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99話 不器用だなぁ —花音Side※

 


「あれ、葉月っちは?」

「後で来る」


 次の日、一花ちゃんが葉月と一緒じゃなく、1人で私たちのいる会長の別荘に来た。


 今から私たち生徒会は打ち合わせ。その間、舞が1人になって暇になるから舞の相手をするらしい。でも珍しいなぁ。一花ちゃんの傍に葉月がいないなんて。


「花音、体どうだ? 平気か?」

「あ、うん。ごめんね、一花ちゃん。心配かけちゃって」

「何ともなかったならいいさ」


 とても安心したように笑ってくれた。本当、葉月も一花ちゃんも優しいよ。


 葉月は何か用事があるらしい。それが終わってから来るんだって。お昼はキッチン借りられるかな。昨日心配かけたお詫びに、みんなに好きなモノを作ってあげようと思う。


 舞と一花ちゃんを部屋に残して、東海林先輩たちと合流した。


 すごい。これが文化祭でやること? 事前に来賓の方々に挨拶も行くらしい。ちょっと茫然としてしまったら、東海林先輩が苦笑していた。あ、後でどうやって挨拶したらいいか相談しよう。失礼があったら大変だもの。


 お昼近くなったから、先輩たちに一言言ってキッチンに向かう。あの会長を「坊ちゃま」と呼んでいた人にも許可を取ってチャーハンを作った。会長たちがそれ食べたいって言ったからね。それに合わせてスープも作って、皆を呼びに行く。後はテーブルに運ぶだけ。


「あ、花音。それぐらいはあたしらでやるよ」


 ちょうどキッチンに顔を出した舞。あれ、一花ちゃんも一緒? そういえば葉月は来たのかな?


「一花ちゃん、葉月まだ来ない? 一応葉月の分も作っちゃったんだけど」

「いや、来てるぞ。部屋で寝ている」

「な~んか葉月っち、すごい疲れてたみたいでさ。もう熟睡。ああ、花音のベッド使わせてるから」


 そうなんだ。あと疲れてるんだ? 何かあったのかな? 一花ちゃんが「そろそろ起こすか」って時計を見ていた。


「いいよ、一花ちゃん。私が起こしてくるよ」

「そうか?」

「そうだよ、一花。こっちの方を手伝ってよ。花音は作ってくれたんだから、これぐらいはあたしらでやらないと」

「それもそうだな。じゃあ花音、頼む」


 東海林先輩たちのことも呼んできてくれることになったから、私は葉月が寝ている自分の部屋に向かった。


 キイッと静かにドアを開けると、確かに葉月は私が使っているベッドに寝ていた。


 近づいてみると、気持ちよさそうに寝ているみたい。いつ見てもこの寝顔は可愛いな。


 ベッドの端に腰掛けて、そっと頭に手を置いて撫でてしまう。なんだか起こすのが勿体ない気がする。疲れてるって言ってたし、このままもう少し寝かせようかな。


 その寝顔を見ると、嬉しくなってしまった。

 トクントクンと心臓が高鳴る。


 もう少し、見ていたいな。

 気持ちよさそうな葉月。その安心しきっているあどけない寝顔は可愛い。


 あ、でも起きちゃった。


「花音……?」

「起こしちゃった? ごめん」

「……いっちゃんは?」

「お昼の支度してくれてる。ホントは葉月を呼びにきたんだけどね。あんまりにも気持ちよさそうに寝てるから、起こそうかどうか迷っちゃって」


 まだ眠いのか、ぼーっとしているようで見上げてきた。本当に疲れてるんだ。ソッとまた、頭を撫でてしまう。


「葉月……疲れてる?」

「……んー」

「もう少し後に、葉月の分持ってこようか?」

「……ご飯なに~?」

「チャーハンだよ」


 葉月も前に気に入ってたけど、でも眠いなら寝た方がいいとも思うし。「んんー……」と眠そうに身じろいでいる。


 ……あの葉月? 手にスリスリ頭押し付けないで? その仕草、可愛すぎる。


 仕草をやめた葉月が寝ぼけ眼でまた見上げてきた。


「花音~……?」

「ん?」

「体平気~……?」

「うん、もう元気だよ。心配させてごめんね」


 そう伝えると、安心したように笑ってくれる。本当、これからは気をつけなきゃね。


 ゆっくりと葉月は起き上がったけど、大丈夫? まだ眠そうだよ?


「……食べる」

「そう? 平気?」

「ん……」


 本当に眠そう。ベッドから降りてからも何度も欠伸している。あんまり目を擦っちゃだめだよ。体も疲れているのか、グーっと背中を伸ばしていた。


「昨日……抱えて泳いだからか~……」

「え?」

「ん~、何でもない……」


 聞こえてきた葉月の呟きに、思わず首を傾げてしまった。抱えて? どういうことだろう? 


