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長距離恋愛 「愛おしい人へ」  作者: 苗木野 太郎
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出会い6

そろそろ ホテルを チエックアウトし 次の目的地に行くには

時間があるので。再び 町を散策した。


お土産屋さんを通り過ぎ。隣にあった酒屋さんに入った。

そこには、地元の日本酒が陳列してあり、

一つ 試飲を頼むと 店主は心良くそれに応じてくれた。


ちゃんと 試飲用としてその日本酒は冷蔵庫の中から出てきた。

一口飲むと やはり 飲みやすく おいしい。


旅行と言うのは気が大きくなるのでしようか??

観光地と言うだけで。財布のひもが ゆるくなる。

友人の為にと 一本 買ってしまった。


まだ 出発には時間が あったので。

もう少し 町を 散策しようと思い。


そうだ。あの橋に行って見よう。

橋から川の 景色を眺めていました。

僕は景色を眺めるのは嫌いでない。 

まして 観光地の景色となると 格別な思いをいだく。


15分位は景色を眺めていましたでしょうか。

そろそろ 出発しようと思い。


後ろを振りかえり駐車場の方向を見ました。

そこで目に飛び込んできたのは。

まぎれもなく あの少女の後ろ姿です。


後ろ姿は段々と小さくなって、いくではないですか。

僕は すごく 焦りました。


もう。 絶対会えなくなる。どうしようか?

やはり、追いかけて声を掛けようか?

いや、待て。 

そんな事をして、後ろから声を掛けるなんて。

変に思われないか??


それとも 回り込んで 正面から 声をかけるべきか??

そりゃあ。 余計 変に思われるだろう?


「どうする?どうしよう?」と思っているうちに 

 少女は曲がり角を左に曲がってしました。


僕は歩くのを諦め。

「これでいい」「これでいい」と 自分に言い聞かせて。

後ろ髪を引っ張られる感覚を残し。

駐車場に向かい。

車に乗り込み、温泉地を後にして、次の目的地へと 車を走らせました。




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