第4話 God is afraid(神はびびった)
チートみたいに強いのに、欠点が大きすぎる!!
最強にして時に最弱!問題児だらけのパーティー!
その名もチーターズ!!
突然だが!!
……………………
……………………いや、あ……あれ…………。
……………………特に話すことない……な…………。
……………………あ、でも……。
……………………ない…………か……。
じゃあ、あの、失礼しました。なんかすみません。ほんと、ね、用もないのに。でもあの、この後も、続きますので、よろしくお願いします。
……以上です。
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「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………………」
(ここ数日は連日連夜トラブルとその後始末続き……。流石にそろそろ休みたい……)
「なにしょぼくれてんだです」
「あれ、カミドじゃん。なんかご機嫌だな」
「さっぱりしてきたんです」
「カミラもいたのか。風呂かぁ、オレも行こうかなぁ」
「一緒に入るわけねえだろです」
「『オレも』の “も” は別にwithって意味じゃなくて同じ行動を取ろうかなの “も” だよ。ちゃんと言葉覚えろ」
「お姉ちゃん、シリトさんをそんな変態ロリコン野郎みたいに扱っちゃダメですよ」
「カミラ、お前はどこでそんな言葉を覚えたんだ」
神怒
超常の能:『雷神』
神楽
超常の能:『風神』
シリトをリーダーとするチーターズの一員にして、問題児×2担当。野郎どもには興味がないだろうから後書きにでも適当に書いておいたが、この二人に関しては文句なしの美少女である。あどけない可愛さと凜とした美しさが同居し、もし『魅了』だなんて能があったならきっとこんな風な顔立ちになるのだろうと思わせるほど。見た目が9歳程度にしか見えないという点を除けば、いや除かなくとも、見惚れて愛を誓おうとする変態が湧くレベルの、美少女である。
「ここはほんとに楽しいな〜!です」
「なんでもありますもんね、お姉ちゃん」
「ギルドの “なんでも屋” な部分が濃く出てるよな」
「どういうことですか?」
「ギルドはな、街のなんでも屋として建てられているんだ。娯楽が欲しいとか飯が食いたいとか風呂に入りたいとか、そういうの全部叶えるためにあるんだ。だから遊戯場もあるし食堂もあるし浴場もある」
「アソビバ行きてえです」
「その中でも最たる例が任務だな。依頼主も内容も問わず色んな困りごとが書き連ねてあるだろ?でも、ギルド主体で解決するには手が回らないから、オレたちみたいのに代わりにやってもらうための仲介として動いてるんだ」
「なるほど、そういう仕組みになってたんですね」
「アソビバ行きてえです」
「うるさいぞカミド。大体お前はあそこで金を使いすぎるから禁止にしてただろ」
「シリトさん」クイクイ
「な、なんだよカミラ」
「カミラも行きたいです。だめ、ですか?」うるっ
(こ、こいつら!同じ容姿で全く逆の対応をされるとまるで飴と鞭を同時に食らっているようだ!!)
「う…………」
「「…………」」うるうる
「うう…………」
「「…………」」うるうるうるうる
「い…………いいだろう……っ!」
「「わぁ…!」」パァッ
「ただし!使う分の金は自分たちで稼ぐぞ」
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ボーーーーーーーーーッ
ボーーーーーーーーーッ
ボーーーーーーーーーッ
「いつまでこうしてればいいんだです」
「仕方ないだろ。そういう任務なんだから」
「だいたいなんだです、鳩退治って。鳩に困るやつがどこにいるってんだです」
「それはなあ……オレも思うよ」
-----回想-----
『あらシリトさん、それに可愛い双子さんも』
『カーラさん!こんにちは』
『ども!です!』
『任務に向かわれるんです?』
『ええまあ』
『なら丁度良かった。なんでも厄介な鳩が出たらしくてね?チーターズに、出来れば双子ちゃんたちに受けて欲しいなと思ってたのがあるの』
『厄介な……鳩?退いてくれないとかですか?』
『いえ、飛び回ってるらしいけど…』
『はあ………………?まあ分かりました』
『本当?ありがとね。……この辺りに来ると予想されているみたいだから。じゃあ双子ちゃんたちもよろしくね』
『『 はい!! 』』
-----回想終わり-----
「来ませんねぇ」
「来ないなぁ」
ポッポッポ〜 ハトポッポ〜〜
「カミドは完全に飽きてるなぁ。おーいカミド!今日はもう帰るか!そしたらアソビバ行こう!」
「まじかです!」
ワーイアソベルゾーデス
「カミラももう飽きたろ。カーラさんには上手く言っておくから帰るか」
ジーーーーー
「カミラ……?」
「……あれじゃないですか?」
「え?」
「シリトさん!アレですよ!お姉ちゃーん!」タタタッ!
