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序章 これは、「代償」と「魂」のストーリー

第序章 これは、「代償」と「魂」のストーリー


私はいつも、答えを知っていた。

理屈も、理論も、理由も知らない。

ただ、答えだけを知っていた。


ここに行ったらよくない気がする。

この人からこの時間に返事が来る気がする。

このキャラクターが性がみんな好きそうな気がする。


勘が全て当たることも、自分を虐めたり、晒し上げたりした人間が自然と天罰を受けることも、そういうものだと思って過ごしてきた。


例えばそう。


FPSを無音でプレイする。

でも、敵がどちらからくるかわかる。

なんとなく。

そしたら本当に敵が来た。


たくさんの人と話している。

こんなキャラクター性が好かれる気がした。

なんとなく。

そしたら本当に無害と信じ込まれた。


英語のテストのリスニング。

なんて言ってるかはわからないし単語ひとつ聞き取れないけど選択肢はこれな気がする。

なんとなく。

でも正解していた。


観光名所の岬や峠。

よくわからないけど行ったら、車からでちゃいけない気がした。

なんとなく。

あとから調べたら心霊スポットでもあった。


なんとなく。なんとなく。なんとなく。なんとなく。なんとなく。なんとなく。なんとなく。


そこに、理由も、理論も、理屈も知らない。


声をひとつ上げるだけで誰かの運命を変えてしまうような、手順を踏めば分離体さえ作れてしまうような


「予知」

「念」


所謂「魔力」を見なかったことにして生きてきたのだ。


そう、これは私が私として、魔力を自覚して私を生きるストーリー。

なんとなくが現実になるお話。


混沌として、地獄みたいで。

それでも笑いとシュール可愛いに溢れた、日常の中の一遍。


じゃあまた最後らへんで会おっか。

もしまだ見ていてくれていたらね。


追伸

あなたの見ている風景、感じているもの。

それは、本当に「普通」なのかい?

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