第1話+女神の仕事
選んでくださりありがとうございます!
初投稿なのでおかしい所があるかもしれませんが温かい目で見ていただけると嬉しいです
ドンッ...
勇者が落ちてきた音だ。久しぶりにデブだ。この仕事になって56年、デブの8割はハズレだ。勇者ってもっと、スラッとしたイケメンじゃない?神見習い達ももっとマシなの選んでこれないのかな。
勇者はのっそりと起き上がり、高貴なる女神様の存在に気づいたようだ。
「貴方様は!?」
「我が名は豊穣の女神メデルテ、世界の平和と安泰をもたらす女神だ」
何回やっても恥ずかしい。
「あ、これってあれだろ!異世界転生ってやつだろ?」女神の説明も待てずに勝ち誇った様に言ってくるとは...初診は凶と。
「その通りだ!お前は——」
言いかけたところでまた割り込みをしてきた。
「分解ってる。俺は死に、そして勇者となり異世界を救いに行くのだろ?ドヤッ」
自信満々な笑みでこちらを見つめてくる。
大凶だ、大凶を引いた、早く終わらせるが吉!
「説明はいらないようだな、では貴様には女神の恩恵を授けよう、何でも欲する力を言うがいい」
こいつが考えてるうちに転送する異世界探さないと...
おお!!この世界、いい感じに荒れてて好物件じゃん!!
「女神よ、欲する力とは何でもいいのか?」不気味な笑みを浮かべながら言っている。
「ああ、何でも構わない」何か裏がある気がして、嫌悪が相手に分からないよう作り笑いをする。
「では、俺は女神の身体を欲する!」
「エ?...ハ?ん?」
時が止まった。今まで透明人間になりたい奴とかは居たが女神になりたい奴は初めてだ。そんな場合では無い。反論する間もなく閃光が走る目を開けるとそこには私がいる。いや、私の肉体だったものだ。クソッ、早く、今なら間に合う、異世界に転送される前に、取り戻さなければ────── キラリン☆
この日、豊穣の女神メデルテはカスハラに耐えかね、女神を辞めることを決意したらしい。これはそんな女神メデルテが女神を辞めるために下界に戻るっていうお話。
不定期更新で書いていく予定です
次話をお楽しみに!!




