幸せな光景(花音の実家編③) ―葉月Side
「鴻城葉月です。こちらこそ花音さんにはいつもお世話になっています」
ニコッと笑って花音のお母さんに返したら、目を丸くさせて驚いている。ついでに隣の花音も。ふふ、驚いている顔がそっくり。
「鴻城? 小鳥遊さんじゃ……?」
そうだよね。きっと花音は言ってないって思ってたんだ。
確かに小鳥遊の方を使ってるけど、自分の戸籍は鴻城だ。
前はそれでおじいちゃんと繋がってたら、おじいちゃんたちが死んじゃうかもしれないって、早く死なないとって頭がいっぱいになってたけど、本当に最近はそういう思考に引っ張られることがないから安定している。
それに、花音の家族にはちゃんと教えておかないとって思ったんだよね。さすがに死にたいってことは伝えられないけども。
嘘も隠し事も花音は嫌がるし、花音の家族も嫌なんじゃないかって。誰だってそうか。
「小鳥遊は父の旧姓でして。少し事情があって小鳥遊の姓を名乗っているんですけど、本当は鴻城なんです」
「え、あの……鴻城って、あの鴻城ですか?」
「ええ、その思っている鴻城で間違いないと思いますよ」
さすがに鴻城の名前は知ってるから、半信半疑にはなるよね。でもその鴻城です。
花音も花音のお母さんもポカンとした表情になってたけど、詩音と礼音は何の話をしているのか分からないんだろう。二人で顔を合わせて首を傾げている。うんうん、花音の家族はみんなそっくりだなぁ。血の繋がりを本当に感じるよ。
ああ、そうだった。ちゃんと謝らないとって思ってたことあったんだった。
「そういえば、以前は如月の者が失礼いたしました。実は彼女は私の叔母でして。無理やり服とか物をこちらに押し付けたとか」
「え、え?」
「あの叔母は加減を知りませんから。あの後、かなり怒っておきましたので。もしこれからもあの叔母から何かされるようでしたら、すぐ連絡ください。全力で対処します」
ええ、全力で対処しますとも! 叔母さん、そういえばこの間もここに色々と送りつけそうになったんだよね! いっちゃんに聞いて急いで止めましたとも! いくら私が普通に相手できるようになったからって、前に駄目だって言ったことをやろうとしちゃ駄目でしょ!
当分は会ってやらないって電話を切ったよ! いっちゃんがものすごく何とも言えないような顔で見てきたけど、いっちゃんを介しても駄目なものは駄目です!
表ではニコニコとしたまま、伯母さんのこの前の失態を思い出していたら、花音と花音のお母さんはまだポカンとした表情で見つめてきている。
鴻城って言ったの失敗だったかな? 変に気を遣わせたかも。でもいずれ分かる事でもあるとは思うし、なんてどう自己紹介すればよかったかなって少し珍しく反省していると、二人がハッとしたようにパチパチと目を瞬かせていた。
「ごめんなさい、少し驚いてしまって」
「いえ、驚かれるのは慣れていますので」
「ふふ。ああ、それとあなたの叔母様からの贈り物は大丈夫ですよ。少し驚きましたが、あの後、実は直にお話して全品返させていただいたので」
え、すごいね。さすが花音のお母さんと言えばいいのかな。あの叔母さんに返すとか。というか直接会った!? 叔母さん、なんで勝手に会ってんの!? 当分電話もしてやんない!
