創作論を読んで、あれこれ考える
どうも。
毎日、暑いですね。
あまりの暑さに、「ランニングの時、ホットパンツ姿で走ってもいいか?」と夫に相談したヤスゾーです。
「恥ずかしいから止めろ」と、反対されるか。
「ふ~ん、いいじゃない」と、軽く受け入れられるか。
どちらかと思ったんですけど。
まさかの返事が、こちら。
「いいじゃないか。その鍛えられた足を見せつけてやれ!」
……。
いや、見せつけたいから、ホットパンツになるわけではないのだが……。
まあ、いいか。
▽▽▽
さて、最近、「小説に関する勉強を、もっとしないとダメだな」と考え、様々な創作論を気にかけるようになりました。
その中でも、特に心に引っかかった創作論が三つ。
① 書く前に、文字数を決めろ
元々、私、書く前に文字数を決めています。
「あ、この話は五千文字くらいだな」
「これは一万文字超えだろう」
ええ。皆様の予想通り。
その通りになったことはありません。
私の場合、大体超える。
抑えて書いても、千文字から二千文字は超える。
書いているうちに、書きたい事がどんどん増えるんですよ。「あれも」「これも」と言っているうちに、どんどん膨れて……。
それではダメだ、と。
なるほど。
贅肉だらけの、まとまりのない話になる、と。
おお、もっともだ。
そこで。
当時、書こうとしていた小説に文字数制限を決めて、余分な箇所をどんどん切り捨てていきました。
そしたら、余分な箇所の無い筋肉質な作品の出来上がり♪ アクション小説だったので、なお良い感じです。
さっそく、投稿だ♪
その結果。
過去最悪。
今までにない低評価。
あ、ちなみに「なろう」で投稿した作品ではないですよ。
……まあ、不思議とショックでは、なかったんですよね。
「私、アクションシーン書けるんだ」という感動の方が強かったからか。
結果は散々でしたが、「何を削除」し、「何を残す」べきか。考えるきっかけになったな、と思っています。
② 書いている間、「楽しい!」と感じるな。それは大体、駄作だ。
う~ん、これがよくわからない。
だってさ。
執筆活動で大切なのは、「作品を書き終わらせること」でしょう?
そのためには、少しでも「自分が楽しい」と思わないと……。
例えば。
クッキーを作りました。
真っ黒に、焦がしました。
「よし、友達に配ろう☆」
とは、なりませんよね。
危ないわ、そんな人。
自分が食べてみて、「美味しい」と思ったから、人にもあげられるわけでしょう。
自分が楽しくないのに、他人様に読ませるのは、ちょっと……。
この創作論を「作品を一週間くらい寝かせてから、推敲する」という意味でとらえている人もいるようです。
要は、「書き終え後は酔っているから、熱を冷ませ」という意味らしいですね。
一週間、寝かせてみたけど、そこまで熱が冷めたとは思えなかった……。
「五人くらいに読ませた方がいい」という意見もあります。
しかし、その五人は、どこから調達するのでしょう?
運良く、五人が見つかったとしても。
全員が読み終わる時には、一ヶ月以経っている気がします。小説の長さにもよるだろうけど。皆さん、それぞれ都合もあるでしょうし。
ただ、心に引っかかったので、頭の隅にいつも置いといています。書くのが楽しくなってきたら、ちょっと疑う。冷静になる。
③本を読め!
今までも本は読んでいました。
私は田舎に住んでいるので、お出かけとなると、一時間以上は電車で過ごす事が多いのです。
いわゆる、「滞在時間よりも移動時間の方が長い」というやつです。
その際、よく本を読んでいるのですが。
そんな頻繁に遊びには出かけられないので、読書量も限られていました。
今は、毎日、少しでもいいから読むようにしています!
図書館や中古本にも通うようになりましたね。
これが執筆にどう生かされるかは、今のところ、よくわかりません。
「文章が上手くなった!」という感じはない。
一つだけ変わったこと。
WEB小説を読むスピードが早くなりました。
私、パソコンで文字を読むことが得意ではありません。
エッセイは短いので平気ですが、小説は苦手。
なので、自作の推敲は印刷してから、行います。
それが。
読書を重ねて、読む事に慣れたのか。
読むスピードが早くなってきました。
ここ最近は「感想」まで書けるように。
逆に、「読まなくていい」という意見もあって、ビックリしました。
なんでも、プロの小説家は「あまり本を読まない」というもの。
小説は小説では学べない。
ウソだぁ。
と思ったのですが。
そう言えば、私自身、文章の流れを参考にすることはあっても。
「登場人物」や「世界観」「書きたい場面」って、小説の影響を受けていないかも。
どちらかというと、映画か舞台から受けている気がする。
……。
いや。
いやいや。
それでも私は本を読み続けよう。
読まないよりは、何かの「足し」になるような気がするから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。