表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/10

6、安和子の手紙

 ●11


 幸和子へ

 お母さんはしばらく帰れなくなってしまいました。知らせるのが遅くなってごめんね。

 心配しないで。ちゃんと帰ってくるから、あなたは普段どおりに学校に行って、いつもどおりに生活してね。ご飯はお隣さんに頼んであるから大丈夫よね。何か困ったことがあったら、鷹木原の伯父さんか、場合によっては高任さんを頼りなさい。

 いい? 絶対に、普段どおりにするのよ。

 それからお母さんのことは探さないようにして。高任さんにも言わないほうがいい。何があったかは帰ってから教えてあげるから。

 あとできるだけ水鏡はやめなさい。もちろん必要な分は仕方がないけど、不必要なことはしないこと。

くどいようだけど普段しないようなことはできる限りしないようにするのよ。お願いね。お母さんの言いつけは守ってね。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