「積もる話は後で主人が帰ってきてからにしましょうか。葉月さんも慣れない場所で寛げるか分かりませんが、精一杯おもてなしさせていただきますね。花音、そういえば彼女の寝るところ、どうするの? やっぱりあなたの部屋じゃなくて、客間に案内した方がいいんじゃない?」
「え、あ、えと。葉月、私の部屋でいいかな?」
「うん? いいよ」
もう花音なしじゃ寝れませんからね。それはもちろんですよ。一応一人で寝れるようにいつもの薬は持ってきてるけど、あれ、もうあんまり効かないんだよね。
「じゃあ、少し二人とも休んできなさい。荷物がそこにあるから、さっき着いたばかりなんでしょう? 私は夕飯の準備をしますから。葉月さん、何かリクエストはありますか?」
え、リクエスト? うーむ。花音のお母さんの手料理。何でもいいから食べてみたいが……。
うーんと悩んでいたら花音が苦笑していたよ。だって悩むじゃんか。
「葉月はオムライスが好きなんだけどね、昨日食べたばかりなんだ。だからクリームシチューにしてくれないかな?」
「ふふ、わかったわ。じゃあ、花音。とりあえずあなたの部屋に案内したら?」
「うん、少し休んだら手伝うね。行こうか、葉月」
「うん。それじゃあ、少し失礼します」
お母さんに一言言って、花音に連れられて部屋に向かったよ。んん? なんか少し元気なくなった? なんで?
ちょっと花音の様子がさっきと違うのを気にしつつ、花音に続いて花音の部屋だと思われるドアの向こう側に足を入れた。
おお~。ここが花音の部屋か。可愛らしい部屋ですね。ふふ。ぬいぐるみもある。寮には置いてないもんね。このぬいぐるみを抱っこしながら寝てたのかな? 何それ。想像したらめちゃくちゃ可愛い。
部屋の中をキョロキョロしながらそんなことを思い浮かべていると、花音が困った感じで笑ってた。
「ごめんね、狭くて」
「うん? 全然狭くないけど?」
「寮に比べると狭いよ」
電車の時もそう思ったけど、比べる対象がおかしいと思うよ?
「葉月、お布団用意しようか。このベッド、シングルだから」
「うん? いいよ。一緒に寝よ? 大丈夫じゃない?」
荷物を置いて、花音のベッドに座ってみる。確かに寮のセミダブルでも二人で寝ると狭いけどさ。でも花音いないともう寝れないもん。大丈夫でしょ、ひっついて寝れば。
「葉月がいいならいいんだけど……」
うん? やっぱりなんか元気ない?
見上げると、花音が少し戸惑っているような感じで見下ろしてきたよ。どうしたの?
「……さっきの葉月、初めて見た」
「ふふ。昔メイド長に無理やり教え込まれた」
礼儀作法を無理やりね。いつも逃げ回ってたけど、最終的には見つかって連れ戻されて、いっちゃんと一緒に習ったんだよ。レイラは途中でいっつもダウンしてたけど。
花音が立ったまま座ってる私の顔に手を触れてくるから、そのあったかい手を握って自分の頬に押し付けてスリスリする。この手が好きなんだよね。落ち着く。
「私……まだまだ葉月のこと知らないんだね」
そんなことないよ。ママとパパのことも、鴻城家のことも知ってる。
手を離して、どうしてか不安そうな表情になった花音の腰に腕を回して引き寄せると、きょとんとした顔になる。
それにね、花音。
「花音のお父さんとお母さんには安心してほしいからね」
「安心?」
「ふふ、うん。だから鴻城の名前にした」
鴻城家は誰もが知っている名家。使えるものは使わないとって思って。そうすれば少しでも花音のお母さんたちが安心してくれるかなって思ったんだけど、でも少し失敗だったかも。そりゃ自分の娘の恋人が名家の出身だったら驚くか。
ふーむ。鴻城家だから何があっても花音を守れますよってアピールのつもりだったんだけどなぁ。安心してもらうのって難しいものです。
スリッと花音の手がまだ頬を撫でてくる。本当に心地いい。んん? なんだか少し顔が赤いような?
「花音、嫌だった?」
「ううん。ただ、どうしようと思って」
「うん?」
「どんどん好きになるなって……」
はい? 思わず目をパチパチさせちゃったよ。
あ、片手で顔隠しちゃった。い、いきなりプルプルモード入っちゃった!? 今日多いな! なんで!? そんなスイッチ入るようなことした覚えがないんだけども!?