 でも葉月は苦笑してそれから何も話さない。何でもないって言ってたから、気にする必要ないってことかな?


 食堂に着いたら、もう皆揃っていた。誰もが満足してくれたみたい。良かった。葉月は眠そうにしながらもモグモグ食べてたけど、眠そうなのに美味しそうに食べてくれるなぁ。



 □ □ □



「他に買うモノあるかしら?」

「大丈夫だと思いますよ、あとは花火だけあれば」


 今日の夜は花火をやる予定。後はまたバーベキュー。食材は会長のお世話をしていた使用人さんが用意してくれてたから問題無い。


 ただ、さすがに花火は予定外だったみたいで、舞も一緒に選ぶって言って東海林先輩と月見里(やまなし)先輩について買いに行っちゃった。


 ああ、阿比留先輩のヴァイオリンが聞こえる。部屋で練習しているんだろうな。九十九先輩は部屋で課題を片付けたいらしい。一花ちゃんと葉月は私と舞の部屋で寛いでいると思う。まだ葉月が眠そうだったからね。


 私と会長は、とりあえず文化祭の来賓リストをまとめていた。リストをマジマジと見てると、会長のお母様の名前もある。あ、これは一花ちゃんのご両親かな。東雲(しののめ)ってあるし。


 こう見てみると近場の生徒のご家族は来るみたい。……じゃないや。まず来るかどうか確認しないといけないのか。


 これは大変だなぁ。それに各クラスの催しもあるし、部活毎でもイベントやるところもあるし、調整と準備と、生徒会も目まぐるしくやらなきゃいけないのか。忙しくなりそう。


 ふうと一息吐いた。なんか喉乾いちゃった。


「会長、何か飲みますか? 紅茶淹れてこようと思うんですけど」

「いや、俺は大丈夫だ」


 書類から目を通すのをやめない会長。ちゃんと自分で確認するんだよね。こういうところも生徒たちに見せればいいのに。


 まあ、いいや。じゃあ自分の淹れてこようと立ち上がったら、耳にかけていた前髪がパラっと目にかかる。まだこれからこの書類読むつもりだし、ちょっと邪魔かな?


 着ている上着のポケットに手を入れて、詩音と礼音が今年の誕生日でくれたヘアピンを取ろうとした――んだけど……あ、あれ? ない? ポケットの中に何もない。うそ……さ、最後に使ったのいつだっけ?


「どうした?」


 あ、立ち尽くしたままだったから会長が訝しんでいる。


「い、いえ。何でもないです」

「どう見てもそんな顔してないぞ?」


 そんなに分かりやすかったですか? だからって、そんなジト目で見てこないでください。


「気にしなくて大丈夫です。落とし物しちゃったみたいで、ちょっと探してきますね」


 そんな会長に背中を向けた。

 とりあえず、キッチンとかバスルームとか見てみよう。


 キッチンに行ってみる。あ、使用人さんがいた。あ、はい。何も落ちてなかったですか。じゃあここじゃないね。バスルームにも無かったと言われちゃった。この人たちがお掃除してくれてるもんね。じゃあ、そこにも無いのか。


 自分の部屋に戻ってみる。葉月、また寝てる。一花ちゃんは読書タイムみたい。私に気づいて「どうした?」と聞いてきたから、何でもないと返したらすぐ本に視線を戻していた。本当に一花ちゃんは本が好きだよね。ああ、それよりバッグの中確認してみないと。……無い。


 また部屋を出て廊下を歩く。うーん、最後に使ったのは……昨日かな。ああ、そうだ。昨日のお昼に使ったから……あれ、使ったっけ? でもそう、この上着のポケットに入れたのは確かなんだよね。それに砂浜に持って行ったし。葉月が釣りしている所にこれを羽織っていったのも確か。


 もしかして歩いている時に落としたとか? じゃあ外の可能性もあるのかな。


 とりあえずお庭の方に行ってみよう。そこから砂浜に降りていったし。


 お庭に向かって少し歩いてみる。ここに落としてたら見つけるの大変だなぁ。でも、詩音と礼音がくれたものだし。


 キョロキョロと隈なく探してみる。このお庭広いから、ここを見て回るのも大変。でもこの別荘に来た時に舞と一緒に見て回ったんだよね。もしかしたらって可能性もあるし。使用人さんたちも、さすがにここだと見落としているかもしれないし。


