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序幕

 歴史を元に話を作っているので、ここおかしいな?というところがあると思います。その時は文句をつけてください。研究しながら書いているので不備があるかも・・・・・・

 ――人間は誰でも想像の世界に憧れる


 と、(からす)は鳴いた。

 その鴉に、いいよなぁと呟く少年は丁寧に整備された拳銃を手にとって狙いを定める。とは言っても、彼が狙いを定めたのはその鴉であった。

 その鴉、白い。

 

 鴉は黒い。

 そういう方程式ができるほど鴉は黒くて当たり前。白いのは変、というのが本来である。もちろん、鴉が白いのは変だし、この鴉もまたそれは自覚していた。

 それにこの鴉、普通の鴉とは全く違う。

 羽が白いのはさておき、目が赤い。そして、この鴉、人になる。いや、元が人間なのだ。ただ、今は鴉という姿になっている。

 だから、悟れるのだと少年は思っていた。

 だから、(うるさ)いのだと少年は思っていた。

 

「あぁ、煩いですよ」


 鴉は白い翼をめいいっぱい動かして羽を撒き散らした。


 そしてそこには、いつのまにか可愛らしい少女がいた。

 白髪を持ち、それを腰まで垂らしている。赤い瞳は猫のように大きく釣り目がちで、白く透き通る肌はきめ細かく、シミ一つない。少し赤らんだ頬は丁度良く可愛く見え、桜色の小さな唇もまた、少女の可愛さを引き立たせる役割を担っていた。


 しかし、その少女――全裸。


 顔が若干赤く染まっているのはそのせいかと、少年は思う。少年もまた、少女を直視できず、目を逸らし、顔を少女と同じく赤く染めて鼻をすすったのは仕方のないことである。

 ただ、拳銃の銃口は少女に狙いを定めたままだった。しかし、その銃口も微動だが動いている。それもそのはず。それは、少年の体が小刻みに動いているからだ。

 問題なのはその少女、全裸ということ。

 何か服はないかと、少年は辺りを見回す。

しかし、それに代用できるものがなく、少年は仕方なく拳銃の銃口は狙いを定めたまま自らの上着を少女に着させた。そして、傍らに銃を置き少女の耳元で何かを囁く。

 傍から見て、それは恋人同士である。


 しかし、彼らは恋人にあらず。

 ただの主従関係である、と。



 イギリスです!

 いやぁ、楽しい

 書いてて楽しいです


 といっても、これは何かの大賞とかに応募したいと思っている作品です。

 アドバイスとかどうぞ、よろしくお願いします

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