「もう、どうしよう……」
い、いや、どうしたらいいんだろうね?
「葉月……ズルすぎるよ」
え、ええ!? そんなズルい事してないよ!? 昔習った礼儀作法通りに挨拶しただけだよ!?
あ、やっと手を取った――と思ったら、そこには顔を真っ赤にした花音の潤んだ瞳。
……可愛いすぎるんだけども。
その熱に浮かされた花音の瞳が、本当にどうしようもなく好き。
触れたくなる。
どんどん花音の顔が近づいてくる。
「葉月……好きだよ」
脳が痺れる花音の甘い囁きがゾクゾクする。
私もだよって言おうとして、
でもその前に触れたくて、
その熱さに溶かされたくて、
「ねえちゃん! あそぼ!」
バン! といきなり開いた扉と礼音の大きな声で、私も花音も固まった。
礼音や……さすがに唐突にドアを開けるとは思わなかったよ!?
「なにしてるの?」
子供の純粋なその目が痛い! その首の傾げ方がまた、どうしようって気持ちにさせましたよ!
そうだよね。大好きなお姉ちゃんとまだよく分からない私がこんな至近距離で抱き合う様を見ても分からないよね……キスしようとしてました!
あわあわあわと内心動揺していると、花音がすっと私から離れて礼音の方に向き直っている。あ、あれ? 花音さん? なんか黒いオーラを纏ってないかい?
「……礼音? ドアはちゃんとノックしなさいって前にちゃんと言ったよね?」
「……ね……ねねねねえちゃん? ななななんでおこってるの?」
あ、礼音はやっぱりこの花音を知っていますね。そして花音のその冷え切った声は確実に怒っていますね。なんか冷静になったよ。礼音のあの怯え切った目で花音を見上げている姿を見ると、もう同情の気持ちが沸き起こってきたよ。
自分もベッドから立ち上がった。礼音に近づいてニコッと笑う。さすがにこれで花音から怒られるのは可哀そうだから、助けてあげよう。
「礼音、お姉ちゃん、すぐ下に降りるって。だから先に下行ってようか? ゲームの準備しておいて。一緒にやろう?」
「ほ、ほんと!? わかった!」
花音から逃げるように行ったな。さすが弟。花音の怖さを知っている。
チラッと横目で見ると、花音は花音で立ち尽くしていますね。若干、プルプルモード入ってますね。弟に見られそうになって、恥ずかしさが込みあがってきたんですね。
身体を起こしてから花音をそっと抱き寄せてみると、簡単に体重を預けて、私の腕にしがみつきながら、肩に顔を埋めるように押し付けてくる。
ああ、もう可愛いなぁ。キスしたくなっちゃうじゃないか。でも今度は詩音が入ってきちゃうかもしれないから、我慢我慢。
「花音、少し落ち着いてから行こうね」
「………はい」
敬語になっちゃった。まあ、今顔真っ赤ですからね。弟に見られましたからね、未遂だけど。恥ずかしさMaxだね。
ポンポンと頭を撫でてあげて、花音が復活するまで待ってから、下に降りてみんなでゲームしたよ。といっても途中で花音はお母さんの手伝いにいっちゃったけどね。
◇ ◇ ◇
「ただいま」
「あ、おとうさんだ!」
「お帰り!」
「お帰りなさい」
夕飯がもうすぐ出来上がる時に、少し疲れた様子で花音のお父さんが帰ってきた。
あ、目が合った。子供たちに「ただいま」と微笑んで返してから、私の方に視線を向けてくれる。あったかい眼差しだ。メイド長から教わった礼儀モードで自分も軽く自己紹介する。
「初めまして、鴻城葉月です」
「初めまして、葉月さん。花音からあなたのことはよく聞いています。とても優しい人だと。お会いできて嬉しい限りです」
あれ? お母さんの時より驚いている様子がないな?