「うーーん??…………あ、アレか……アレか?随分と高いところを飛んでる鳩だなぁ。鳩かほんとに?…………どうやって攻撃するんだ?」
「見つかったらしいな、です」
「ああ。だけどあれじゃ遠すぎるな……」
「あーーー…あれならいけるだろです」
「え?」
「なあカミラ?」
「そうなの?お姉ちゃん」
「そりゃもちろんです」
「じゃあいけますね!」
(あんな遠くまで能力(※能の力)が及ぶの??バケモン??)
「思いっっ切りいくぞです!!」
「はいお姉ちゃん!!」
「え、やめときなよ」
ゴロゴロゴロ…………
ヒュウウウウ…………
「え、なんかすごいの準備してない?」
「「 吹っ飛ばせぇぇぇ 」」
〈遠天神々雷風〉!!!!
ドンガラゴオオガッシャーーーーン!!!!
「「 ぎゃああああああああ 」」
「…………なんで皆やめとけっていってもやめないんだろう」
説明しよう!!
天の神と同等の力を有するとすら言われる二人の能『風神』『雷神』。もちろん能に欠点はなく、二人もまたそれを自由自在に操ることを可能にする。
がしかし!いかんせん雷も風もレベルは “神”!そのあまりの凄まじさに、まだ幼い二人は
「「 …………!! 」」ガクガクブルブル
このように自分で出した雷・風にビビって固まってしまうのである!!!!
「あー……でもちゃんと当たってるっぽいなー……落ちてくるぞあれ……丸焦げだ……ん?……なんか長いな……どんだけ高いとこ飛んでたんだ……いや……遠近法のせいかな……鳩……思ってたよりも……」
ヒュ〜〜〜〜〜〜………………
「デカ ——ドゴォン!!!!!!—— い?」
「あーーー!!ギルドに鳩が突っ込んだです!!」
「と、と、と、とんでもないことになっちゃいましたぁぁぁ……。どうしましょう……!?」
「……………………」
(オレの休みが……)
「誠にすみませんでした」
「アソビバが……」
「二人とも、そんな床に頭をめり込ませなくても……。シリトさん、今回は情報不足な伝達をした私にも責任はありますし……カミドちゃん、アソビバはすぐ帰ってくるから大丈夫だよ……!」
「「 本当に!?良かった……! 」」
(お姉ちゃんとシリトさん息ピッタリ……)
(双子より双子してる……)
「これで後はシリトが一緒に寝てくれるだけだなです!」
「本当ですか、シリトさん!よかったぁ、実はまだ怖くって」
「…………カーラさんその目やめれます?」
「…………犯罪者」ボソッ
「違いますからね!!!?」
これが、神の渾身の天災を操り、それに恐れ戦く、チーターズの二人である。
カミドとカミラはあなたが今まで見聞きしてきた中で最も可愛い少女を想像してください。次に鏡を見てください。犯罪者です。一応、神楽に関しては銀のあの人とか鬼をあれするあの人とかは関係ないです。ジャンプは好きですが関係ないです。




