鳥籠
籠の中の鳥のようなわたし
可愛そうなわたし
籠から見える世界しか知らないわたし
外の世界の広さを何も知らないわたし
知ることをわたしは畏れているの
畏れるばかりでわたしは外をはばたくことができないでいる
籠から出れたとしてもわたしの体に巻きつく銀の鎖
どこにもわたしは逃げられはしない
つながれたわたしは囚人で
籠の中は、監獄のようで
わたしは、誰かを監視し、誰かがわたしを監視している
みんながみんなを監視している
わたしが誰かを囚人にし、誰かがわたしを囚人にする
誰もが皆誰かと鎖で結ばれている
皆囚人で、皆看守
誰もが羽ばたこうとし、周りの目により阻まれる
天を舞うものは、地に縛られる
いつしか空をはばたくための翼は、退化して
夢を無慈悲に砕かれる
嘆き苦しみあえいでも差し出す手はなく
飛び立つための翼を失ったわたしは、籠の中
わたしを閉じ込めるのは誰?
わたしは誰にも閉じ込められてはいない
わたしを閉じ決めているのはわたし
初めて詩を書いてみました。詩とよべないものでしたらすみません。
後学のためにも感想評価をお待ちしております。
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