視界にお母さんの満足そうな頷きが見えた。ああ、なるほど。先に連絡しておいてくれたのかな。改まって緊張とか遠慮されたりするのは、確かに私もやりづらい。さすがは花音のお母さん。気配りバッチリですな。
胸があったかくなるのを感じながら、花音のお父さんに出された手に握手する。ふふ、大きいや。
パパもそういえば、こういう大きな手だったなぁ。
懐かしく思っていると、礼音が嬉しそうに「あのね、あのゲームを一緒にやってくれてるんだよ」と私のことを言ってくれている。さっきまでやってた格闘ゲームだ。クスクスと笑いながら「よかったね」と花音のお父さんが礼音の頭を撫でていた。礼音や、まだ勝負はつてないよ?
「ゲームはそれくらいにして、お母さんたちのお手伝いしようか。帰って来たばかりの花音にやらせてばかりじゃ駄目だよ?」
「もう! なんで私なの!? ちゃんとお手伝いしてるもん!」
「さっきおれのコントローラーうばってたのに」
「礼音が下手だから葉月さんが可哀そうだと思ったんだもん!」
「へたじゃない!」
ありゃりゃ。詩音と礼音が喧嘩し始めちゃった。
でもそんな喧嘩が微笑ましいなって思っちゃったよ。私はいっちゃんと喧嘩にならなかったんだよね。喧嘩になるまえにお説教が始まりますから。
「二人とも、こんなところで喧嘩しないで。葉月もどうしたらいいのか困っちゃうでしょ?」
「そうよ。お母さん、喧嘩じゃなくて二人にやってほしいのはお皿並べたりのお手伝いよ?」
「お母さんも花音もこう言ってるけど、二人はどうする?」
「「手伝う」」
つい笑いが出そうになっちゃったけど、ポンポンと二人の頭を花音が軽く撫でて、お父さんとお母さんも一緒に仲裁に入っている。この三人の連携、すごすぎない? これが桜沢家の日常か。いっちゃんがいたら絶対感心してるよ、うん。って感心してる場合じゃないね。
「花音、私も手伝うよ」
「大丈夫だよ。葉月はちょっとゆっくりしてて?」
いやいや、そういうわけにはいかないでしょ。確かにお客さんかもしれないけど、泊まらせてくれて、さらにご飯まで貰うわけだから、テーブルを拭くとかは手伝わないと。
クスっと花音がいきなり笑って、さっき礼音にしてたように今度は私の頭を撫でてくる。
「ご飯の準備は詩音たちに任せて、私たちはゲームの片付けしよっか」
「うん!」
そうだった! 花音のお父さんが帰ってきたから、ゲーム機放り投げてそのままだった!
やること出来たって内心ウキウキしながらゲーム機を片付けると、花音が「ありがとう」って笑ってくれる。えへへ。花音のその『ありがとう』好き。
テーブルにクリームシチューとかサラダとか並んで、花音のお父さんも着替えてきた。おお、美味しそう。さすがは花音のお母さんである。グーってちょうど私と礼音のお腹が鳴って、礼音と顔を見合わせた。
「おいしそうだね、礼音」
「おいしいよ! おかあさんのしちゅーいちばん!」
「おお!」
クスクスと周りのみんなが笑っていたけど、私のお腹は正直なのだ。みんなでテーブルを囲んで『いただきます』と手を合わせた。
どれどれ~? じゃあサラダか、ら……うぐ! ピンチ!
サラダに手を付けようとして、箸が止まってしまった。なんと、生の玉ねぎがあるではないか! これはどうすればいいんだ!?