 でもないなぁ。仕方ない、砂浜の方に――。



「ハア、何している?」



 ん? と思って振り返って建物の方を見ると、会長が腕を組んで呆れたように入口に立っていた。何でそんな呆れているんですか? そして何でそんな面倒臭そうに近付いて来るんですか。


「全然戻ってこないから何かと思えば……落とし物とやらが見つからないのか?」

「え? ま、まあ……」


 わざわざ探しにきたんですか? そっちの方が驚きですよ? と目を丸くしていたら「もう夕方だぞ?」と言われてしまった。


 確かに、日が落ち始めている。夢中になって気付かなかった。これは早く見つけないと、夜になってしまう。というか見つかるかな? 砂浜に落としてたら、絶望的だなぁ。


「待て、どこにいくつもりだ?」

「一応あっちの方も見ておこうと思って」


 砂浜の方を指差すと、会長が疲れたように肩を竦めて、何故か隣を歩き出した。


「会長?」

「2人の方が見つかるかもしれないだろうが」


 ぶっきらぼうに言いながら、地面をキョロキョロし始める。付き合わせるのも悪いなぁ。見つからないかもしれないのに。


「会長、大丈夫ですよ?」

「いいから、お前はそっち側を見ろ。何を落とした?」

「だから、大丈夫ですよ?」

「いいから教えろ」

「……ヘアピンです」


 聞く耳持たないからつい答えてしまったら、またキョロキョロと地面を見始める。……仕方ない、少し付き合ってもらおう。確かに2人の方が見つかるかもしれないし。


 どんどん砂浜の方に歩いていく。だけどやっぱり見つからない。さすがに砂の中に入ってたら見つからないよね。


「……やっぱりないですね」

「そんな大事なモノだったのか?」

「妹たちからの誕生日プレゼントだったんですよ……」


 今年の誕生日プレゼントで、わざわざ送ってくれたものだったから。可愛い髪飾りだったし、気に入ってたんだけどな。


 ハアと思わず肩を落としてしまう。でも仕方ない。さすがにこれじゃあ見つけられないよ。ごめんね、詩音、礼音。今度帰った時にお詫びしよう。


「はぁ……妹たちには素直に謝ります。すいません、会長、付き合わせちゃって」

「……どんなのだ?」

「え?」

「だからどんな形だ?」

「ああ、鳥の羽のヘアピンですよ。でも無理ですね。もしここで落としてたら見つかりませんよ。上着に入れっぱなしだった私のミスです」


 会長にこれ以上付き合わせるのも悪いですし。って会長? もう大丈夫ですよ? 探さなくていいですってば。


 でも、会長はキョロキョロとまだ地面を見渡している。


「あの……会長? もういいですよ?」

「……お前が昨日荷物置いた場所どこだ?」


 え、どうしてそんなこと聞くの? まだ探すつもりですか?


「だからいいんですって」

「お前、俺を誰だと思ってるんだ」

「はい?」

「さっさと教えろ」

「……ちょっと向こう側です……けど……」


 ど、どうしてそんな迫力あるんですか。思わず答えちゃったけど。でももう本当にいいんですってば。諦めますから。って、そんなサクサク行かないでください!


 それでも会長はザクザク足で砂を払いながら、キョロキョロ見渡す。さすがに見つからないと思うから、会長。


「あの、会長……! 本当にいいですから……!」


 何度も大丈夫ですって言っても、全然会長は聞いてくれない。もう詩音と礼音には謝って許してもらいますから。あ、やっと止まった。って何で舌打ちするんですか。そんな会長を見て、思わず呆れてしまう。


「……お前、昨日小鳥遊が釣りしてるところに行ってたよな?」

「え? まぁ、はい……」


 いきなり振り向いて、そんなことを聞いてきた。まあ、確かに昨日葉月の釣りの様子を見に行ってたけど。


 ……また探し始めちゃった。ハア、もう諦めていいんですよ、申し訳ないんですけど。でも会長って頑固なところあるからなぁ。かといって、ずっとここで探すわけにはいかないし。もうすぐ日も暮れちゃうし。


「会長……本当にいいですから。皆のところに戻りましょう?」


 諦めてほしくて伝えても、全然聞いてくれない。ずっと足を動かしながら進んで、キョロキョロ地面を見ている。


 もう無理やり連れて帰ろうかなと思ったところで、会長がピタッと動きを止めた。どうしたんだろう?


