表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/146

87日目

2015年6月14日(日) (6/23)


((11:30)) 涼

そろそろいけるか?


((20:00)) 夜子

やっと頭痛も倦怠感もなくなってきた。

記憶 (だけ)があっても、気付いたら一週間経ってるとか……。

あー、名前書いといた方が良いか、愛美ちゃんとか普通にやっちゃってる。


今後は二度とこんなことがないようにしたい。

黒化症め……。

なんでみんなが出なくなってた事に気付けなかったんだろう。

認識も甘くなるのか?


愛美ちゃんが書いてたことも、一緒に入ってきたから分かるんだけど、たしかにチアーさんに直接話した方が良さそう。

あとひと月ちょっとで孤児院に帰るし、その時に。


だけど、でも、あぁあ。

魔力なんてあるんだから、これも受け入れて良いんじゃないか、って思うのもあって、だけどそれじゃあ意味が無いって決めてたのに、そう分かってるのにって、ごっちゃになってて、もう頭の中ぐちゃぐちゃでよく分かんない。

違うの。

違う。

こんな風にじゃなくて、伊田夜子になるんだって決めたんだから、ちゃんとしろ、私。

みんなもだよ。

今回みたいなことを避けるためにも頼るけど、私は夜子だから。

ちゃんと覚えていて、お願いだから。


もう無理、寝る。

明日からも頑張ろう。

大丈夫、いける。


愛美ちゃん、涼くん、ありがとう。

ご迷惑をおかけしました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