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短編詩

欠落

作者: 半信半疑

「ゆれる」


 足が一本少ない

 小グモ。

 綺麗ごとばかり呟く

 機械。

 赤みがかった空の下で、

 底の見えない湖に沈むような

 不安定感。

 足首、ひざ、ふともも、

 腰、胸、肩、

 首、鼻、目。

 完全に消える前に、

 白でぬりつぶされた、

 一色の世界を見た。



「代償」


 ヒトは、

 知性を得る代償として、

 たくさんの命を必要とするようになった。

 植物のようになれれば

 よかったのに。

 私達を生み出した神様は

 イジワルだ。

 最初から償いを強いるなんて。



xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxおしまい。


 

クモは実際に見たよ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ふたつとも好きです。 [一言] 私が書いているときに抱く想いと、どこか響き合った気がしました。 こういう投稿の仕方もいいですね。
[一言] 「ゆれる」 完全に理解はできないですが、なんだかこう、ふわふわっと伝わるものがありました。 怖いというより、不気味? ゾワワッとする感じです。 けれど、そんな不気味でゾワワな感じが不思議と…
2017/05/04 10:04 退会済み
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