気づいた花音が笑って、私のサラダから玉ねぎだけ取り除いてくれた。ホッと安心してしまうと、礼音たちがきょとんとした顔を向けてくる。
「葉月さん、食べれないの?」
「おいしいのに」
グサグサっと胸にその悪意ない子供の言葉が突き刺さるよ! 痛いよ! でも仕方ないじゃないか! 生だけは駄目なんだよ、生だけは! あ、お母さん、謝らないでください。ただの好き嫌いです、ええ。あれ? 礼音君や? 何故にその人参をそっと詩音のお皿に入れてるんだね?
「あ! 礼音! なんで入れるの!?」
「いれてない」
即座にフリフリと首を振っている礼音と、怒りつつも自分のサラダに入っているブロッコリーを礼音のお皿に乗っけている詩音。似た姉弟ではないか。
「こらこら二人とも、ちゃんと食べようね」
「でも葉月さんだって食べてないのに!」
「詩音は本当は食べれるでしょ? 礼音もちゃんと食べなさい」
グサグサ! お母さんにお父さん! 私も無理すれば食べれます! いつも花音が怒った時は食べさせられます! ぐぐ……これは食べなきゃダメな流れじゃないか。ええい! いつもは無理やり食べてるんだい! 私だって食べれるんだい!
パクっと花音が避けてくれた玉ねぎを口に放り込むと、みんなが目を丸くさせて見てくる。うぐう! きつい! 匂い! 味! きつい! でも食べれるんだい!
ゴクッと無理やり飲み込むと、ふふっと隣の花音が笑った。
「ほら二人とも、葉月だって苦手でも食べてるよ?」
ひいいい、笑顔で返してあげたいけど、無理無理! ゴクゴクと水を飲み干すと、二人が顔を見合わせてから自分達の人参とブロッコリーをパクっと食べている。うむ。お手本になったようだ。いっちゃんに言って後で褒めてもらおうじゃないか!
苦手なものを食べ終わったあとは、口の中は安全地帯になった。っていうか花音のお母さんのシチューうま! 花音のも美味しいけど、さらにコクとまろやかさがある気がする。花音はお母さんに料理習ったって言ってたよね。花音の料理スキルはこのお母さんから受け継がれたわけだ。納得。
「礼音、あんまり一気に口に入れなくても、シチューは逃げないからね」
「んぐ?」
「あはは! 礼音、何それ! ほっぺ膨らんでるよ!」
「口の周りもシチューだらけ。ほら、こっち向いて。あ、先に飲み込んでからよ」
食卓はにぎやかでみんなが笑っていた
その光景が、とてもとても懐かしい。
『葉月、ほらもう一口食べる?』
『いやいや美鈴さん? 先に口の周りを拭いてあげよう? クリームだらけだよ』
『じゃあ私がもらっちゃお! んー! 浩司さんのホットケーキはいつ食べても美味しいわよね!』
『ママー、あーん』
『浩司さん、ここに妖精がいるわ。可愛らしい妖精があーんと口を開けてるわ』
『うんうん、葉月、そのホットケーキを食べる前に一回拭こうね』
美味しくて、楽しくて、
その幸せな光景が、本当に懐かしい。
花音のお父さんが、
お母さんが、
詩音が礼音が笑っていて、
花音が笑っていて、
胸の奥が熱くて、切なくなって、
ポカポカしてくる。
スプーンを持っている手に、そっと花音が手を重ねてきた。
「葉月、おかわり食べる?」
柔らかく微笑む花音の優しい暖かさが手を包んでくれる。
なんだか嬉しくなって、スプーンを一回置いて、その手に指を絡ませた。
ポカポカしているから、つい口元が緩んでしまう。
「食べる」
「……だから、不意打ち」
え、え!? なんでここでプルプルモード!?
いきなりもう片方の手で顔を隠してプルプルモードになった花音にワタワタしていると、詩音と礼音は心配しだして、花音のお父さんとお母さんが困ったように笑っていた。
結局花音のお母さんがお代わりを持ってきてくれたよ! これは何杯でもいけるシチューです!
あの、花音? そろそろ復活して? シチュー冷めちゃうよ?
お読み下さり、ありがとうございます。