すいませんと呟いたら終わるのこの世界1
題名とか、ちょ痛い仔みたいになってる。
『いたっ』
「あっ」
女の子とぶつかった。
『大丈夫?』
「あ、す、すみませんっ」
・・・なんだこれ、ドラマか?
苦笑いしながら俺は教室に向かった。
「ねーこーちゃぁーんっ!」
『違うって言ってんだろ』
「なんだよ、なんだよーぅ、だってお前”猫川 舞貴”だろ?”まきまき”って呼ばれるのより、ねこちゃんのほうがいいだろっ!」
『両方やだから。』
「はぁっ?!」
『かってに切れてれば?』
「もういーや、俊のとこいくー」
『あっそ。じゃぁーねー』
「ねこっくんっ♪」
『・・・?なに?』
「知ってる?知ってる?3組に、超カッコイイ男の子がいるんだって!いいよねぇ。しかも、マチくんもいるしっ!みちるくんも!」
『へぇー。』
「しーかーもっ!」
『なに?』
「一番はなんと、どこから来たかわからないっ!と謎の美男!凪澤 潤くん!基本はぼーっとしてたりするけど、笑うと天使!」
『それで?』
「え。」
『それで、俺になに?』
「あぁっ、そうそうっその人たちと仲良くなってあわよくば、私も・・」
『はぁ、つくづくお前ばかだよな。』
「えへへへ~ありがとっ」
『ほめてないから。』
「じゃっ☆」
『あ。』
・・・
チッ
『痛っ』
「す、すいませんっ!」
あ。
ダッシュ逃かよ。
はぁ、どっかでこんなことなかったっけ?
今日は、CDを買って帰ろう。なんたってあの人の誕生日だからね。
♪~♪~
『♪すきすきよー。ずっとすきー。uh~♪』
なんて、歌いながら~
キィ------ッ----------------ッ
『え。』
「いやっ!誰かっ!誰か!救急車!」
なんだろうこれ、みんな俺見てる。
あー。ふらふらするな。
眠いや。
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「被告人は~」
・・・・
つまらないつまんない。つまんない。
東京に着てみて。初めてしたこと。
TV鑑賞。
とりあえず、ドキュメンタリー番組。
クソつまらないわ。
明日は用事があるから。許してあげようと思う。
あの人に会えるんだからっ!
あぁ、いとしいいとしいっ!
最後の仔イタイw