッハッハッハッハァ!!まちやがれぇぇえ!!」

「やばい、まずい、キツイ、ピンチ、やばい、まずい、キツイってぇえ!」


あんなのありかよ!!いや、そーいや2人を相手にするってのは最近してなかったなぁ...くそ!よく考えれば2人でコンボを狙うってのは予想できたじゃねぇか!くそ、あのバイクを何とかしないと俺に勝ち目はねぇ。まずは、どこかに隠れるか。よし!


「『トラップ・煙幕爆弾(スモーク・ボム)』!!」

「何ぃぃ!!小賢しい真似を!!げほっげほっ!」

「ちっ、フード野郎を見失っちまった!探すぞ!」


煙に紛れてハントムは民家の家へと入り込んでいたのだ。そこの家は特にこれと言って目立ったものではない。だからこそ、隠れるには最適だと判断したのだ。


「いくら仮想世界だとしても、こうもリアルだと、罪悪感があるなぁ...うーん、バイクのタイヤを狙って転倒させて、操縦している方を先に倒すか。バットを持っている方はタイマンだと勝てそうだからなぁ。ん...これは?」


ハントムの近くに紫色のクリスタルのようなものがクルクルと回りながら浮いている。アイテムだと思いクリスタルに触れてみると光りながらパァっと粒子状になり消えた。不思議に思っていると


『それは新しく追加された『マナ』というものです。その『マナ』は...』


とゲームの説明がはじまった。まとめると


『マナ』とは

フィールドに散らばっているもので、集めることによりその数に応じて、能力、スキル、アビリティ、魔法の威力、MPの回復スピード、ステータスが上がるもの。


「ん?始めの3つ...能力とかスキルとかアビリティとかが分からないんだけど?」

『それは説明が必要となった時に説明させていただきます。何か質問はありますか?』

「能力とかスキルとかa...」

『必要になったときまでお待ちください。何か質問はありますか?』

「...あ、じゃ、大丈夫です。はい。」


なんなんだ?いったい...さっき、『マナ』?に触れてから説明がはじまったからそんな感じで説明が入るのかな?しかし、まd...


「ここに!いやがったかぁ!!!」

「しまった!もう見つかったのか!!」

「あぁ、この俺の『アビリティ』だぁ!!!」

「あ、その...アビリティ?」

「なんだぁ、テメェ知らねぇのかぁ?アビリティってのはn」

『アビリティとは』

「「はぁぁぁあ!!?!?」」

どうやら説明する時みたいです。


『アビリティ』とは

1ゲーム中〜回のように回数が決められているが、MPの消費のない魔法のようなもの。使える種類に限りがある。たとえば、『アビリティ・〇〇』25% となっている場合、残り75%までスキルセットができる。この%が合計で100%の範囲内でなければならない。


「...とまぁ!こう言った感じだ。しっかし、こんな事も知らねぇったぁテメェも本当の初心者だなぁ!」

「っていうお前も今日知ったんじゃないのか?」

「な...うるせぇぇ!!」


図星だったか...って、のんびりしてる場合じゃねぇ!!

ハントムは距離を取るために移動しようとするが、それよりも早くバイクがハントムへ向かってくる。

瞬間!ハントムの脳裏に電流が走る!!

この絶体絶命の崖っぷちのピンチを乗り越えるための技を今、解き放つ!!


「これだぁあ!!『アビリティ・月面反射盾(ムーン・リフレクト・シールド)』!!!」


ハントムの叫び声と同時に半透明の灰色のホログラムのようなものがハントムを包み込んだ!ハントムを中心にして球体ができたかのようで、その様子はまさに月そのものである!

そのシールドにバイクが触れたその瞬間、触れた所から黄色い光が球体を走る。そして、バイクを弾き飛ばしたのだ!その衝撃により爆発を起こした。

ハントムの直感によって生まれたアビリティによりピンチからチャンスへと変えれた。このチャンスを元チャンピオンは見逃さない!!


「うおぉぉぉお!!!!」


雄叫びを上げながらランスで黒髪オールバックをなぎ払う。それは会心の渾身の一撃であり、見事オールバックのHPを0%にしたのだ!


「ぐっ!がっがっあっ....。」

「こ、これが『スキル・背水の反逆』!!自分のHPが少なければ少ないほど攻撃力が上がる。そして、自分よりHPが多い相手に対してはさらに上がるというもの...」


『スキル』

自分の意思に関わりなく発動するもので条件があるものや常に発動し続けるものと様々。スキルもアビリティと同じで使える種類に限りがある。『スキル・〇〇』25% となっているなら残りは75%までスキルをセットできる。もちろん、合計が100%まで。


「くそったれがぁぁぁぁぁぁ!!!!『アビリティ・自動弱点集中(オート・クリティカル)』!!!」

「!!」


少し前の力のゴリ押しではなく、今度はピンポイントで弱点を狙い続けだした!

その連撃はまさに鬼神の如く!!

ハントムはランスで防ごうとするが、余りの早さと弱点を狙う正確性により5撃中、1~2撃程しか防げない状態となりダメージを受け続ける。

『スキル・背水の反逆』によりハントムの火力は上がっているはずなのだが、その火力をも押し切る勢いであるため、策を打つ必要がある。


「!!受け流s...」

「同じ手が効くかぁぁ!!」


宝石バットが直接腹部に当たりハントムはよろめく。だが、それでは終わらない。そこから地獄のような連撃(ラッシュ)が襲う。そして、フィニッシュとしてハントムを飛ばした。飛ばされているなかでハントムは遠距離攻撃を仕掛けた。


「くっ!!!『ランス・光線弾(ライト・ロード・バルカン)』!!!」


ハントムのランスから放たれたレーザーは1度それぞれが別の方向へ行き、その後1箇所に集中して突撃を始めた。

そう、染め金の所へ。

そして、全てのレーザーがぶつかった時、とても強い爆発を起こした。

辺りには煙がたち、視界が遮られるほどだ。

「ぐっぐ、...倒したのか...!?いや違う!!上か!!」


ハントムが空を見上げると染め金が空高くからバットを振り下ろしていた。ただ、そのバットはとても巨大なもので、まるで隕石が来たかのようであった!


「こぉぉれで終わりだぁぁあ!!!!『奥義・大地完全破壊(プレート・ブレイク)』!!」

「向かい撃ぅぅぅつ!!!『ランス奥義・滅罪の光爆放射(ライト・バースト・レディエーション)』!!!」


ハントムのランスは巨大な宝石バットを狙ってキュイーンと甲高い音を出しつつ小刻みに震え、十字のような光を放ったと思うと大きな光のレーザーを出し、大爆発を起こした。

大地が、空気が振動して、確かな爆風により、周囲の大地が崩れ半径100mほどの巨大なクレーターを作り出した。

そのクレーターには2人の姿があった。1人は倒れている。そして、もう1人は勝者は勝ち誇った顔で立っていた。

そう、勝者は...ハントムだ!


『K・O!!WINNER ハントム!!』

お疲れ様でした〜

っと言ってもまだまだ続きますよ?w

いや〜アップデートした内容の説明が多かったですねぇw申し訳ないです!w

戦いはこれでも考えたんです!でも、個人的には一方的な俺TUEEEEが好きなんですけどw

これから猟くん(ハントム)は戦略を考えながら戦って成長していくっていう動きです!

戦いのシーンって結構難しいですね、上手く伝えれてるか分からないです文下手なのでw

ですが、少しでも暇つぶしになれば幸いです。

続きは閃けば書きます!ではでは〜

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