「会長?」


 諦めたのかなと思ったら、徐にしゃがみこんで、手でその辺りの砂を払い始めちゃった。一体どうし――。


 ゆっくり立ち上がって、会長が私に向き直ったと思ったら、手を差し出してくる。何だろう? つい流れでその手の上を見て目を丸くした。


「えっ?」


 ついびっくりして、呆けた声を出してしまう。詩音と礼音がくれた鳥の羽のヘアピンがあったから。信じられなくて、自然と口を手で押さえちゃった。


「嘘……?」

「……違うか?」

「これ……です……」


 間違いない。この形、間違いなくあの2人がくれたもの。色も同じ淡いピンク。これが違う人のものだとしたら、そんな偶然あったらそっちの方が奇跡。


 でもまさか、こんな砂浜から見つけるなんて。


 茫然としていたら、「ほら」と会長がそのヘアピンを押し付けるように渡してくるから、慌てて手を開いて受け取った。


「ありがとう……ございます……」

「あんまり嬉しそうじゃないな?」


 いや、あの、嬉しいんですよ? 嬉しいんですけど。


 そのヘアピンと会長の顔を交互に見てしまうと、会長は不機嫌そうに眉を顰めていた。え、何で?


「いえ……もう諦めていたので……まさか見つかるなんて……」

「じゃあ笑え」

「……はい?」


 笑え?


「嬉しいなら笑え」


 その言葉を聞いて、思わずポカンと口を開けてしまった。え……会長? 私に喜んでほしくて探してくれたんですか?


「会長……あなたって……」

「……何だ?」


 私の反応が予想外なのか、会長はだんだん不安げな表情になってきている。


 そんな会長がおかしくなってきて、笑いが込み上げてきた。たまらず「ぷっ! ふふっ!」って吹き出してしまうと、今度は会長がポカンとしちゃった。でも、ごめんなさい。止まらない。


「ふふっ……! あははっ……!」

「何がおかしい……」


 一気にまた不機嫌そうになってる。けど会長には悪いけど、笑ってしまいますよ。


「ごめ……なさっ……! ふふっ……!」

「……」

「だって……会長……本当に……」


 笑いすぎて涙が出てくる。おかしすぎるんだもの。



「本当に、不器用ですね」



 これが大事なモノだから、一生懸命探してくれたんですよね?

 私のことを考えて、探してくれたんですよね? 喜んでほしくて、諦めないでくれたんですよね? 心配してくれたんですよね、私がこれを失くしたら悲しむんじゃないかって?


 なのに、その伝え方って。

 笑えって。

 不器用にも程があるじゃないですか。


 普通に喜んでほしかったからでいいのに。そんな会長の不器用な優しさが伝わっておかしいけど、その気持ちは純粋に嬉しいですよ?


 あ、笑いすぎちゃったかな。つまらなそうに顔を背けちゃった。でも自然とふふって笑ってしまう。


「はぁ……ありがとうございます。これで妹たちに謝らなくてすみますね」

「……何でこうなる」

「はい?」

「ちっ……本当に上手くいかない」

「何ですか?」


 小声で何か呟いているけど、何が上手くいかないのだろう?


「……もういい。戻るぞ。そろそろあいつらも戻ってくるだろ」

「あ、はい」


 手の中のヘアピンを見つめて握りしめた。会長がせっかく見つけてくれたから、大事にしなきゃね。


 ってあれ? 会長に視線を戻したらもういない。慌てて振り返ると、会長はさっさと別荘の方に戻っている。え、もしかしてかなり不機嫌?


「ちょ……何でいきなり不機嫌になってるんですか?」

「別に不機嫌なわけじゃない」


 隣に並ぶとプイっと顔を背けてる。いや、あの、かなり不機嫌じゃないですか。やっぱり笑いすぎたかな。あれ、でも耳赤い。もしかして、お礼言われ慣れてないとか?


「会長、本当にありがとうございます」

「何度も言わなくても聞こえている」


 本当、そこは“どういたしまして”でいいと思うんですけどね?


 でも、そんな会長がまたおかしくて笑ってしまう。しまいには「笑うな」と言われてしまった。笑えって言ったり、笑うなって言ったり忙しい人だなぁ。素直にお礼を受け取ればいいのに。



 葉月の方がこういうところは素直に受け取ってくれて、笑顔で返してくれるんだけどなぁ。


 そういえば起きたかな? かなり疲れている様子だったもんね。様子見にいこうか? あ、でも書類置きっぱなし。


 別荘に戻ったら、書類は全部会長が片付けてくれていたみたい。正直助かった。途中でこのヘアピン探しにいっちゃったから。けど会長に見つけてもらったし、今度お礼に会長の好きなゼリー作ってあげよう。




 葉月はもう部屋にいなくて、お庭の方に行っていたみたい。あの、一花ちゃん? 何でそんな震えているの?


 葉月に聞くと「放っておいて」とのこと。何かあったの?

お読み下さり、ありがとうございます。

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